書誌種別 |
図書 |
タイトル |
『源氏物語』の表現技法 |
サブタイトル |
表現・語り・引用 |
タイトルヨミ |
ゲンジ モノガタリ ノ ヒョウゲン ギホウ |
サブタイトルヨミ |
ヒョウゲン カタリ インヨウ |
人名 |
早乙女 利光/著
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人名ヨミ |
サオトメ トシミツ |
出版者・発行者 |
武蔵野書院
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出版者・発行者等ヨミ |
ムサシノ ショイン |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2012.2 |
ページ数または枚数・巻数 |
311p |
大きさ |
22cm |
価格 |
¥9500 |
ISBN |
978-4-8386-0258-2 |
ISBN |
4-8386-0258-2 |
分類記号 |
913.36
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件名 |
源氏物語
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件名 |
紫式部
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件名 |
ムラサキシキブ
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内容紹介 |
教材論の構築を目的とした、「源氏物語」を中心とした作品論。「源氏物語」の「表現」「語り」「引用」を検討した上で、主として教科書教材の中で従来の解釈に存疑があるものを対象に、古典教材の新たな解釈や価値を示す。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009811529854 |
目次 |
序章 『源氏物語』の表現・語り・引用 |
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Ⅰ 『源氏物語』の表現/Ⅱ 『源氏物語』の語り/Ⅲ 『源氏物語』の引用/Ⅳ 教材の表現に関する研究 |
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Ⅰ 『源氏物語』の表現 |
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第一章 桐壼巻の表現構造 |
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一 はじめに/二 桐壺巻研究史/三 桐壺帝のもくろみ-政治的な立場をよむ-/四 桐壺帝と左大臣の密約の可能性/五 「いづれの御時にか」について/六 桐壺巻の語り手について/七 桐壺巻における他者の役割/八 桐壺巻の時間/九 結び |
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第二章 花宴巻の方法 |
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一 はじめに/二 「花の宴」ではなく「桜の宴」の意味/三 光源氏の春鶯囀と頭中将の柳花苑/四 藤の花の宴/五 結び |
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第三章 浮舟造型の方法 |
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一 はじめに/二 「いとをかしげなる女」の正体をめぐって/三 「かきおこす」について/四 浮舟の独詠歌における「身」について/五 六条御息所から浮舟へ |
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第四章 手習巻におけるあま衣歌 |
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一 はじめに/二 「あまごろも」/三 浮舟歌と中君歌の共通性/四 あま衣歌と前後の散文との関連 |
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第五章 夕霧造型の方法 |
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一 はじめに/二 光源氏の「教育論」の意図/三 才と大和魂/四 夕霧造型に見る才の役割/五 光源氏の「聖代」の演出/六 結び |
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Ⅱ 『源氏物語』の語り |
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第六章 末摘花巻の方法 |
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一 はじめに/二 情報を制限される光源氏を表す語り/三 末摘花に関する語り/四 一人称的語りから三人称的語りへ |
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第七章 賢木巻の語りと表現 |
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一 はじめに/二 光源氏を取り巻く情勢の変化を表す出来事について/三 描写される光源氏の私的行為について/四 深層における犯し |
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Ⅲ 『源氏物語』の引用 |
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第八章 桐壺巻「いとかく思う給へましかば」の一解釈 |
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一 はじめに/二 「いとかく思う給へましかば」の解釈/三 『漢書』元后伝第六十八 司馬良【テイ】/四 結び |
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第九章 若紫巻における引用表現について |
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一 はじめに/二 引歌・和歌的表現に関して/三 長夜の闇に迷う光源氏/四 結び |
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第十章 明石巻の表現方法 |
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一 はじめに/二 上巳祓の機能/三 神意と「父霊」の働き/四 境界としての明石/五 結び |
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第十一章 六条院造型の方法 |
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一 はじめに/二 異郷という空間/三 『竹取物語』と異界/四 四方四季構造/五 結び |
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第十二章 藤裏葉巻の方法 |
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一 はじめに/二 光源氏、内大臣それぞれの思惑/三 『伊勢物語』引用/四 大宮の役割/五 結び |
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Ⅳ 教材の表現に関する研究 |
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第十三章 古典作品の教材化 |
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一 はじめに/二 作品研究と教材研究/三 教材重視か学習者重視か/四 結び |
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第十四章 『源氏物語』桐壺巻「いとまばゆき人の御おぼえなり」の解釈 |
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一 はじめに-解釈上の問題点-/二 「まばゆし」の用例/三 「人の+御おぼえ」の用例/四 結び |
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第十五章 『伊勢物語』二三段の表現 |
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一 はじめに/二 『伊勢物語』二三段研究史/三 「けこのうつは物にもりつゝ」/四 自ら飯を盛る行為/五 「筒井筒」部分と高安の女の二首の歌/六 結び |
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第十六章 「家口」か「家子」か |
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一 はじめに/二 『竹取物語』の用例/三 史書・古記録の用例/四 「けこのうつはものにもりける」の新たな解釈 |
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第十七章 「浮舟物語」教材化の方法 |
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一 はじめに/二 瀬戸内寂聴作「髪」との比較対照の可能性/三 入水、出家の比較を通して/四 結び |