書誌種別 |
図書 |
タイトル |
生殖医療と刑法 |
並列タイトル |
Assisted Reproductive Technology and Criminal Law |
シリーズ名 |
医事刑法研究 |
シリーズ番号 |
第4巻 |
タイトルヨミ |
セイショク イリョウ ト ケイホウ |
シリーズ名ヨミ |
イジ ケイホウ ケンキュウ |
シリーズ番号ヨミ |
4 |
人名 |
甲斐 克則/著
|
人名ヨミ |
カイ カツノリ |
出版者・発行者 |
成文堂
|
出版者・発行者等ヨミ |
セイブンドウ |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2010.6 |
ページ数または枚数・巻数 |
14,4,295p |
大きさ |
22cm |
価格 |
¥2800 |
ISBN |
978-4-7923-1878-9 |
ISBN |
4-7923-1878-9 |
注記 |
並列タイトル(誤植):Assited Reproductive Technology and Criminal Law |
分類記号 |
326.23
|
件名 |
刑法
/
生殖医療
|
内容紹介 |
イギリスにおける生殖医療と刑事規制の動向、体外受精の意義と法的諸問題、刑法的観点からみた多胎減数術など、生殖医療と刑法に関する著者の約20年間の研究をまとめる。 |
言語区分 |
jpn |
タイトルコード |
1009811307497 |
目次 |
序章 先端医療技術をめぐる生命倫理・法と「人間の尊厳」 |
|
1 はじめに/2 生殖医療技術に対する法的規制の基本的視点とモデル/3 ヒト受精胚の法的地位とその濫用行為の犯罪化をめぐる議論/4 ヒト受精胚の研究利用とその限界をめぐる法的・倫理的議論/5 おわりに |
|
第1章 「出産するからだ」を法律はどのように支えてきたか |
|
1 出産と法律はどのような関係にあるのか/2 出産は誰のためにあるのか/3 法律は堕胎・妊娠中絶にどう対応してきたか/4 堕胎・妊娠中絶・出産問題はどこへ行くのか/5 「出産するからだ」を法律は今後どのように守るべきか |
|
第2章 イギリスにおける生殖医療と刑事規制の動向 |
|
1 はじめに/2 報告書の背景と基本姿勢/3 不妊緩和技術と刑事規制/4 胚研究と刑事規制/5 おわりに |
|
第3章 イギリスにおける生殖医療の規制に関する1990年法について |
|
1 はじめに/2 HFEA 1990の概略と基本的特徴/3 HFEA 1990における刑事規制/4 おわりに |
|
第4章 生殖医療技術の(刑事)規制モデル |
|
1 序/2 (刑事)規制モデルの探究/3 日本における(刑事)規制のありかた/4 結語 |
|
第5章 体外受精の意義と法的諸問題 |
|
1 体外受精の意義/2 体外受精の法的諸問題/3 生殖医療技術の法規制 |
|
第6章 生殖技術と法的規制の必要性 |
|
1 はじめに/2 生殖医療技術に対する法的規制の基本的視点とモデル/3 法的規制の具体的内容/4 おわりに |
|
第7章 「未出生の人の生命」保護と刑法 |
|
1 はじめに/2 論点整理と西欧の動向のコメント/3 胎児の法的地位とヒト胚の法的地位/4 生殖医療・妊娠中絶における「女性の自己決定権」と「未出生の人の生命」保護/5 クローニング/6 おわりに |
|
第8章 刑法的観点からみた多胎減数術 |
|
1 序/2 多胎減数術と母体保護法/3 多胎減数術の正当化とその限界/4 解決の方向性/5 結語 |
|
第9章 クローン技術の応用と刑事規制 |
|
1 序/2 クローン技術規制に向けた諸外国の法的対応/3 日本の対応状況とその検討/4 クローン技術の(刑事)法的規制/5 結語 |
|
第10章 ヒト・クローン技術等規制法について |
|
1 はじめに/2 ヒト・クローン技術等規制法の目的・意義・構造/3 ヒト・クローン技術等規制法の射程範囲/4 おわりに |
|
第11章 ヒト受精胚・ES細胞・ヒト細胞の取扱いと刑法 |
|
1 序/2 ヒト受精胚の法的地位と濫用に対する刑事規制/3 ES細胞・ヒト細胞の取扱いをめぐる生命倫理と刑法上の問題点/4 結語 |
|
第12章 イギリスにおけるヒト胚研究の規制の動向 |
|
1 序/2 HFEA 1990の改正と英国高等法院判決/3 ヒト・クローン胚および幹細胞の利用と規制をめぐる議論動向/4 結語 |
|
終章 生殖補助医療と刑事規制の行方 |
|
1 序/2 生殖補助医療をめぐる法規制の基本的視座とモデル探究/3 生殖医療技術と(刑事)法規制/4 結語 |
|
*資料 |
|
翻訳 アルビン・エーザー 比較法的観点からみたバイオテクノロジーの進歩の法的諸問題 |
|
1 序/2 現在のドイツ胚保護法の概要/3 他のヨーロッパ諸国の規制とドイツ法との比較における個々の問題領域/4 比較法的な結論的考察 |