書誌種別 |
図書 |
タイトル |
ヒューム希望の懐疑主義 |
サブタイトル |
ある社会科学の誕生 |
タイトルヨミ |
ヒューム キボウ ノ カイギ シュギ |
サブタイトルヨミ |
アル シャカイ カガク ノ タンジョウ |
人名 |
坂本 達哉/著
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人名ヨミ |
サカモト タツヤ |
出版者・発行者 |
慶應義塾大学出版会
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出版者・発行者等ヨミ |
ケイオウ ギジュク ダイガク シュッパンカイ |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2011.10 |
ページ数または枚数・巻数 |
407,33p |
大きさ |
22cm |
価格 |
¥3800 |
ISBN |
978-4-7664-1879-8 |
ISBN |
4-7664-1879-8 |
注記 |
文献:巻末p8〜33 |
分類記号 |
133.3
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件名 |
Hume David
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件名 |
ヒューム デーヴィド
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内容紹介 |
18世紀、資本主義確立途上の時代に、神なき世界を生きる諸個人が創る真の社会秩序を探究したヒューム。社会科学の定礎者ヒュームの思想形成を精緻に描き出す。 |
著者紹介 |
1955年東京生まれ。慶應義塾大学大学院経済学研究科博士課程単位取得。同大学教授、慶應義塾常任理事等を務める。サントリー学芸賞、日本学士院賞受賞。著書に「ヒュームの文明社会」など。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009811482226 |
目次 |
序章 ヒューム社会科学の形成と展望-いまなぜヒュームか |
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1 ヒューム社会科学の形成/2 ヒューム社会科学の展望/3 いまなぜヒュームか-二元論を超えて |
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第Ⅰ部 出発 |
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第1章 ヒュームにおける社会科学の生誕 |
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1 問題の所在-哲学と社会科学/2 理性主義哲学の批判と社会科学の方法/3 社会科学における因果法則と人間の自由/4 法則科学としての「政治学」の可能性/5 社会科学における偶然と必然/6 文明の学としての社会科学 |
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第2章 ヒューム正義論の特質と意義-所有権論と経済論 |
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1 問題の限定/2 人間本性論の展開-個体性と社会性/3 正義と所有権の起源/4 「黙約」とは何か-文明社会と歴史的公共性の発見/5 文明社会と私有財産の正当化-正義論から文明社会論へ |
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第3章 ヒュームの人間労働観とインダストリ論 |
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1 問題設定/2 『人間本性論』における行為と労働/3 『道徳・政治論集』の労働観-活動としての職業/4 『政治論集』における人間労働分析と文明社会論/5 ヒューム労働論の歴史的文脈 |
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第Ⅱ部 発展 |
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第4章 スコットランド啓蒙における「学問の国」と「社交の国」 |
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1 スコットランド啓蒙のなかのヒューム/2 「文筆家」への道-近代知識人の誕生/3 文明社会と「中流身分」/4 「学問の国」と「社交の国」の自由貿易/5 「社交の国」の主権者としての女性/6 真の「中流」の学をもとめて |
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第5章 いわゆる「初期覚え書き」とヒューム経済思想の形成 |
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1 問題の所在と研究史/2 ステュアート説の意義と問題点/3 「一七四〇年代後半説」の提示/4 「覚え書き」草稿の構成と特徴/5 モンテスキュー、ウォレスとヒューム経済思想の誕生 |
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第6章 ヒューム経済思想の歴史的文脈 |
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1 研究史のなかのヒューム経済思想/2 富裕と奢侈/3 貨幣と文明社会/4 経済的自由主義の歴史的文脈/5 貨幣のパラドックス-ヒューム経済思想の到達点 |
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第Ⅲ部 展望 |
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第7章 共和主義パラダイムにおける古代と近代 |
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1 「自由」の思想としての共和主義/2 古典的共和主義の源像/3 マキアヴェリにおける近代的共和主義の出発/4 ホッブズにおける近代共和主義の継承/5 ロックにおける近代共和主義の発展/6 モンテスキューとルソー/7 ヒュームの古典的共和主義批判/8 ヒュームの理想共和国構想-近代共和主義の確立/9 民主主義の洗練としての共和主義 |
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第8章 一八世紀文明社会と「中流身分」のアンビバレンス |
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1 ブリテンの啓蒙と文明社会の歴史構造-問題の所在/2 ヒュームにおける「中流身分」/3 「中流身分」の可能性と限界/4 「中流身分」から「中産階級」へ-スミスとジェームズ・ミル |
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第9章 日本におけるイギリス思想史研究の一特質-いわゆる「市民社会」論の伝統をめぐって |
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1 社会思想史と政治思想史/2 戦前期の社会思想史学-自由主義・社会民主主義とマルクス主義批判/3 戦中期の社会思想史学-講座派マルクス主義から市民社会論へ/4 「市民社会」論的社会思想史研究の方法的特徴/5 日本の西欧思想史研究におけるヒューム |