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書誌情報サマリ

タイトル

水稲を襲ったウイルス病

人名 鳥山 重光/著
人名ヨミ トリヤマ シゲミツ
出版者・発行者 創風社
出版年月 2010.10


書誌詳細

この資料の書誌詳細情報です。

書誌種別 図書
タイトル 水稲を襲ったウイルス病
サブタイトル 縞葉枯病の媒介昆虫と病原ウイルスの実像を探る
タイトルヨミ スイトウ オ オソッタ ウイルスビョウ
サブタイトルヨミ シマハガレビョウ ノ バイカイ コンチュウ ト ビョウゲン ウイルス ノ ジツゾウ オ サグル
人名 鳥山 重光/著
人名ヨミ トリヤマ シゲミツ
出版者・発行者 創風社
出版者・発行者等ヨミ ソウフウシャ
出版地・発行地 東京
出版・発行年月 2010.10
ページ数または枚数・巻数 306p
大きさ 22cm
価格 ¥3500
ISBN 978-4-88352-169-2
ISBN 4-88352-169-2
注記 補遺高田鑑三の論文「萎縮病稲試験成蹟」(1895)の再評価
注記 文献:章末
分類記号 616.28
件名 稲-病虫害ウイルス
内容紹介 イネ縞葉枯病の病原ウイルス研究に30年近く携わってきた著者が、その発生原因と媒介昆虫に関する課題、ウイルス本体の解明にかかわる研究などを解説。稲萎縮病とヨコバイの関係に関する高田鑑三論文を再評価する記事も収録。
言語区分 jpn
タイトルコード 1009811350062
目次 序章
第1部 イネ縞葉枯病の突発的な流行と媒介虫ヒメトビウンカ
第1章 わが国の稲栽培とウイルス病発生の背景
第1節 江戸期の新田開発と集約稲作/第2節 明治維新と農業技術開発/参考文献
第2章 奇病,幽霊病の発生と原因究明
第1節 群馬県立農事試験場が原因調査を開始/第2節 西ケ原農事試験場による病原体の調査・研究/参考文献
第3章 栗林数衛技師による媒介昆虫の発見
第1節 稲縞葉枯病は昆虫が媒介する「萎縮性病害」/第2節 昆虫類による伝染試験/第3節 栗林技師の稲縞葉枯病の研究/参考文献
第4章 イネ縞葉枯病と経卵伝染
第1節 栗林数衛技師の経卵伝染実験/第2節 イネ縞葉枯病の経卵伝染,その「追試験」/第3節 経卵伝染発見をめぐる問題/参考文献
第5章 関東地方におけるイネ縞葉枯病の流行と防除対策
第1節 農務局の対応-指定試験/第2節 天野悦平の“幻の”研究報告(原稿)/第3節 天野悦平の調査と試験研究成績/参考文献
第6章 西日本一帯で異常発生したイネ縞葉枯病
第1節 縞葉枯病激発地域における被害の実態/参考文献
第7章 1960年代イネ縞葉枯病の大流行とその背景
第1節 戦後食糧増産,米麦の作付面積推移と縞葉枯病発生/第2節 麦類の栽培とイネ縞葉枯病の発生/第3節 早期,早植栽培の普及と縞葉枯病の流行/参考文献
第8章 ウイルス病の大流行と農林省の調査・研究
第1節 縞葉枯病の突発的大発生と「特殊調査」/第2節 農林省が稲縞葉枯病に関する「特別研究」開始/参考文献
第9章 ヒメトビウンカの発生生態と縞葉枯病伝播
第1節 ヒメトビウンカの発育,繁殖の特徴/第2節 ヒメトビウンカの発生と縞葉枯病伝播のタイミング/第3節 ヒメトビウンカとイネ縞葉枯ウイルス/第4節 ウイルス保毒虫率と縞葉枯病発生/参考文献
第10章 地域別でみた縞葉枯病発生の妙
第1節 北海道における縞葉枯病の流行/第2節 東北,北陸地域では縞葉枯病の発生が少ない/第3節 何故,千葉県では縞葉枯病の発生が少ないのか/第4節 関東地区の縞葉枯病激発地帯の実態/参考文献
