書誌種別 |
児童図書 |
タイトル |
絵でわかる「百人一首」 |
シリーズ名 |
小学生のことば事典 |
タイトルヨミ |
エ デ ワカル ヒャクニン イッシュ |
シリーズ名ヨミ |
ショウガクセイ ノ コトバ ジテン |
人名 |
村田 正博/監修
どりむ社/編著
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人名ヨミ |
ムラタ マサヒロ ドリムシャ |
出版者・発行者 |
PHP研究所
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出版者・発行者等ヨミ |
ピーエイチピー ケンキュウジョ |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2010.7 |
ページ数または枚数・巻数 |
127p |
大きさ |
22cm |
価格 |
¥1200 |
ISBN |
978-4-569-78073-3 |
ISBN |
4-569-78073-3 |
分類記号 |
911.147
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件名 |
百人一首
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内容紹介 |
古典和歌のエッセンスを味わえる「百人一首」を、親しみやすい口語訳と大きな絵で紹介。和歌に使われていることばの意味や背景などのほか、知っておくと得する古典の知識も掲載する。 |
言語区分 |
jpn |
タイトルコード |
1009811317416 |
目次 |
はじめに |
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この本の使い方 |
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『百人一首』について知ろう |
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(1)秋の田の かりほの庵の 苫をあらみ わが衣手は 露にぬれつつ…天智天皇 |
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(2)春過ぎて 夏来にけらし 白妙の 衣ほすてふ 天の香具山…持統天皇 |
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(3)あしびきの 山鳥の尾の しだり尾の ながながし夜を ひとりかも寝む…柿本人麻呂 |
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(4)田子の浦に うち出でて見れば 白妙の 富士の高嶺に 雪は降りつつ…山部赤人 |
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(5)奥山に 紅葉ふみわけ 鳴く鹿の 声きく時ぞ 秋は悲しき…猿丸大夫 |
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(6)かささぎの 渡せる橋に おく霜の 白きを見れば 夜ぞふけにける…中納言家持 |
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(7)天の原 ふりさけ見れば 春日なる 三笠の山に 出でし月かも…安倍仲麿 |
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(8)わが庵は 都のたつみ しかぞすむ 世をうぢ山と 人はいふなり…喜撰法師 |
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知ってなっとく『百人一首』のひみつ その一 |
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(9)花の色は うつりにけりな いたづらに わが身世にふる ながめせしまに…小野小町 |
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(10)これやこの 行くも帰るも 別れては 知るも知らぬも 逢坂の関…蟬丸 |
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(11)わたの原 八十島かけて こぎ出でぬと 人には告げよ あまのつり舟…参議篁 |
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(12)天つ風 雲の通ひ路 吹き閉ぢよ をとめの姿 しばしとどめむ…僧正遍昭 |
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(13)筑波嶺の 峰より落つる みなの川 恋ぞつもりて 淵となりぬる…陽成院 |
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(14)陸奥の しのぶもぢずり たれゆゑに 乱れそめにし われならなくに…河原左大臣 |
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(15)君がため 春の野に出でて 若菜つむ わが衣手に 雪は降りつつ…光孝天皇 |
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(16)立ち別れ いなばの山の 峰に生ふる まつとし聞かば 今帰り来む…中納言行平 |
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知ってなっとく『百人一首』のひみつ その二 |
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(17)ちはやぶる 神代も聞かず 竜田川 からくれなゐに 水くくるとは…在原業平朝臣 |
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(18)住の江の 岸による波 よるさへや 夢の通ひ路 人目よくらむ…藤原敏行朝臣 |
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(19)難波潟 短き蘆の ふしの間も 逢はでこの世を 過ぐしてよとや…伊勢 |
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(20)わびぬれば 今はた同じ 難波なる みをつくしても 逢はむとぞ思ふ…元良親王 |
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(21)今来むと いひしばかりに 長月の 有明の月を 待ち出でつるかな…素性法師 |
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(22)吹くからに 秋の草木の しをるれば むべ山風を あらしといふらむ…文屋康秀 |
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(23)月見れば 千々にものこそ 悲しけれ わが身ひとつの 秋にはあらねど…大江千里 |
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(24)このたびは 幣も取りあへず 手向山 紅葉の錦 神のまにまに…菅家 |
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(25)名にし負はば 逢坂山の さねかづら 人に知られで くるよしもがな…三条右大臣 |
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(26)小倉山 峰のもみぢ葉 心あらば 今ひとたびの みゆき待たなむ…貞信公 |
