書誌種別 |
図書 |
タイトル |
戦争の記憶とイギリス帝国 |
サブタイトル |
オーストラリア,カナダにおける植民地ナショナリズム |
タイトルヨミ |
センソウ ノ キオク ト イギリス テイコク |
サブタイトルヨミ |
オーストラリア カナダ ニ オケル ショクミンチ ナショナリズム |
人名 |
津田 博司/著
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人名ヨミ |
ツダ ヒロシ |
出版者・発行者 |
刀水書房
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出版者・発行者等ヨミ |
トウスイ ショボウ |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2012.6 |
ページ数または枚数・巻数 |
8,228p |
大きさ |
22cm |
価格 |
¥4900 |
ISBN |
978-4-88708-404-9 |
ISBN |
4-88708-404-9 |
注記 |
文献:p214〜222 |
分類記号 |
233.07
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件名 |
イギリス-歴史-20世紀
/
オーストラリア-歴史
/
カナダ-歴史
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内容紹介 |
第一次、第二次世界大戦後のオーストラリアとカナダの人々が、自分たちや先人たちが関わった戦争をどのように「記憶」してきたのかを、戦争記念日を手がかりにして明らかにする。 |
著者紹介 |
1981年神戸生まれ。大阪大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。筑波大学人文社会系助教。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009811574205 |
目次 |
序論 イギリス帝国の紐帯と二つの世界大戦 |
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ドミニオンと「帝国の総力戦」/植民地ナショナリズムと「帝国意識」/イギリス帝国の構造変化と戦争の記憶 |
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第一部 大戦間期における戦没者追悼と「記憶の空間」 |
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第一章 イギリス本国-休戦記念日の成立 |
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第一次世界大戦が終わった日/無名戦士と残された「寡婦」/赤いポピーがつなぐ連帯 |
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第二章 カナダ-「高貴なる死」の記憶 |
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平和の日から「休戦記念日」へ/戦没者追悼記念日の成立/戦地への巡礼と次なる戦争の足音 |
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第三章 オーストラリア-アンザック神話の形成 |
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神話化される戦争、忘却される過去/「自由のコモンウェルス」へ/「距離の暴虐」をこえて |
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第二部 第二次世界大戦と「ブリティッシュネス」の拡散 |
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第一章 イギリス本国-平和主義の進展と新たな大戦 |
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戦争の根絶ともう一つのポピー/宥和政策の破綻と「民衆の戦争」/帝国的な「記憶の空間」の動揺 |
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第二章 オーストラリア-継続するアンザックの伝統 |
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アンザックの息子たち/アメリカへのまなざし/戦後世界と王冠への忠誠 |
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第三章 カナダ-カナダ国旗をめぐる論争とブリティッシュネス |
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カナダ国旗をめぐる論争の始まり/上下院合同委員会での議論とその帰結 |
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第三部 脱植民地化と「新しいナショナリズム」 |
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第一章 カナダ-脱植民地化のなかの「大国旗論争」 |
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大国旗論争の経緯と戦争の記憶/戦わされる「カナダ」像と論争の結末 |
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第二章 オーストラリア-アンザック・デイの脱植民地化 |
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初期反戦運動とアンザック・デイ/反戦運動の過激化と世代間の「対話」/「新しいナショナリズム」の台頭 |
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結論 帝国の終焉と多文化主義化する戦争の記憶 |