書誌種別 |
図書 |
タイトル |
よくある質問NMRの基本 |
シリーズ名 |
よくある質問シリーズ |
タイトルヨミ |
ヨク アル シツモン エヌエムアール ノ キホン |
シリーズ名ヨミ |
ヨク アル シツモン シリーズ |
人名 |
竹内 敬人/著
加藤 敏代/著
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人名ヨミ |
タケウチ ヨシト カトウ トシヨ |
出版者・発行者 |
講談社
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出版者・発行者等ヨミ |
コウダンシャ |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2012.4 |
ページ数または枚数・巻数 |
8,199p |
大きさ |
21cm |
価格 |
¥2600 |
ISBN |
978-4-06-280303-8 |
ISBN |
4-06-280303-8 |
注記 |
文献:p195〜196 |
分類記号 |
433.57
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件名 |
原子核磁気共鳴
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内容紹介 |
NMR(核磁気共鳴)の原理を理解して測定するためのウォームアップ書。13C NMR、COSY、インバース法、パルス磁場勾配程度など、複雑なスペクトルを読み解くための基礎を、一問一答式でわかりやすく解説。 |
著者紹介 |
東京大学大学院化学系研究科修士課程修了。同大学名誉教授、神奈川大学名誉教授。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009811543551 |
目次 |
第1章 NMRについてまず知っておきたいこと |
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Q1-1 NMRの各アルファベットは何を意味するのですか?/Q1-2 NMRはどのように発展してきたのですか?/Q1-3 NMRからどんな情報が得られますか?/Q1-4 どんな原子核が磁石として振る舞うのですか?/Q1-5 NMRの測定は難しいですか?/Q1-6 NMR分光計はどんな基本構造を持っていますか? |
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第2章 NMRの基本原理 |
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Q2-1 核Nと磁気Mとはどう関係するのですか?/Q2-2 多数のスピンを扱うのに適したモデルはありませんか?/Q2-3 共鳴RはNMRでどういう現象を指すのですか?/Q2-4 共鳴が起こる電磁波の大きさはどのように求められますか?/Q2-5 共鳴が起こると,スピンはどう振る舞いますか? |
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第3章 プロトン化学シフト |
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Q3-1 なぜ化学シフトが起こるのですか?/Q3-2 プロトン化学シフトにはどのような傾向が見られますか?/Q3-3 置換基はプロトン化学シフトに影響を与えますか?/Q3-4 ベンゼンでの置換基効果はアルケンの場合と異なりますか?/Q3-5 複数の置換基がある場合,化学シフトはどうなりますか?/Q3-6 有機化合物のプロトン化学シフトはどうまとめられますか? |
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第4章 [13]C化学シフト |
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Q4-1 [13]C NMRにはどんな特徴がありますか?/Q4-2 [13]C化学シフトにはどんな特徴がありますか?/Q4-3 置換基は[13]C化学シフトにどんな影響を及ぼしますか?/Q4-4 [13]C NMRでも置換基効果の加成性が成り立つのですか?/Q4-5 [13]C NMRはプロトンNMRにどのくらい似ていますか? |
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第5章 スピン-スピン結合 |
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Q5-1 スピン結合はなぜ起こるのですか?/Q5-2 スピン結合によって信号はどのように分裂するのですか?/Q5-3 どういう場合にスピン結合が観測されるのですか?/Q5-4 スペクトル分裂パターンにはどんな種類がありますか?/Q5-5 信号の分裂が必ずしもパスカルの三角形に従わないのはなぜですか?/Q5-6 スピン結合定数の大きさを決める要因は何ですか?/Q5-7 [13]Cが関与するスピン結合定数にはどんな傾向がありますか? |
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第6章 スピンデカップリングとNOE |
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Q6-1 H-Hスピン結合している対をどうやって確認するのですか?/Q6-2 [13]Cが関与するデカップリングにはどんな用途がありますか?/Q6-3 核オーバーハウザー効果(NOE)によってなぜ信号強度が増大するのですか?/Q6-4 NOEによる信号強度の増大はどのように決まるのですか? |
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第7章 パルス・フーリエ変換法 |
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Q7-1 FT法とCW法とではどういう点が違うのですか?/Q7-2 フーリエ変換とはどういう操作ですか?/Q7-3 FT法とCW法の手順の違いは何ですか?/Q7-4 FT法でのパラメータ設定において重要なことは何ですか?/Q7-5 FT法には他に考慮すべき点がありますか?/Q7-6 緩和時間はFT法での測定条件にどのように関わるのですか?/Q7-7 どうすればよいスペクトルが得られるでしょうか? |
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第8章 緩和時間 |
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Q8-1 緩和時間はどのように決まるのですか?/Q8-2 縦緩和時間をどうやって測定するのですか?/Q8-3 横緩和時間をどうやって測定するのですか?/Q8-4 スピンが獲得したエネルギーはどうなるのですか?/Q8-5 緩和時間の長さにはどのような傾向がありますか? |
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第9章 NMRの定量性と感度 |
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Q9-1 プロトンNMRの定量性を上げるにはどうすればよいですか?/Q9-2 プロトンNMRの場合と同じ方法で[13]C NMRの定量性を上げることはできますか?/Q9-3 さまざまなデカップリング条件をどう使い分けるのですか?/Q9-4 第四級[13]Cの長い緩和時間を短くする方法がありますか?/Q9-5 UVのような意味での定量性がNMRでも実現できますか? |
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第10章 マルチパルス実験 |
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Q10-1 よく使われるマルチパルス実験はどんな実験ですか?/Q10-2 SEFTとはどういう実験ですか?/Q10-3 INEPTとはどういう実験ですか?/Q10-4 DEPTとINEPTの違いは何ですか? |
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第11章 二次元NMR |
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Q11-1 二次元NMRではどんなスペクトルが得られますか?/Q11-2 H-H COSYとはどういう実験ですか?/Q11-3 H-C COSYとはどういう実験ですか?/Q11-4 他にはどういう二次元NMR実験がありますか? |
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第12章 新しい手法 |
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Q12-1 磁場勾配というのはどういう実験手法ですか?/Q12-2 インバース法とはどういう実験ですか?/Q12-3 NMRには,GC-MSのように,混合物試料を扱う実験法がありますか?/Q12-4 溶媒の大きい不要信号を消すことはできるでしょうか?/Q12-5 重水素化溶媒はNMRに不可欠ですか? |