書誌種別 |
図書 |
タイトル |
条件付監査意見論 |
サブタイトル |
Credibility of the Financial Statements |
タイトルヨミ |
ジョウケンツキ カンサ イケンロン |
サブタイトルヨミ |
クレディビリティー オブ ザ ファイナンシャル ステートメンツ |
人名 |
永見 尊/著
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人名ヨミ |
ナガミ タカシ |
出版者・発行者 |
国元書房
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出版者・発行者等ヨミ |
クニモト ショボウ |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2011.3 |
ページ数または枚数・巻数 |
6,239p |
大きさ |
22cm |
価格 |
¥3500 |
ISBN |
978-4-7658-0555-1 |
ISBN |
4-7658-0555-1 |
注記 |
文献:p215〜225 |
分類記号 |
336.97
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件名 |
会計監査
/
財務諸表
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内容紹介 |
アメリカにおける公認会計士による財務諸表監査の展開を手がかりとして、「なぜ条件付監査意見は廃止されたのか」「未確定事項とは監査理論上どのように説明されるのか」など、3つの問題を議論する。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009811418565 |
目次 |
序章 本研究の目的,問題提起および構成 |
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1.本研究の目的/2.本研究における問題提起/3.本書の構成 |
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第Ⅰ部 条件付監査意見の史的展開 |
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第1章 アメリカにおける条件付監査意見の起点 |
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1.はじめに/2.アメリカ経済の動向と会計プロフェッション/3.監査証明額縁説とさまざまな限定意見/4.条件付監査意見の記載様式と内容/5.おわりに |
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第2章 1960年代に至る監査報告基準の進展と条件付監査意見の記載実務 |
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1.はじめに/2.監査報告基準の進展/3.限定意見と条件付監査意見の記載実務/4.おわりに |
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第3章 条件付監査意見の廃止を巡る議論 |
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1.はじめに/2.未確定事項に対する会計・監査基準の整備/3.条件付監査意見の削除を巡る基準設定機関の動き/4.条件付監査意見の廃止を巡る賛成意見と反対意見/5.監査基準審議会の議論/6.監査基準審議会の結論と現行の規定/7.おわりに |
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第Ⅱ部 未確定事項の多面的検討 |
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第4章 未確定事項に対する監査判断プロセス |
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1.はじめに/2.監査報告における実施概念と未確定事項/3.ゴーイング・コンサーン問題の判断プロセスと実施概念の問題点/4.おわりに |
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第5章 個別の未確定事項とゴーイング・コンサーン問題の峻別 |
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1.はじめに/2.監査手続における両者の相違/3.重要性判断における両者の相違/4.意見差控の意味するところ/5.おわりに |
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第6章 リスク概念から捉えた偶発事象会計とゴーイング・コンサーン問題 |
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1.はじめに/2.リスクの構造と測定要因/3.ビジネス・リスクと偶発事象会計/4.ビジネス・リスクとゴーイング・コンサーン問題の監査/5.おわりに |
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第Ⅲ部 財務諸表の信頼性の保証の枠組みにおける条件付監査意見の意義 |
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第7章 継続企業の公準の位置づけとゴーイング・コンサーン問題がもたらす情報リスク |
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1.はじめに/2.継続企業の公準の位置づけ/3.継続企業の反証が財務諸表の信頼性にもたらす影響/4.企業の経営危機の進展に応じた監査人の対応/5.おわりに |
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第8章 未確定事項を対象とした条件付監査意見の意義 |
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1.はじめに/2.条件付監査意見における「条件」の意味とDesirability仮説/3.個別の未確定事項と条件付監査意見/4.ゴーイング・コンサーン問題と条件付監査意見/5.おわりに |
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結章 本研究の総括,意義および課題 |
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1.条件付監査意見の史的展開/2.監査基準審議会による条件付監査意見の議論の問題/3.本研究の意義/4.本研究の課題 |