書誌種別 |
図書 |
タイトル |
国勢調査から考える人種・民族・国籍 |
サブタイトル |
オバマはなぜ「黒人」大統領と呼ばれるのか |
タイトルヨミ |
コクセイ チョウサ カラ カンガエル ジンシュ ミンゾク コクセキ |
サブタイトルヨミ |
オバマ ワ ナゼ コクジン ダイトウリョウ ト ヨバレル ノカ |
人名 |
青柳 まちこ/著
|
人名ヨミ |
アオヤギ マチコ |
出版者・発行者 |
明石書店
|
出版者・発行者等ヨミ |
アカシ ショテン |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2010.10 |
ページ数または枚数・巻数 |
236p |
大きさ |
22cm |
価格 |
¥3800 |
ISBN |
978-4-7503-3274-1 |
ISBN |
4-7503-3274-1 |
注記 |
文献:p217〜228 |
分類記号 |
358
|
件名 |
国勢調査
/
人種
/
民族
|
内容紹介 |
アメリカ合衆国をはじめとして、いくつかの国々で国勢調査において取り上げられてきた分類方式のさまざまな事例を、歴史的推移も含めて紹介。「人種の坩堝復権」といった視点や、それとは正反対の現象などにも触れる。 |
著者紹介 |
東京都立大学大学院社会科学研究科博士課程修了。文学博士。立教大学名誉教授。著書に「開発の文化人類学」「ニュージーランドを知るための63章」など。 |
言語区分 |
jpn |
タイトルコード |
1009811343416 |
目次 |
序章 「国勢調査員に任命します」 |
|
1 黒人大統領の誕生-バラク・オバマ/2 黒人かカブリナシアンか-タイガー・ウッズ/3 国勢調査での分類/4 日本における直近の国勢調査/5 調査員体験顚末記 |
|
Ⅰ章 国勢調査と人種(レイス)/民族(エスニック集団) |
|
1 国勢調査のはじまり/2 国勢調査における人種(レイス)/民族(エスニック集団)の分類/3 人種(レイス)/民族(エスニック集団)に対する関心の差異/4 レイスおよびエスニック集団分類から見た国勢調査 |
|
Ⅱ章 アメリカ |
|
1 統計調査のはじまり/2 課税インディアンと非課税インディアン/3 住民の分類/4 カラー/レイス分類の変遷/5 カラーとレイスの指し示すもの/6 混血に関して/7 自己認定方式への変化/8 複数レイスの選択/9 エスニック集団としてのヒスパニックの出現 |
|
Ⅲ章 アメリカのレイスおよびエスニシティ分類 |
|
1 OMB指針15条1977年/2 OMB指針15条1977年の見直し/3 1997年検討委員会の勧告/4 OMBの最終決定/5 レイスに関してのアメリカ人類学会の論評/6 レイスという用語の可否 |
|
Ⅳ章 ニュージーランド |
|
1 初期の調査/2 エスニシティの登場/3 マオリのアイデンティティ/4 近年の複数エスニック集団回答者の増加 |
|
Ⅴ章 イギリス |
|
1 国勢調査のはじまり/2 移民送出国から移民受入国へ/3 レイス/エスニック集団についての質問導入検討/4 レイス/エスニシティ質問項目導入本格化/5 1991年の国勢調査/6 2001年の国勢調査/7 ミックスド問題 |
|
Ⅵ章 日本 |
|
1 近代国家への道のり/2 第1回国勢調査実施/3 国籍と民籍/4 台湾戸口調査/5 朝鮮/6 樺太/7 南洋群島/8 敗戦後および現今の国勢調査 |
|
Ⅶ章 国勢調査における多様な人種/民族の捉え方 |
|
1 先住民の言語集団の分類に関心を持つ国々/2 政府認定の民族コードがあり、そのいずれかに国民を当てはめる国々/3 カーストと人種・民族に連続性がみられる国々 |
|
Ⅷ章 国勢調査を行わない国・発表しない国 |
|
1 キリスト教徒の多い国レバノン/2 同胞としてのトルコ共和国 |
|
Ⅸ章 曖昧なレイスとエスニック集団 |
|
1 人種とレイス/2 エスニック集団とレイス |
|
Ⅹ章 人種の坩堝復権?はなるか |
|
1 複数レイスの選択-アメリカ/2 ミックスド選択肢の創設-イギリス/3 ニュージーランド人の出現-ニュージーランド/4 人種の坩堝復権 |
|
ⅩⅠ章 サラダボールの中身 |
|
1 国家とエスニック集団/2 ヒスパニックの台頭-アメリカ/3 ウェールズとコーンウォール-イギリス/4 カレンジンの出現-ケニア/5 日本の外国人 |
|
ⅩⅡ章 調査漏れとプライバシー |
|
1 調査漏れとサンプリング調査検討-アメリカ/2 無関心とプライバシーの壁の酷勢調査-日本 |