| 書誌種別 |
図書 |
| タイトル |
中世日本紀論考 |
| サブタイトル |
註釈の思想史 |
| タイトルヨミ |
チュウセイ ニホンギ ロンコウ |
| サブタイトルヨミ |
チュウシャク ノ シソウシ |
| 人名 |
原 克昭／著
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| 人名ヨミ |
ハラ カツアキ |
| 出版者・発行者 |
法藏館
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| 出版者・発行者等ヨミ |
ホウゾウカン |
| 出版地・発行地 |
京都 |
| 出版・発行年月 |
2012.5 |
| ページ数または枚数・巻数 |
11,452,18p |
| 大きさ |
22cm |
| 価格 |
￥１２０００ |
| ISBN |
978-4-8318-6030-9 |
| ISBN |
4-8318-6030-9 |
| 注記 |
<中世日本紀>関連年譜:p411〜443 |
| 分類記号 |
171
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| 件名 |
神道
／
日本書紀
／
麗気記
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| 内容紹介 |
「日本書紀」「麗気記」を中核とした神代紀にまつわる註釈群-神代紀註釈の位相を、学説・文献・言説・思想などあらゆる角度から多面的に捉えながら、中世思想史における神代紀註釈の本質的意義を明らかにする。 |
| 言語区分 |
JPN |
| タイトルコード |
1009811556870 |
| 目次 |
緒言 |
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第Ⅰ部 <中世日本紀>研究史の再構築 |
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序章 学説史・研究史に関する課題 |
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第一章 『日本書紀』註釈・研究史 |
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第一節 学説史の回顧／第二節 <中世日本紀>の登場／第三節 『日本書紀』註釈文献の諸相と課題／第四節 潜在する註釈 |
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第二章 『麗気記』註釈・研究史 |
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第一節 学説史の回顧／第二節 『麗気記』註釈文献の諸相と課題／第三節 『麗気記』研究の新動向と伝授・伝来の課題／第四節 中世註釈をめぐる方法論 |
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第Ⅱ部 神代紀註釈の形成 |
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第一編 神代紀註釈文献と諸本論 |
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序章 神代紀註釈文献と諸本論に関する課題 |
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第一章 良遍による神代紀註釈とその諸本 |
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第一節 良遍による神代紀註釈／第二節 諸本の成立背景と伝領過程／第三節 講述文献の資料的性格／第四節 註釈の手法／第五節 引証文献をめぐる資料的制約性／第六節 依拠本文をもとめて／小括 |
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第二章 了誉聖冏による神代紀註釈とその諸本 |
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第一節 了誉聖冏による神代紀註釈／第二節 諸本の撰述背景と伝存状況／第三節 註釈の指向性／第四節 後学による註釈の享受／小括 |
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第二編 神代紀の講釈と抄物 |
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序章 神代紀の講釈と抄物に関する課題 |
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第一章 『日本書紀』講釈史・点綴 |
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第一節 『日本書紀』講釈の諸相／第二節 抄物が再生するとき／第三節 註釈文献としての神代巻抄 |
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第二章 『日本書紀』進講史・断章 |
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第一節 「日本紀の家」進講前史／第二節 吉田兼倶の進講／第三節 吉田兼右の進講／第四節 吉田兼満と日本紀／第五節 「日本紀の家」進講後史 |
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第Ⅲ部 神代紀をめぐる言説の生成と展開 |
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第一編 神典にまつわる構想力 |
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序章 中世の神典認識に関する課題 |
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第一章 「日本紀」をとりまく構想力 |
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第一節 <嵯峨天皇日本紀再治説>／第二節 「嵯峨天皇」と「日本紀」の由縁／第三節 相承される「神代ヨリノ縁起」／第四節 言説のなかの家学／第五節 神典「日本紀」の隻影 |
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第二章 「麗気記」にたゆたう構想力 |
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第一節 揺蕩する神典／第二節 『麗気記』が語る原風景／第三節 撰者の群像／第四節 神典「麗気記」の幻影 |
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第三章 “焚書”された「日本紀」の光芒 |
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第一節 中巌円月撰「日本紀」と<呉太伯後裔説>／第二節 中巌円月撰「日本紀」の再発見／第三節 <呉太伯後裔説>の再発見／第四節 幻の「日本紀」のゆくたて／附節 中巌円月撰「日本紀」関連記事一覧 |
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第四章 <佚文>と<仮託>をめぐる構想力 |
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第一節 中世神道説にみる<佚文>／第二節 輯佚・箚記／第三節 <佚文>と<仮託>の磁場 |
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第二編 宝釼神話の変容と展開 |
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序章 宝釼神話の変容と展開に関する課題 |
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第一章 宝釼の所在をめぐって |
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第一節 神話が変容するとき／第二節 <熱田源太夫説話>の構想／第三節 <熱田源太夫説話>の享受／第四節 在地信仰にみる源太夫／第五節 <熱田源太夫説話>のゆくたて |
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第二章 宝釼の行方をめぐって |
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第一節 日本紀が変容するとき／第二節 <宝釼説話>のなかの<新羅沙門道行譚>／第三節 <新羅沙門道行譚>別伝／第四節 宝釼神話のあとさき |
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第Ⅳ部 中世神道思想史への射程 |
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第一編 註釈学と神道論・仏神論 |
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序章 註釈学と神道論・仏神論に関する課題 |
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第一章 神代紀註釈と神道論の形成 |
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第一節 中世の「神道」観念／第二節 「只有ノ任(ただありのまま)」／第三節 神道論の教説的展開／第四節 「実際理地」句の探尋／第五節 仏法忌避の超克／第六節 「神道」の射程／第七節 能々師伝すべし |
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第二章 仏神論をめぐる註釈史 |
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第一節 仏神論に関する研究史／第二節 良遍の神代紀註釈にみる<三神説>／第三節 「報身-始覚神」解釈／第四節 「応身-実冥神」解釈／第五節 <三神説>から<四種神変説>へ／第六節 <中世神学>の可能性 |
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第二編 註釈学と時間論・年代論 |
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序章 註釈学と時間論・年代論に関する課題 |
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第一章 神代紀をめぐる年代論的構想 |
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第一節 神代紀註釈における<当時>／第二節 <当時>は「第一減劫」か「第九減劫」か／第三節 年代論の構想／第四節 <古>の遡源と探究／第五節 <当時>と<古>をつなぐもの／第六節 <神祇灌頂>の世界へ |
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第二章 年代論と命期説・術数学 |
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第一節 <人寿>の思想／第二節 中世における命期説・点綴／第三節 『周易命期経』解析／第四節 『周易命期経』の学問環境／第五節 室町期思想文化圏の地平 |
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結語 |
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附篇 <中世日本紀>関連年譜 |
