書誌種別 |
図書 |
タイトル |
創造する東アジア |
サブタイトル |
文明・文化・ニヒリズム/2・1・0 civilization culture nihilism |
タイトルヨミ |
ソウゾウ スル ヒガシアジア |
サブタイトルヨミ |
ブンメイ ブンカ ニヒリズム/ニ イチ ゼロ シヴィリゼーション カルチャー ニヒリズム |
人名 |
小倉 紀蔵/著
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人名ヨミ |
オグラ キゾウ |
出版者・発行者 |
春秋社
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出版者・発行者等ヨミ |
シュンジュウシャ |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2011.6 |
ページ数または枚数・巻数 |
540p |
大きさ |
20cm |
価格 |
¥4000 |
ISBN |
978-4-393-36635-6 |
ISBN |
4-393-36635-6 |
分類記号 |
120
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件名 |
東洋思想
/
比較哲学
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内容紹介 |
絶対的な他者など存在しない。「一つの“個”」という概念も、フィクションである-。韓国思想を専門とする著者が、日中韓の関係の背後にあるものをとらえなおし、多重主体的な自己と世界を構築する。 |
著者紹介 |
1959年東京生まれ。京都大学総合人間学部、大学院人間・環境学研究科准教授。専門は韓国思想、東アジア比較思想。日韓文化交流会議委員。著書に「心で知る、韓国」など。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009811441111 |
目次 |
第1章 <文明>と<文化> |
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1-1 <文明>とは<2>である/1-2 <文明>の運動=<文明>の<文化>化/1-3 <文化>とは何か/1-4 <文明>と<文化>の関係 |
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第2章 人間とは何か |
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2-1 主体の関係性/2-2 主体と知覚像/2-3 心と物/2-4 <文明><文化>と知覚像/2-5 多重主体性/2-6 <文明>の定着とニヒリズム |
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第3章 <文明>と<文化>、そして社会 |
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3-1 多重主体主義と<文明><文化>/3-2 多重主体主義と世界/3-3 社会とは何か/3-4 現代社会と<2・1・0> |
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第4章 <2・1・0>の世界観 |
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4-1 ふたつの世界観/4-2 新しい世界観へ/4-3 <文明><文化>をめぐる認識/4-4 文明論と文化論/4-5 <0>の立場 |
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第5章 東アジア三国の<2・1・0>的自己意識 |
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5-1 東アジアの<2・1・0>/5-2 中国の文化・文明論的自己意識/5-3 朝鮮の文化・文明論的自己意識/5-4 日本の文化・文明論的立場/5-5 <2・1・0>の誤謬/5-6 <2・1・0>の創造性 |
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第6章 中国 |
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6-1 <文化>=<文明>/6-2 老荘(道家)の世界観/6-3 文明の貧弱化/6-4 伝達される朱子学 |
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第7章 朝鮮の自己意識 |
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7-1 朝鮮の<根源的知覚像>/7-2 朝鮮王朝の<文明>論/7-3 近代へ |
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第8章 日本文明論・日本文化論と<2・1・0> |
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8-1 なぜ日本「文化」論なのか/8-2 「日本=<0>」の諸相/8-3 日本の<世界史>的な自己意識/8-4 戦後日本の<0>性 |
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第9章 漢字の不透明性と東アジアのエクリチュール |
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9-1 東アジアの言語を考えるということの前提/9-2 「日本語」と「朝鮮語」/9-3 透明性と不透明性/9-4 東アジア・エクリチュールの未来 |
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第10章 朝鮮の美と闘争 |
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10-1 朝鮮の美とは何か/10-2 白をめぐって/10-3 美と時間意識 |
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第11章 今、よそ |
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11-1 加速度から躍度へ/11-2 藤原定家の<よそ>/11-3 道元の<よそ> |
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第12章 三島由紀夫は何を代表したのか |
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12-1 三島由紀夫というイコン/12-2 「みやび」とは/12-3 「文武両道」とは/12-4 「代表」概念への対案 |
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終わりに ディープ・フラット |