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(27)みかの原 わきて流るる いづみ川 いつ見きとてか 恋しかるらむ…中納言兼輔 |
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(28)山里は 冬ぞ寂しさ まさりける 人目も草も かれぬと思へば…源宗于朝臣 |
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(29)心あてに 折らばや折らむ 初霜の おきまどはせる 白菊の花…凡河内躬恒 |
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(30)有明の つれなく見えし 別れより あかつきばかり 憂きものはなし…壬生忠岑 |
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(31)朝ぼらけ 有明の月と 見るまでに 吉野の里に 降れる白雪…坂上是則 |
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(32)山川に 風のかけたる しがらみは 流れもあへぬ 紅葉なりけり…春道列樹 |
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知ってなっとく『百人一首』のひみつ その三 |
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(33)ひさかたの 光のどけき 春の日に しづ心なく 花の散るらむ…紀友則 |
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(34)たれをかも 知る人にせむ 高砂の 松も昔の 友ならなくに…藤原興風 |
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(35)人はいさ 心も知らず ふるさとは 花ぞ昔の 香ににほひける…紀貫之 |
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(36)夏の夜は まだ宵ながら 明けぬるを 雲のいづこに 月宿るらむ…清原深養父 |
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(37)白露に 風の吹きしく 秋の野は つらぬきとめぬ 玉ぞ散りける…文屋朝康 |
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(38)忘らるる 身をば思はず ちかひてし 人の命の 惜しくもあるかな…右近 |
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(39)浅茅生の 小野の篠原 しのぶれど あまりてなどか 人の恋しき…参議等 |
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(40)しのぶれど 色に出でにけり わが恋は ものや思ふと 人の問ふまで…平兼盛 |
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(41)恋すてふ わが名はまだき 立ちにけり 人知れずこそ 思ひそめしか…壬生忠見 |
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(42)契りきな かたみに袖を しぼりつつ 末の松山 波越さじとは…清原元輔 |
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(43)逢ひ見ての のちの心に くらぶれば 昔はものを 思はざりけり…権中納言敦忠 |
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(44)逢ふことの 絶えてしなくは なかなかに 人をも身をも うらみざらまし…中納言朝忠 |
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(45)あはれとも いふべき人は 思ほえで 身のいたづらに なりぬべきかな…謙徳公 |
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(46)由良の門を わたる舟人 かぢを絶え 行く方も知らぬ 恋の道かな…曾禰好忠 |
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(47)八重葎 しげれる宿の さびしきに 人こそ見えね 秋は来にけり…恵慶法師 |
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(48)風をいたみ 岩うつ波の おのれのみ くだけてものを 思ふころかな…源重之 |
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(49)みかきもり 衛士のたく火の 夜は燃え 昼は消えつつ ものをこそ思へ…大中臣能宣朝臣 |
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(50)君がため 惜しからざりし 命さへ 長くもがなと 思ひけるかな…藤原義孝 |
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(51)かくとだに えやはいぶきの さしも草 さしも知らじな 燃ゆる思ひを…藤原実方朝臣 |
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(52)明けぬれば 暮るるものとは 知りながら なほうらめしき 朝ぼらけかな…藤原道信朝臣 |
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(53)嘆きつつ ひとり寝る夜の 明くる間は いかに久しき ものとかは知る…右大将道綱母 |
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(54)忘れじの 行く末までは かたければ けふを限りの 命ともがな…儀同三司母 |
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(55)滝の音は 絶えて久しく なりぬれど 名こそ流れて なほ聞こえけれ…大納言公任 |
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(56)あらざらむ この世のほかの 思ひ出に 今ひとたびの 逢ふこともがな…和泉式部 |
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(57)めぐり逢ひて 見しやそれとも わかぬ間に 雲がくれにし 夜半の月かな…紫式部 |
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(58)有馬山 猪名の笹原 風吹けば いでそよ人を 忘れやはする…大弐三位 |
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(59)やすらはで 寝なましものを さ夜ふけて かたぶくまでの 月を見しかな…赤染衛門 |
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(60)大江山 いく野の道の 遠ければ まだふみも見ず 天の橋立…小式部内侍 |
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(61)いにしへの 奈良の都の 八重桜 けふ九重に にほひぬるかな…伊勢大輔 |
