書誌種別 |
図書 |
タイトル |
日本語教育からの音声研究 |
シリーズ名 |
シリーズ言語学と言語教育 |
シリーズ番号 |
20 |
タイトルヨミ |
ニホンゴ キョウイク カラ ノ オンセイ ケンキュウ |
シリーズ名ヨミ |
シリーズ ゲンゴガク ト ゲンゴ キョウイク |
シリーズ番号ヨミ |
20 |
人名 |
土岐 哲/著
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人名ヨミ |
トキ サトシ |
出版者・発行者 |
ひつじ書房
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出版者・発行者等ヨミ |
ヒツジ ショボウ |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2010.3 |
ページ数または枚数・巻数 |
14,264p |
大きさ |
22cm |
価格 |
¥5800 |
ISBN |
978-4-89476-488-0 |
ISBN |
4-89476-488-0 |
注記 |
文献:p251〜253 |
分類記号 |
811.1
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件名 |
日本語-音声
/
日本語教育(対外国人)
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内容紹介 |
日本語音声の縮約とリズム形式、音声上の虫食い文補塡の手掛かりとなる韻律的要素、青森県深浦方言の音声・音韻など、日本語音声の自然な発話の実態について、幅広い観点から考察する。 |
著者紹介 |
1946年青森県生まれ。早稲田大学文学部日本文学科卒業。大阪大学博士(文学)。京都外国語大学教授。大阪大学名誉教授。共著に「言語と教育」「日本語学と言語学」など。 |
言語区分 |
jpn |
タイトルコード |
1009811327117 |
目次 |
第Ⅰ部 |
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第1章 日本語音声の教育・研究の変遷 |
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1.資料の分類/2.史的概観/3.教材の記述/4.今後の音声教育・音声教材 |
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第2章 教科書に見られる日本語音声教育上の記述 |
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1.序/2.初級教科書調査/3.資料/4.資料に見られる傾向/5.項目別の検討 |
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第3章 一般音声学的視点から考える音声教育の重要性 |
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1.一般音声学/2.パラメータのレパートリー/3.日本語の音声表記についての基本姿勢 |
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第4章 日本語音声に見られる諸現象の実態 |
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1.教養番組に現れた縮約の諸現象/2.どんな縮約が現れたか/3.場面別に見た縮約の現れ方/4.まとめ |
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第5章 日本語リズムの研究 |
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1.序-リズムの定義-/2.考察のとりかかり-定型詩リズムの二面性-/3.話しことばのリズムの基礎理論/4.応用につながる記述への追究/5.まとめ |
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第6章 日本語音声の縮約とリズム形式 |
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1.序/2.縮約の範囲・タイプ/3.縮約の諸相/4.まとめ |
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第7章 アクセントの下げとイントネーションの下げの区分 |
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1.序/2.問題の所在/3.『話しことばの文型(2)』(1963)によるイントネーションの再分類と(1)との比較/4.実験の概要/5.結果の分析・考察/6.まとめ |
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第Ⅱ部 |
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第8章 音声上の虫食い文補塡の手掛かりとなる韻律的要素 |
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1.回帰の所在/2.聞き取り・判定の材料/3.実験結果/4.正答率の高かった資料と低かった資料の差異/5.持続の長さによる測定/6.まとめ |
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第9章 東京方言話者と大阪方言話者による同一音声資料の聞き取り結果 |
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1.問題の所在/2.音声資料/3.音声資料の内容分析/4.聞き取り調査の結果/5.まとめ |
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第10章 日本語会話文の音読に見られる各地方言の韻律的特徴 |
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1.研究目的とその背景/2.音声資料/3.分析/4.まとめ |
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第11章 青森県深浦方言の音声・音韻 |
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1.序/2.資料/3.音節一覧/4.アクセント/5.まとめ |
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第12章 ミクロネシア・チュークに見られる残存日本語の音声 |
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1.序/2.チューク語の音声、日本語との異同/3.音声資料/4.調査結果/5.まとめ |
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第13章 ミクロネシア、ポナペ島に残存する日本語の音声 |
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1.序/2.ポナペ語と日本語の異同/3.まとめ |
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第14章 台湾先住民ヤミ族に見られる日本語音声 |
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1.序/2.予想される懸念事項と期待事項/3.被調査者/4.分析と考察/5.ヤミ語話者の特徴のまとめ/6.アミ語話者の日本語との異同/7.まとめ |
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第Ⅲ部 |
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第15章 音声研究と日本語教育 |
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1.序/2.音声教育は必要か/3.音声研究と音声教育の流れ/4.音声研究の成果を応用する際の留意点/5.今後の音声研究・教育音声研究 |
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第16章 聞き手の国際化 |
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1.序/2.問題の所在/3.恣意的で一方的な解釈・評価/4.日本語学習者側の防御策/5.公平な耳・意識の養成/6.まとめ-聞き手の国際化に向けて- |