書誌種別 |
図書 |
タイトル |
文化と文化をつなぐ |
サブタイトル |
シェイクスピアから現代アジア演劇まで |
タイトルヨミ |
ブンカ ト ブンカ オ ツナグ |
サブタイトルヨミ |
シェイクスピア カラ ゲンダイ アジア エンゲキ マデ |
人名 |
浜名 恵美/著
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人名ヨミ |
ハマナ エミ |
出版者・発行者 |
筑波大学出版会
/
丸善出版(発売)
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出版者・発行者等ヨミ |
ツクバ ダイガク シュッパンカイ/マルゼン シュッパン |
出版地・発行地 |
つくば/東京 |
出版・発行年月 |
2012.9 |
ページ数または枚数・巻数 |
8,247p |
大きさ |
21cm |
価格 |
¥3000 |
ISBN |
978-4-904074-24-4 |
ISBN |
4-904074-24-4 |
注記 |
文献:p230〜239 |
分類記号 |
770.4
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件名 |
演劇
/
国際文化交流
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内容紹介 |
演劇がもっている異文化認識の力にスポットライトをあて、文化と文化がつながる瞬間を多角的に探求。「モバイル」「赤鬼」「The Bee」など広範囲な作品をとりあげ、演劇パフォーマンスの独自の存在理由と魅力を伝える。 |
著者紹介 |
東京都立大学大学院人文科学研究科英文学専攻博士課程単位取得退学。筑波大学人文社会系教授。博士(文学)。著書に「ジェンダーの驚き」など。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009811587838 |
目次 |
プロローグ 文化と文化をつなぐ |
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1 異文化認識のためのパフォーマンスに向けて/2 インターカルチュラル・パフォーマンスとは何か/3 本書の構成 |
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第1部 日本におけるシェイクスピアのインターカルチュラル・パフォーマンス |
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第一章 血と白蓮をめぐる異文化衝突 蜷川幸雄演出『タイタス・アンドロニカス』 |
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1 蜷川幸雄演出シェイクスピアの特色/2 蜷川幸雄の異文化との闘争/3 『タイタス・アンドロニカス』日英上演比較 |
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第二章 「白菊にしばし逡巡らふ鋏かな」 『オセロー』×夢幻能形式×韓国シャーマニズム |
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1 演劇はコミュニティである-『オセロー』×夢幻能形式/2 世界は祭りである-『オセロー』×夢幻能形式×韓国シャーマニズム |
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第三章 何もない空間によみがえるシェイクスピア りゅーとぴあ能楽堂シェイクスピア・シリーズ『冬物語』 |
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1 りゅーとぴあ能楽堂シェイクスピア・シリーズ/2 りゅーとぴあ能楽堂シェイクスピア『冬物語』日本公演/3 劇場版『冬物語』ジュラ城砦劇場第四回シェイクスピア祭公演/4 劇場版『冬物語』凱旋公演 |
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第四章 ややこしや、ややこしや 高橋康也翻案・野村萬斎演出『まちがいの狂言』 |
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1 ややこしや、ややこしや/2 インターカルチュラリズムの神髄/3 シェイクスピアの狂言化から未知の領域へ |
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第五章 日英の観客反応の差異 『NINAGAWA十二夜』 |
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1 シェイクスピアと歌舞伎の融合/2 日英の観客反応の差異 |
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第六章 利賀で世界を生きる 鈴木忠志演出四カ国語版『リア王』 |
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1 インターカルチュラリズムのパイオニアとしての鈴木忠志/2 鈴木忠志演出『リア王』(一九八四-二〇〇六)の軌跡/3 四カ国語版『リア王』(初演二〇〇九年)の特色 |
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<インターフェイス シェイクスピア上演のフィールドワーク> |
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(1)エディンバラ国際フェスティバル・フリンジ(連合王国、二〇〇七年八月)/(2)『トンダン』-シンガポール・文語タミル語翻訳・翻案『タイタス・アンドロニカス』(シンガポール共和国、二〇〇七年一一月)/(3)SCOT Summer Season 2009(富山県、二〇〇九年八月)/(4)第七回国際シェイクスピア祭(ルーマニア共和国クライオーヴァ、二〇一〇年四-五月)/(5)第六回世界シェイクスピア学会(インド共和国コルカタ、二〇一〇年一二月) |
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第2部 アジアのインターカルチュラル・コラボレーション |
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第七章 インターカルチュラル・コラボレーションとは アジア四カ国共同制作作品『モバイル』 |
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1 インターカルチュラル・コラボレーションとは/2 アジア四カ国共同制作『モバイル』/3 シンポジウム「アジアにおけるコラボレーションとネットワークの実践」 |
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第八章 人間がわからないものを鬼にする 『赤鬼』『物語の記憶』『ホテルグランドアジア』 |
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1 野田秀樹作・演出『赤鬼』-ロンドン版、タイ版、日本版/2 『物語の記憶-サマルカンド・カーブル・ヒンドゥスターン』-南アジア五カ国コラボレーション・マルチメディア演劇作品/3 『ホテルグランドアジア』-東アジア七カ国のコラボレーション |
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第九章 移動する現代(日本)演劇 平田オリザ作『ソウル市民三部作』 野田秀樹作『The Bee』 三谷幸喜作『笑の大学』 |
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1 『ソウル市民三部作』-日本語版、韓国語版、フランス語版/2 『The Bee』-英国版、日本版/3 『笑の大学』(The Last Laugh)-日本版、英国版 |
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第十章 韓国文化と日本文化をつなぐ 『焼肉ドラゴン』 |
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1 日韓併合一〇〇年=日韓新時代の幕開け/2 日韓演劇交流-一九九〇年代以降/3 日韓合同公演『焼肉ドラゴン』-ビビンバ(ごちゃまぜ)演劇 |
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エピローグ 差異を味わう |