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知ってなっとく『百人一首』のひみつ その四 |
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(62)夜をこめて 鳥のそら音は はかるとも よに逢坂の 関は許さじ…清少納言 |
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(63)今はただ 思ひ絶えなむ とばかりを 人づてならで いふよしもがな…左京大夫道雅 |
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(64)朝ぼらけ 宇治の川霧 たえだえに あらはれわたる 瀬々の網代木…権中納言定頼 |
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(65)恨みわび ほさぬ袖だに あるものを 恋に朽ちなむ 名こそ惜しけれ…相模 |
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(66)もろともに あはれと思へ 山桜 花よりほかに 知る人もなし…前大僧正行尊 |
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(67)春の夜の 夢ばかりなる 手枕に かひなく立たむ 名こそ惜しけれ…周防内侍 |
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(68)心にも あらで憂き世に ながらへば 恋しかるべき 夜半の月かな…三条院 |
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(69)嵐吹く 三室の山の もみぢ葉は 竜田の川の 錦なりけり…能因法師 |
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(70)さびしさに 宿を立ち出でて ながむれば いづこも同じ 秋の夕暮れ…良暹法師 |
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(71)夕されば 門田の稲葉 おとづれて 蘆のまろやに 秋風ぞ吹く…大納言経信 |
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(72)音に聞く 高師の浜の あだ波は かけじや袖の ぬれもこそすれ…祐子内親王家紀伊 |
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(73)高砂の 尾の上の桜 咲きにけり 外山の霞 立たずもあらなむ…権中納言匡房 |
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(74)憂かりける 人を初瀬の 山おろしよ はげしかれとは 祈らぬものを…源俊頼朝臣 |
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(75)契りおきし させもが露を 命にて あはれ今年の 秋もいぬめり…藤原基俊 |
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(76)わたの原 こぎ出でて見れば ひさかたの 雲居にまがふ 沖つ白波…法性寺入道前関白太政大臣 |
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(77)瀬をはやみ 岩にせかるる 滝川の われても末に あはむとぞ思ふ…崇徳院 |
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(78)淡路島 通ふ千鳥の 鳴く声に いく夜寝覚めぬ 須磨の関守…源兼昌 |
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(79)秋風に たなびく雲の 絶え間より もれ出づる月の 影のさやけさ…左京大夫顕輔 |
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(80)長からむ 心も知らず 黒髪の 乱れて今朝は ものをこそ思へ…待賢門院堀河 |
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(81)ほととぎす 鳴きつる方を ながむれば ただ有明の 月ぞ残れる…後徳大寺左大臣 |
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(82)思ひわび さても命は あるものを 憂きにたへぬは 涙なりけり…道因法師 |
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(83)世の中よ 道こそなけれ 思ひ入る 山の奥にも 鹿ぞ鳴くなる…皇太后宮大夫俊成 |
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(84)ながらへば またこのごろや しのばれむ 憂しと見し世ぞ 今は恋しき…藤原清輔朝臣 |
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(85)夜もすがら もの思ふころは 明けやらで 閨のひまさへ つれなかりけり…俊恵法師 |
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知ってなっとく『百人一首』のひみつ その五 |
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(86)嘆けとて 月やはものを 思はする かこち顔なる わが涙かな…西行法師 |
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(87)村雨の 露もまだひぬ まきの葉に 霧立ちのぼる 秋の夕暮れ…寂蓮法師 |
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(88)難波江の 蘆のかりねの ひとよゆゑ みをつくしてや 恋ひわたるべき…皇嘉門院別当 |
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(89)玉の緒よ 絶えなば絶えね ながらへば しのぶることの 弱りもぞする…式子内親王 |
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(90)見せばやな 雄島のあまの 袖だにも ぬれにぞぬれし 色はかはらず…殷富門院大輔 |
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(91)きりぎりす 鳴くや霜夜の さむしろに 衣かたしき ひとりかも寝む…後京極摂政前太政大臣 |
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(92)わが袖は 潮干に見えぬ 沖の石の 人こそ知らね かわく間もなし…二条院讃岐/(93)世の中は 常にもがもな 渚こぐ あまの小舟の 綱手かなしも…鎌倉右大臣/(94)み吉野の 山の秋風 さ夜ふけて ふるさと寒く 衣うつなり…参議雅経/(95)おほけなく うき世の民に おほふかな わが立つ杣に 墨染めの袖…前大僧正慈円/(96)花さそふ 嵐の庭の 雪ならで ふりゆくものは わが身なりけり…入道前太政大臣/(97)来ぬ人を まつほの浦の 夕なぎに 焼くや藻塩の 身もこがれつつ…権中納言定家/(98)風そよぐ ならの小川の 夕暮れは みそぎぞ夏の しるしなりける…従二位家隆/(99)人もをし 人もうらめし あぢきなく 世を思ふゆゑに もの思ふ身は…後鳥羽院/(100)ももしきや 古き軒端の しのぶにも なほあまりある 昔なりけり…順徳院/上の句さくいん/作者名さくいん |