書誌種別 |
図書 |
タイトル |
清朝とチベット仏教 |
サブタイトル |
菩薩王となった乾隆帝 |
シリーズ名 |
早稲田大学学術叢書 |
シリーズ番号 |
20 |
タイトルヨミ |
シンチョウ ト チベット ブッキョウ |
サブタイトルヨミ |
ボサツオウ ト ナッタ ケンリュウテイ |
シリーズ名ヨミ |
ワセダ ダイガク ガクジュツ ソウショ |
シリーズ番号ヨミ |
20 |
人名 |
石濱 裕美子/著
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人名ヨミ |
イシハマ ユミコ |
出版者・発行者 |
早稲田大学出版部
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出版者・発行者等ヨミ |
ワセダ ダイガク シュッパンブ |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2011.9 |
ページ数または枚数・巻数 |
8,330p |
大きさ |
22cm |
価格 |
¥7000 |
ISBN |
978-4-657-11712-0 |
ISBN |
4-657-11712-0 |
注記 |
文献:p315〜327 |
分類記号 |
180.9
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件名 |
チベット仏教-歴史
/
中国-歴史-清時代
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件名 |
乾隆帝
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件名 |
ケンリュウテイ
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内容紹介 |
清朝がその政体を引き継ぐことを宣言したモンゴルのリンデン・ハーンから、最盛期の皇帝乾隆帝に至るまでを対象として、チベット仏教世界から見た清皇帝の王権像を明らかにする。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009811477712 |
目次 |
序論 |
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はじめに/仏教政治(chos srid)という理想の政体/パクパとフビライの事績/チベット語・漢語史料の特性/事例研究の重要性/排すべき予断 |
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第1章 リンデン・ハーン碑文に見るチャハルのチベット仏教 |
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はじめに リンデン・ハーンの時代/第1節 リンデン・ハーン碑文/第2節 リンデン・ハーン期のチベット仏教/おわりに チャハルの高度な仏教文化 |
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第2章 盛京・北京の勅建チベット仏教寺院 |
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はじめに/第1節 清初勅建チベット寺の碑文訳注/第2節 盛京チベット寺に見る清初のチベット仏教/第3節 北京一塔二寺に見る清初のチベット仏教/おわりに 清朝のチベット仏教世界への参入 |
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第3章 モンゴル年代記に直訳引用されたチベットの歴史文献 |
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はじめに 17世紀を代表する2つのモンゴル史書/第1節 モンゴル年代記の資料となったチベットの歴史文献/第2節 ダライラマ政権の出版事業/第3節 チベット文史料を見た『アサラクチ・ネレトイン・テウケ』,孫引きした『アルタン・トプチ』/おわりに |
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第4章 チベット仏教の僧院社会の構造 |
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はじめに/第1節 学堂と地域寮によって形成される僧侶の閥/第2節 青海地域の僧院の特徴/第3節 オイラト王侯を施主とした歴代ゴマン座主/おわりに |
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第5章 北京初のチベット僧院,雍和宮建立の意義 |
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はじめに/第1節 チベット仏教世界における僧院設立の経緯/第2節 档案史料に見る雍和音建立の経緯/おわりに チベット僧院としての雍和宮 |
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第6章 北海闡福寺と乾隆帝の白傘蓋仏信仰 |
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はじめに/第1節 国家鎮護の寺としての白傘蓋仏殿/第2節 乾隆帝の白傘蓋信仰/おわりに |
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第7章 乾隆帝に対するチャクラ・サンヴァラ灌頂授与の意義 |
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はじめに 灌頂とは/第1節 乾隆10年チャクラ・サンヴァラ灌頂儀礼の経緯/第2節 チャンキャと乾隆帝が踏まえた歴史的な灌頂/第3節 転輪聖王の密教化した尊格としてのチャクラ・サンヴァラ尊/おわりに 乾隆10年チャクラ・サンヴァラ灌頂の歴史的意義 |
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第8章 妙応寺白塔の奉納品に見る乾隆帝のチベット仏教信仰 |
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はじめに 乾隆18年の白塔修復/第1節 乾隆18年の白塔奉納品のリスト/第2節 乾隆帝とチャンキャ3世の白塔関連文章/第3節 チャンキャ2世の著作に見る3種類のスンシュク/第4節 スンシュクとしての白塔奉納品/おわりに |
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第9章 ラマ供養画としての乾隆帝菩薩画像 |
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はじめに/第1節 乾隆帝菩薩画像の3つの型/第2節 画中の諸尊の同定とグルーピング/第3節 画中の諸尊の持つ歴史的・伝統的イメージ/おわりに |
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第10章 チャンキャ3世と乾隆帝の転生譜('khrungs rabs) |
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はじめに パクパとフビライの業績をたどったチャンキャと乾隆帝/第1節 チャンキャ転生譜とその特徴/第2節 乾隆帝の転生譜とその特徴/第3節 パンチェンラマ3世と2つの転生譜の関係/おわりに |