書誌種別 |
図書 |
タイトル |
知的障害者の地域移行と地域生活 |
サブタイトル |
自己と相互作用秩序の障害学 |
タイトルヨミ |
チテキ ショウガイシャ ノ チイキ イコウ ト チイキ セイカツ |
サブタイトルヨミ |
ジコ ト ソウゴ サヨウ チツジョ ノ ショウガイガク |
人名 |
鈴木 良/著
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人名ヨミ |
スズキ リョウ |
出版者・発行者 |
現代書館
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出版者・発行者等ヨミ |
ゲンダイ ショカン |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2010.12 |
ページ数または枚数・巻数 |
332p |
大きさ |
22cm |
価格 |
¥3200 |
ISBN |
978-4-7684-3510-6 |
ISBN |
4-7684-3510-6 |
注記 |
文献:p291〜329 |
分類記号 |
369.28
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件名 |
知的障害者福祉
/
地域福祉
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内容紹介 |
知的障害者の地域移行及び地域生活をめぐる現実がいかに構築されるのかを実証的に明らかにし、地域移行及び地域生活支援の取り組みの重要性や「ミニ施設化」が生じる原因などを、自己論及び相互作用論の観点から解明する。 |
著者紹介 |
1975年生まれ。立教大学大学院コミュニティ福祉学研究科博士課程満期退学。知的障害者グループホームの非常勤職員及び大学の非常勤講師。 |
言語区分 |
jpn |
タイトルコード |
1009811367051 |
目次 |
序章 研究の目的と方法 |
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第1節 研究の目的/第2節 研究の方法/第3節 本書の構成 |
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第Ⅰ部 自己と相互作用秩序の障害学 |
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第1章 脱施設化/地域移行論:社会政策学/社会福祉学の視座 |
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第1節 「適応行動」・「行動障害」・「生活の質」/第2節 「自己決定」と環境要因/第3節 脱施設化/地域移行論の課題 |
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第2章 施設論:ゴッフマン社会学の視座 |
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第1節 「反施設主義」/第2節 「集まりの構造/スティグマ」をめぐる議論/第3節 「全制的施設」をめぐる議論/第4節 ゴッフマン施設論の課題 |
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第3章 障害学によるゴッフマン施設論の再検討 |
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第1節 障害学/第2節 「アイデンティティ管理」と「権力作用」/第3節 「責任の共有」と「権力作用」/第4節 「無力化・特権体系」の維持と変容 |
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第Ⅱ部 知的障害者の地域移行 |
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第4章 地域移行の動向と知的障害者入所施設の役割の変遷 |
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第1節 日本における地域移行の動向/第2節 知的障害者入所施設の役割の構築と再編 |
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第5章 職員による地域移行の経験 |
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第1節 職員による「第二次的調整」/第2節 職員による施設規範の修正/第3節 職員による施設規範の再編/第4節 職員による地域移行の経験 |
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第6章 家族による地域移行の経験 |
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第1節 入所施設/第2節 移行前と移行後/第3節 家族による地域移行の経験 |
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第7章 知的障害者による地域移行の経験 |
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第1節 入所施設/第2節 中間施設・グループホーム・アパート/第3節 知的障害者による地域移行の経験 |
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第Ⅲ部 知的障害者の地域生活 |
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第8章 施設・地域生活における生活内容全般にわたる決定 |
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第1節 尺度と変数/第2節 分析方法/第3節 分析結果/第4節 施設・地域生活における決定の実態 |
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第9章 知的障害者と職員/世話人による地域生活の経験:日課・飲食・外出 |
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第1節 「無力化・特権体系」の維持:日課・飲食・外出/第2節 「無力化・特権体系」の変容と維持:「見守り」/第3節 知的障害者と職員/世話人による地域生活の経験:日課・飲食・外出 |
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第10章 知的障害者と職員による地域生活の経験:仕事・金銭・性 |
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第1節 「無力化・特権体系」の維持:仕事・金銭・性/第2節 「無力化・特権体系」の変容と維持:「周縁的支援」/第3節 知的障害者と職員による地域生活の経験:仕事・金銭・性 |
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終章 研究のまとめと課題 |
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第1節 要約と結論/第2節 研究の意義/第3節 福祉実践上の課題/第4節 研究の課題 |