書誌種別 |
図書 |
タイトル |
日本中世貨幣史論 |
シリーズ名 |
歴史科学叢書 |
タイトルヨミ |
ニホン チュウセイ カヘイ シロン |
シリーズ名ヨミ |
レキシ カガク ソウショ |
人名 |
高木 久史/著
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人名ヨミ |
タカギ ヒサシ |
出版者・発行者 |
校倉書房
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出版者・発行者等ヨミ |
アゼクラ ショボウ |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2010.11 |
ページ数または枚数・巻数 |
440p |
大きさ |
22cm |
価格 |
¥10000 |
ISBN |
978-4-7517-4260-0 |
ISBN |
4-7517-4260-0 |
分類記号 |
337.21
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件名 |
貨幣制度-日本
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内容紹介 |
16世紀を中心に、銭・金・銀・米等の貨幣としての機能と信用取引の実態面・法制面双方を復元することで、日本経済史における近世的要素、すなわち三貨制度・石高制の成立までの経緯を明らかにする。 |
著者紹介 |
1973年大阪府生まれ。神戸大学大学院文学研究科、同大学院文化学研究科を経て、織田町歴史資料館学芸員。博士(学術、神戸大学)。安田女子大学文学部講師。共著に「宋銭の世界」がある。 |
言語区分 |
jpn |
タイトルコード |
1009811359327 |
目次 |
序章 日本中世貨幣史研究の現状と課題 |
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第一節 問題の所在/第二節 本書の課題と構成/補節一 川戸貴史氏の所論について/補節二 三宅俊彦氏の所論について |
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第一部 日本中世後期における銭使用秩序の変容 |
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第一章 一六世紀後半における銭使用秩序の変容 |
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第一節 一五七〇年代前半まで:基準銭と通用銭との分化/第二節 一五七〇年代後半以後:通用銭の基準銭化 |
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第二章 一六世紀後半におけるビタの普及 |
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第一節 信長政権期にビタ初見事例がある地域/第二節 秀吉政権期にビタ初見事例がある地域 |
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第二部 日本中近世移行期の貨幣政策 |
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第一章 先行事例 |
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第一節 日本古代の撰銭令/第二節 明代中期の挑揀禁令 |
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第二章 大内氏の撰銭令 |
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第一節 史料の確認/第二節 研究史の整理/第三節 食糧需給に関する規定への注目/第四節 文明令以後の事例/補説 銭種規定の日本・中国の差異について |
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第三章 室町幕府の撰銭令 |
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第一節 撰銭令の米場への伝達/第二節 撰銭令における諸規定について/第三節 米場への撰銭令伝達と価格抑制規定との関係/第四節 撰銭令の発令時期/補説 撰銭令の酒屋への伝達 |
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第四章 『政基公旅引付』に記録された撰銭令 |
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第一節 研究史/第二節 米麦売却制限規定と銭授受規定との関係 |
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第五章 浅井長政・三好政権の撰銭令 |
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第一節 浅井長政の撰銭令/第二節 三好政権の撰銭令 |
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第六章 織田信長の撰銭令 |
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第一節 先行研究の検討/第二節 撰銭令と米使用の普及との因果関係について/第三節 交換手段としての米使用禁止規定と米流通の実態について |
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第七章 春日大社文書「掟旨」 |
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第一節 史料の確認と研究史/第二節 掟旨の性格/第三節 中近世移行期の他の貨幣法との比較/補説 掟旨における価格表記のあり方について |
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第八章 日本戦国時代の撰銭と撰銭令 |
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第一節 撰銭とは?撰銭令とは?/第二節 戦国時代以前の撰銭と撰銭令/第三節 撰銭令の再登揚/第四節 戦国時代の撰銭令いろいろ/第五節 撰銭令は何を目的にしているか?/第六節 戦国時代の終焉と宋銭優位の終焉 |
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第九章 小括 |
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補説 黒田基樹氏の所論について |
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第三部 一六世紀後半における貨幣使用の実態 |
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第一章 価値尺度としての米の使用の成立 |
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第一節 分析の方法について/第二節 『多聞院日記』に見る価格表記のありよう |
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第二章 売券の価格表記の意味 |
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第一節 価格表記と交換手段とが完全には一致しない事例/第二節 再び浦長瀬氏の所論について |
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第三章 信長期の金銀使用 |
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第一節 問題の所在/第二節 信長による金銀使用/第三節 信長以外による金銀使用/補説一 価値尺度としての銀遣いの成立について/補説二 越前における状況 |
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第四章 小括 |
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第四部 信用をめぐる法と実態 |
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第一章 日本中世後期の掛取引について |
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第一節 徳政と売掛債権保護のありよう/第二節 中世後期の掛取引の諸様相/第三節 移行期の状況 |
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第二章 一六世紀の替状に関する一考察 |
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第一節 取立為替として機能する事例/第二節 年貢支払約束書として機能する事例 |
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補章 朝倉義景の支出命令書 |
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第一節 史料/第二節 文書の登場主体と劔神社との関係 |
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第五部 軍役制度と石高知行制 |
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第一章 守護軍事動員に対する代銭奉仕について |
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第一節 時代背景/第二節 当該史料の歴史的意義 |
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第二章 信長政権の知行制度 |
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第一節 問題の所在/第二節 米建て知行給与開始以前/銭建て知行給与の継続/第三節 米建て知行給与の開始/第四節 米建て知行給与の一般化 |