書誌種別 |
図書 |
タイトル |
中世集落景観と生活文化 |
サブタイトル |
阿波からのまなざし |
シリーズ名 |
日本史研究叢刊 |
シリーズ番号 |
20 |
タイトルヨミ |
チュウセイ シュウラク ケイカン ト セイカツ ブンカ |
サブタイトルヨミ |
アワ カラ ノ マナザシ |
シリーズ名ヨミ |
ニホンシ ケンキュウ ソウカン |
シリーズ番号ヨミ |
20 |
人名 |
石尾 和仁/著
|
人名ヨミ |
イシオ カズヒト |
出版者・発行者 |
和泉書院
|
出版者・発行者等ヨミ |
イズミ ショイン |
出版地・発行地 |
大阪 |
出版・発行年月 |
2010.10 |
ページ数または枚数・巻数 |
6,301,16p |
大きさ |
22cm |
価格 |
¥8000 |
ISBN |
978-4-7576-0565-7 |
ISBN |
4-7576-0565-7 |
注記 |
布装 |
分類記号 |
210.4
|
件名 |
日本-歴史-中世
/
村落-歴史
|
内容紹介 |
中世村落の実相とそこで生きた人々の暮らしを描き出すことを目的に、考古学的な資料を基軸に中世村落の展開を検討し、阿波の発掘調査成果から集落の変遷を考える。また、民衆の生活文化にも視点を据える。 |
著者紹介 |
1961年生まれ。関西大学文学部卒業。徳島工業高校、徳島県埋蔵文化財センター、富岡西高校、徳島市立高校等勤務を経て、徳島県立鳥居龍蔵記念博物館専門学芸員。徳島地方史研究会代表。 |
言語区分 |
jpn |
タイトルコード |
1009811354574 |
目次 |
序章 中世村落の景観とムラの成り立ち |
|
はじめに/一、村落景観復原研究の歩み/二、気候変動論から環境史へ/三、「土地所有」のとらえ方をめぐって/四、地域から全体史を観る/五、本書の視角 |
|
第Ⅰ部 中世の集落景観 |
|
第一章 中世低地集落の形成と展開 |
|
はじめに/一、低地集落の発掘成果/二、集村化現象と周溝の役割/むすび |
|
第二章 中世低地集落の変容 |
|
はじめに/一、集落形態の変容/二、垂水荘と日根荘/おわりに |
|
第三章 中世集落の展開と居館 |
|
はじめに/一、居館の役割と集落/二、城下集落形成の指向性/三、居館と周辺集落/おわりに |
|
第Ⅱ部 阿波の中世集落 |
|
第四章 中世阿波における集落の展開 |
|
はじめに/一、徳島の地形と風土/二、低地集落の開発と消長/三、洪積台地の開発/おわりに |
|
第五章 阿波における中世墓の展開 |
|
はじめに/一、中世墓の実相/二、中世寺院の形成/三、集落の変容と墓制の変化/おわりに |
|
補論1 中世社会と「古墳」 |
|
はじめに/一、「古墳」の活用/二、「古墳」の廃棄/おわりに |
|
第六章 阿波国大野荘・大野新荘の伝領と守護細川氏 |
|
はじめに/一、荘域と地理的環境/二、両荘の伝領関係について/三、荘内の城館/四、細川氏の阿波国入部とその影響/むすびにかえて |
|
補論2 阿波国竹原荘・隆禅寺・宮ノ本遺跡 |
|
はじめに/一、「隆禅寺」と竹原荘の荘域/二、竹原荘の伝領/三、宮ノ本遺跡の調査成果/おわりに |
|
第Ⅲ部 中世民衆の生活文化 |
|
第七章 中世村落と作手 |
|
はじめに/一、作手の成立と基本的性格/二、作手の地域性と時代的変容/むすび |
|
第八章 作職の成立 |
|
はじめに/一、作職成立に関する諸見解/二、作職の概念/おわりに |
|
第九章 銭を掘り出した人々 |
|
はじめに/一、「銭の病」の発生/二、掘り出された銭貨の行方/むすび |
|
補論3 一括埋納銭研究補考 |
|
はじめに/一、大量出土銭の性格について/二、模鋳銭研究・「個別発見貨」研究について/おわりに |
|
第十章 中世におけるムラの「記憶」と「語り」 |
|
はじめに/一、ムラの「歴史」と「語り」/二、ムラの「歴史」と「語り」/三、ムラの「歴史」と「語り」/おわりに |
|
終章 中世集落の立地と民衆生活 |