第11章 イネ縞葉枯病抵抗性品種の育成と利用
第1節 縞葉枯病抵抗性遺伝子探索の実際-幼苗検定法-/第2節 縞葉枯病抵抗性品種(遺伝子)の探索/第3節 インド型イネの抵抗性遺伝子-遺伝資源の中の“金塊”-/第4節 縞葉枯病抵抗性イネ中間母本と実用品種/第5節 抵抗性品種栽培と縞葉枯病発生の消長/参考文献
第12章 イネ縞葉枯病大流行の真相への問い
第1節 ヒメトビウンカ個体群が遭遇しているウイルス感染/第2節 イネ縞葉枯病の病原体はヒメトビウンカのウイルス(仮称=HiStV)である/第3節 媒介昆虫のウイルス研究と昆虫ウイルス学者たちの立場/第4節 ウンカ・ヨコバイ類の大量発生から稲ウイルス病の大流行が始まった/第5節 ヒメトビウンカ集団におけるHiStV大流行-その要因/第6節 ヒメトビウンカは感染防御機構をもっていないのか?/第7節 イネ縞葉枯病流行の疫学的問題は何も解決されていないか/第8節 「問い」のおわりに/参考文献
第2部 奇異なRNAウイルス Rice stripe virus
第1章 イネ縞葉枯病の“枝分かれ糸状粒子”
第1節 イネ縞葉枯ウイルスの抽出と精製/第2節 海外の研究者による類似ウイルスの精製/参考文献
第2章 イネ縞葉枯ウイルス(RSV)の病原性の本体
第1節 ウイルス精製法の改良/第2節 精製ウイルスの感染力試験/第3節 あらたに見つかった分画の感染性/第4節 イネ縞葉枯ウイルスの病原性に必須のRNA分子/参考文献
第3章 イネ縞葉枯ウイルス粒子の電子顕微鏡像-その構造
第1節 糸状ウイルス粒子の多形現象/第2節 高塩濃度下のRSV粒子像/参考文献
第4章 糸状ウイルス粒子に結合しているRNAポリメラーゼ活性
第1節 RSV-RNAポリメラーゼ活性と測定条件/第2節 イン・ビトロで合成したRNA産物の解析/第3節 巨大分子量のRNAポリメラーゼ蛋白質とその可溶化/第4節 RSV-RNAポリメラーゼ活性と塩類の影響/参考文献
第5章 イネ縞葉枯ウイルスのゲノム構造と遺伝子
第1節 RSVのゲノム構造とその特徴/第2節 遺伝子発現とメッセンジャーRNAの転写機構/第3節 RSV-RNA末端のパンハンドル構造/参考文献
第6章 ポリメラーゼ遺伝子からみたイネ縞葉枯ウイルスの起源
第1節 核酸の複製とポリメラーゼ蛋白質の機能/第2節 RSVのRNAポリメラーゼのアミノ酸配列/第3節 ゲノム構造から見えてくるイネ縞葉枯ウイルスのルーツ/参考文献
第7章 世界各地に発生するテヌイウイルス属ウイルスとウイルス病被害
第1節 テヌイウイルスによる作物のウイルス病と被害/第2節 テヌイウイルスの地理的発生分布/参考文献
第8章 イネグラッシースタントウイルス:テヌイウイルス属の中の変りものか
第1節 テヌイウイルス属のなかのRGSVの位置づけ/第2節 RGSV RNAポリメラーゼの相同性比較/第3節 RGSVとトビイロウンカの独自の餌嗜好性-イネ属植物の選択性/参考文献
あとがき
補遺 高田鑑三の論文「萎縮病稲試験成蹟」(1895)の再評価
はじめに/第1節 稲萎縮病の原因解明のための調査・試験/第2節 高田鑑三論文にみる有害ヨコバイの同定,命名に関する記述/第3節 滋賀県農事試験場が実施した稲萎縮病研究/第4節 西ケ原農事試験場と稲萎縮病研究/第5節 福士貞吉博士と稲萎縮病研究/おわりに



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