書誌種別 |
図書 |
タイトル |
平安時代の佛書に基づく漢文訓讀史の研究 4 中期訓讀語體系 |
タイトルヨミ |
ヘイアン ジダイ ノ ブッショ ニ モトズク カンブン クンドクシ ノ ケンキュウ チュウキ クンドクゴ タイケイ |
人名 |
小林 芳規/著
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人名ヨミ |
コバヤシ ヨシノリ |
出版者・発行者 |
汲古書院
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出版者・発行者等ヨミ |
キュウコ ショイン |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2012.9 |
ページ数または枚数・巻数 |
15,623p |
大きさ |
22cm |
価格 |
¥18000 |
ISBN |
978-4-7629-3594-7 |
ISBN |
4-7629-3594-7 |
注記 |
布装 |
分類記号 |
811.25
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件名 |
訓点-歴史
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経典
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内容紹介 |
日本の訓點の起源から、平安初期・中期・後期までの訓讀語体系を明らかにするとともに、その変遷の原理をたどる。4は、平安中期の漢文訓讀語體系を考察する。 |
著者紹介 |
1929年山梨縣生まれ。東京文理科大學文學科國語學國文學專攻卒業。徳島文理大學教授、廣島大學名譽教授。文學博士。著書に「平安鎌倉時代に於ける漢籍訓讀の國語史的研究」など。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009811593144 |
目次 |
第一章 總説 |
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第二章 寛平法皇の訓讀法 |
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第一節 寛平法皇の御事蹟と加點本/第二節 寛平法皇の訓讀法 |
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第三章 石山内供淳祐の訓讀法 |
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第一節 淳祐内供の御事蹟/第二節 淳祐内供の書寫加點本とその教學/第三節 淳祐内供の訓讀法(一)/第四節 淳祐内供の訓讀法(二) |
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第四章・第五章の始に 特定ヲコト點使用資料の訓讀 |
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第四章 慈覺大師點所用資料の訓讀法 |
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第一節 慈覺大師點の訓點資料/第二節 慈覺大師點の使用時期と使用者/第三節 慈覺大師點資料における表記面の共通性/第四節 慈覺大師點資料の訓讀法/第五節 特に淳祐の訓法が混在する慈覺大師點資料 |
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第五章 順曉和尚點所用資料の訓讀法 |
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第一節 順曉和尚點の訓點資料/第二節 石山寺藏蘇悉地羯羅經略疏天暦頃點の訓讀法/第三節 蘇悉地羯羅經略疏天暦頃點と淳祐加點本との訓讀法の比較/第四節 順曉和尚點第二類資料の訓讀法 |
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第六章 石山寺經藏の平安中期古點本の訓讀法について |
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第一節 石山寺藏の平安中期古點本/第二節 石山寺藏平安中期點の訓讀法/第三節 石山寺藏平安中期點の訓點資料における特異な訓讀語 |
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第七章 天台宗三井寺の訓讀法 |
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第一節 天台宗三井寺の訓讀資料/第二節 蘇悉地羯羅經卷上延喜九年點の訓讀法/第三節 三彌勒經疏古點の訓讀法/第四節 百法顯幽抄古點の訓讀法 |
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第八章 天台宗延暦寺の訓讀法 |
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第一節 寛平法皇の訓讀法と比叡山系點本の訓讀法/第二節 阿彌陀房明靖の訓讀法/第三節 天台宗三井寺の訓讀法との比較 |
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第九章 眞言宗小野流の訓讀法 |
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第一節 小野流の祖、仁海の御事蹟/第二節 仁海の自筆加點本/第三節 仁海の訓讀資料/第四節 仁海の訓讀法の傳承 |
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第十章 辯中邊論における眞言宗石山寺淳祐内供の訓讀法と法相宗興福寺空晴僧都の訓讀法 |
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第一節 辯中邊論における淳祐内供と空晴僧都の加鮎/第二節 淳祐内供の訓讀法と空晴僧都の訓讀法の比較 |
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第十一章 興聖寺藏本大唐西域記卷第十二平安中期點の訓讀法 |
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第一節 はじめに/第二節 表記上の注目點/第三節 音韻上の注目點/第四節 和文系の語詞/第五節 訓讀法について/第六節 終りに |
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第十二章 大乘掌珍論天暦九年點の訓讀法 |
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第一節 はしがき/第二節 小川本大乘掌珍論卷上の書誌/第三節 小川本大乘掌珍論の訓點/第四節 天暦九年白點の音韻/第五節 天暦九年白點の語彙/第六節 天暦九年白點の訓讀法/第七節 平安中期の同期の他資料との訓讀法の比較/第八節 終りに |
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第十三章 石山寺藏佛説太子須陀拏經平安中期點の訓讀語について |
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第一節 はじめに/第二節 石山寺藏佛説太子須陀拏經について/第三節 ヲコト點と假名字體/第四節 假名遣/第五節 和訓の施點方式/第六節 音韻/第七節 和文系の語詞とその使用場面/第八節 注目すべき語詞/第九節 訓讀法の特性と新舊の事象/第十節 佛説太子須陀拏經平安中期點の訓讀語の性格 |
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第十四章 平安中期訓讀語の泯亡と繼承 |
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第一節 はじめに/第二節 平安中期前半期訓讀語の泯亡/第三節 平安中期前半期訓讀語の殘瀝/第四節 平安中期後半期訓讀語の相承授受/第五節 結びにかえて |