蔵書情報
この資料の蔵書に関する統計情報です。現在の所蔵数 在庫数 予約数などを確認できます。
資料の状態
各蔵書資料に関する詳細情報です。
No. |
資料番号 |
資料種別 |
請求記号 |
配架場所 |
状態 |
貸出
|
1 |
0011142924 | 図書一般 | 910.268/ナツ12/ | 1F人文 | 貸出可 |
○ |
この資料に対する操作
カートに入れる を押すと この資料を 予約する候補として予約カートに追加します。
いますぐ予約する を押すと 認証後この資料をすぐに予約します。
この資料に対する操作
電子書籍を読むを押すと 電子図書館に移動しこの資料の電子書籍を読むことができます。
書誌詳細
この資料の書誌詳細情報です。
書誌種別 |
図書 |
タイトル |
夏目漱石の時間の創出 |
タイトルヨミ |
ナツメ ソウセキ ノ ジカン ノ ソウシュツ |
人名 |
野網 摩利子/著
|
人名ヨミ |
ノアミ マリコ |
出版者・発行者 |
東京大学出版会
|
出版者・発行者等ヨミ |
トウキョウ ダイガク シュッパンカイ |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2012.3 |
ページ数または枚数・巻数 |
8,331,25p |
大きさ |
22cm |
価格 |
¥6500 |
ISBN |
978-4-13-086042-0 |
ISBN |
4-13-086042-0 |
注記 |
文献:巻末p7〜25 |
分類記号 |
910.268
|
件名 |
夏目 漱石
|
件名 |
ナツメ ソウセキ
|
内容紹介 |
夏目漱石の小説には、登場人物の意識が小説内部と関わることで生長し、変動する微視的な時間が多数伏流している。文学への漱石の理論的認識を考察したうえで、漱石の小説に凝らされた、小説が生動するしくみを解明する。 |
著者紹介 |
1971年大阪府生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。同大学大学院総合文化研究科助教。東京工業大学世界文明センターフェロー。博士(学術)。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009811535910 |
目次 |
序章 文学の創出を求めて |
|
第一節 漱石の理論と文学/第二節 印象または観念/第三節 情緒の「復起」/第四節 情緒の連合/第五節 持続/第六節 情緒の記憶/第七節 識閾下からくる情緒/第八節 宗教と情緒/第九節 書く・語る行為と情緒/第十節 本書の目論見 |
|
第一部 書ならびに画に記憶をもたせる |
|
第一章 時間の産出 |
|
第一節 内在する「論理」/第二節 「それから」という語の作用/第三節 「それから」と「何時から」の効果/第四節 「それから」の「論理」/第五節 ほどける抑圧/第六節 小説の発する時間/第七節 「存在」の因数 |
|
第二章 棄却した問題の回帰 |
|
第一節 「それから」の時期/第二節 ヴァルキューレによる代理の理由/第三節 甦る知覚感覚/第四節 睡眠と覚醒/第五節 「夢」の現実化(一)/第六節 「夢」の現実化(二)/第七節 結合する情緒 |
|
第三章 『道草』という文字の再認 |
|
第一節 現在からの呼びかけ/第二節 記憶の再統合/第三節 文字と声/第四節 「夢」の作業/第五節 小説の構成/第六節 文字の効果 |
|
第四章 新しい文字を書くまで |
|
第一節 往還する時間/第二節 過去を照らす光/第三節 連合する想起対象/第四節 「父」/「子」の自覚/第五節 「父」になること/第六節 情緒と書く行為 |
|
第二部 思想の記憶 |
|
第五章 古い声からの呼びかけ |
|
第一節 水の声/第二節 記憶に由来する反応/第三節 「鏡」と「面目」/第四節 個人的な奥行きの生成 |
|
第六章 禅・口承文芸からの刺激 |
|
第一節 儒教と禅と/第二節 盗人への問い/第三節 三つの寺/第四節 「鏡」と「門外」/第五節 「本来の面目」/第六節 「鏡」と「面目」/第七節 放たれる「鏡」 |
|
第七章 再帰する浄土教 |
|
第一節 彼岸への観想/第二節 親鸞・蓮如の思想/第三節 「観無量寿経」の思想/第四節 「雨の降る日」の三人称叙述/第五節 語り出す道のり |
|
第八章 記憶へ届ける言葉 |
|
第一節 小説形式の意味/第二節 伏在する主題/第三節 「観想」のために/第四節 解き放たれる記憶/第五節 思考の路/第六節 生成しつづける小説 |
|
第九章 浄土真宗と日蓮宗とのあいだの『心』の振幅 |
|
第一節 相克する思想/第二節 宗教対立の場/第三節 宗教的転回/第四節 親鸞の思想/第五節 「人間」という思想/第六節 反復する言葉/第七節 「作善」行為/第八節 情緒の振動 |
|
第十章 記憶と書く行為 |
|
第一節 呼応と照合/第二節 書く現場/第三節 重層化する時間/第四節 手紙の情緒/第五節 ふたたび取り込まれた宗教対立/第六節 救われない「人間」 |
|
結章 時間のダイナミズム |
|
第一節 小説内で生まれ出す時間/第二節 印象または観念、そして情緒の連続運動/第三節 生の進行 |
|
附載 |
目次
内容細目
関連資料
この資料に関連する資料を 同じ著者 出版年 分類 件名 受賞などの切り口でご紹介します。
もどる