書誌種別 |
図書 |
タイトル |
多重三角関数論講義 |
タイトルヨミ |
タジュウ サンカク カンスウロン コウギ |
人名 |
黒川 信重/共著
小山 信也/共著
|
人名ヨミ |
クロカワ ノブシゲ コヤマ シンヤ |
出版者・発行者 |
日本評論社
|
出版者・発行者等ヨミ |
ニホン ヒョウロンシャ |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2010.11 |
ページ数または枚数・巻数 |
6,214p |
大きさ |
22cm |
価格 |
¥4500 |
ISBN |
978-4-535-78555-7 |
ISBN |
4-535-78555-7 |
分類記号 |
413.5
|
件名 |
関数論
|
内容紹介 |
1991年4月〜7月に東京大学にて行われた講義「多重三角関数論」の記録。多重三角関数の基本的性質を示すことを基調とした、多重三角関数および絶対数学に関する世界初の記念碑的講義。 |
著者紹介 |
1952年栃木県生まれ。東京工業大学大学院理工学研究科教授。 |
言語区分 |
jpn |
タイトルコード |
1009811356826 |
目次 |
第1講 1991年4月9日(火) |
|
1.1 Kroneckerの青春の夢/1.2 応用:ゼータ,L関数の特殊値の多重サインによる表示/1.3 多重サイン関数の定義と性質 |
|
第2講 1991年4月23日(火) |
|
2.1 多重フルヴィッツ・ゼータの解析接続/2.2 多重サイン関数の諸性質 |
|
第3講 1991年4月30日(火) |
|
3.1 Fr(z)の基本的性質/3.2 ゼータ関数の特殊値との関連/3.3 Fr(z)の周期性とdistribution property |
|
第4講 1991年5月7日(火) |
|
4.1 Hölderの研究/4.2 Fr(z)とSr(z)の関係 |
|
第5講 1991年5月14日(火) |
|
5.1 定理4.2の証明(続き)/5.2 Fr(z)=Cr[Πk=1カラrマデ]Sk(z)c(r,k)の応用 |
|
現代数学概脱「三角関数の一般化」(1991年5月15日(水)) |
|
1.知られている例/2.その他の体の場合 |
|
第6講 1991年5月21日(火) |
|
6.1 FrのΓkによる表示/6.2 数値例/6.3 Fr(z),Sr(z)の応用:セルバーグ・ゼータのガンマ因子 |
|
第7講 1991年5月28日(火) |
|
7.1 前講の補足/7.2 セルバーグ・ゼータのガンマ因子/7.3 多重ガンマ関数:研究の歴史と参考文献/7.4 Kronecker極限公式 |
|
第8講 1991年6月4日(火) |
|
8.1 先週の復習/8.2 L関数の場合/8.3 文献/8.4 階数1の半単純リー群の分類/8.5 主結果 |
|
第9講 1991年6月11日(火) |
|
9.1 セルバーグ・ゼータのガンマ因子のための計算/9.2 c(r,k)のもう1つの表示/9.3 セルバーグ・ゼータのガンマ因子/9.4 非コンパクトな場合のセルバーグ・ゼータ |
|
第10講 1991年6月18日(火) |
|
10.1 セルバーグ・ゼータの数論的応用/10.2 ζM(s)の関数等式/10.3 セルバーグ・ゼータの一般的構成法/10.4 跡公式の導き方(粗い形)/10.5 跡公式のゼータへの応用/10.6 ゼータ関数の行列式表示 |
|
大談話会「三角関数の一般化」(1991年6月22日(土)) |
|
目的/素朴な一般化/Sr(z)の微分方程式/周期性/倍角公式/Sr(z)の表示/標準的な一般化/Sr(z)とSr(z)の関係/Sr(z,ω)の性質/応用 |
|
第11講 1991年6月25日(火) |
|
11.1 Kronecker極限公式の一般化/11.2 Sr(z(ω1,・・・,ωr))の表示(r=2)/11.3 多重ゼータ関数 |
|
第12講 1991年7月2日(火) |
|
12.1 明示公式・跡公式とゼータの関係/12.2 符号付き二重ポアソン和公式 |
|
第13講 1991年7月9日(火) |
|
13.1 二重サインの表示/13.2 クロネッカーの青春の夢/13.3 多重q-ガンマ(サイン)の基本的性質/13.4 q-類似 |
|
第14講 1991年7月16日(火) |
|
14.1 ガンマ関数のq-類似(Jackson)/14.2 サイン関数のq-類似/14.3 多重サイン関数のq-類似/14.4 ガンマ関数のq-類似:ゼータ関数を用いる方法1/14.5 ガンマ関数のq-類似:ゼータ関数を用いる方法2/14.6 ゼータ関数のq-類似 |
|
20年後の風景 |
|
1.多重三角関数の最近の紹介記事/2.本講義の構成/3.1980年代の研究/4.1990年代の出版論文/5.21世紀における出版/6.この20年間を振り返って |