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書誌情報サマリ

タイトル

『華麗島文学志』とその時代

人名 橋本 恭子/著
人名ヨミ ハシモト キョウコ
出版者・発行者 三元社
出版年月 2012.2


書誌詳細

この資料の書誌詳細情報です。

書誌種別 図書
タイトル 『華麗島文学志』とその時代
サブタイトル 比較文学者島田謹二の台湾体験
タイトルヨミ カレイトウ ブンガクシ ト ソノ ジダイ
サブタイトルヨミ ヒカク ブンガクシャ シマダ キンジ ノ タイワン タイケン
人名 橋本 恭子/著
人名ヨミ ハシモト キョウコ
出版者・発行者 三元社
出版者・発行者等ヨミ サンゲンシャ
出版地・発行地 東京
出版・発行年月 2012.2
ページ数または枚数・巻数 554p
大きさ 22cm
価格 ¥6500
ISBN 978-4-88303-297-6
ISBN 4-88303-297-6
注記 文学研究年表:p503〜506 『華麗島文学志』在台日本人文学年表:p507〜512 島田謹二在台期著作年表:p513〜520 文献:p521〜540
分類記号 910.26
件名 華麗島文学志
件名 島田 謹二
件名 シマダ キンジ
内容紹介 植民地台湾において、島田謹二は戦間期のフランス比較文学をいかに受容したのか。比較文学と台湾文学の領域を横断しつつ、「華麗島文学志」に結実した島田の文学思想の形成過程を、1930年代台湾の言説空間をふまえて検証。
言語区分 JPN
タイトルコード 1009811522311
目次 序章 沈黙と誤解から理解へ
第一節 出発点-『華麗島文学志』をめぐる沈黙/第二節 先行研究の検討-『華麗島文学志』をめぐる誤解/第三節 本研究の課題と方法-『華麗島文学志』の理解に向けて/第四節 本書の構成
第一章 『華麗島文学志』読解の手がかりとして
第一節 比較文学への入り口-「『比較文学雑誌』の読み方」/第二節 両大戦間におけるフランス『比較文学雑誌』の意義/第三節 一九三〇年代における「比較文学」の受容
第二章 『華麗島文学志』の誕生
第一節 出発点-「南島文学志」/第二節 『華麗島文学志』とは何か/第三節 「台湾文学」の消失と発見/第四節 「植民地文学」から「外地文学」へ
第三章 『華麗島文学志』とその時代
第一節 『華麗島文学志』とその時代/第二節 郷土化/第三節 戦争/第四節 南進化
第四章 「外地文学論」の形成過程
第一節 郷土主義文学・比較文学・外地文学/第二節 フランスの植民地文学研究/第三節 外地文学の課題/第四節 『華麗島文学志』のエグゾティスム/第五節 植民地の真実とレアリスム
第五章 四〇年代台湾文壇における『華麗島文学志』
第一節 台湾文壇の再編成/第二節 「台湾の文学的過現未」再読/第三節 「エグゾティスム」批判と「レアリスム」の提唱/第四節 「台湾文学」の定義と「文学史」観をめぐる議論
第六章 太平洋戦争前夜の島田謹二
第一節 作家研究の確立/第二節 明治ナショナリズム研究の淵源/第三節 「郷愁」の行方/第四節 植民地の比較文学
終章 二つの文学史における『華麗島文学志』の意義
第一節 日本近代比較文学史における『華麗島文学志』の意義/第二節 台湾文学史における『華麗島文学志』の意義/第三節 比較文学の可能性



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