書誌種別 |
図書 |
タイトル |
宮座と当屋の環境人類学 |
サブタイトル |
祭祀組織が担う公共性の論理 |
タイトルヨミ |
ミヤザ ト トウヤ ノ カンキョウ ジンルイガク |
サブタイトルヨミ |
サイシ ソシキ ガ ニナウ コウキョウセイ ノ ロンリ |
人名 |
合田 博子/著
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人名ヨミ |
ゴウダ ヒロコ |
出版者・発行者 |
風響社
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出版者・発行者等ヨミ |
フウキョウシャ |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2010.2 |
ページ数または枚数・巻数 |
402p |
大きさ |
22cm |
価格 |
¥6000 |
ISBN |
978-4-89489-153-1 |
ISBN |
4-89489-153-1 |
注記 |
文献:p363〜377 |
分類記号 |
384.1
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件名 |
宮座
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内容紹介 |
宮座と当屋制は、入会山野や川・ため池等の水利配分を調整する地域社会のシステムでもあった。日本的な内発的社会のあり方を再検討し、宮座と当屋制の分析から現代日本の地域社会における公共性の論理を探る方向性を示す。 |
言語区分 |
jpn |
タイトルコード |
1009811294307 |
目次 |
序章 |
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一 問題の所在と目的/二 方法と対象地域/三 構成 |
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第1部 理論篇 |
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第一章 宮座研究史における当屋制 |
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一 宮座の概念をめぐる議論と論点/二 宮座研究史/三 祭祀頭役制と当屋制(論点(2))-頭人から当屋への発展として/四 論点(4)-祭祀長老制と年齢階梯制村落構造/五 まとめ-宮座研究における当屋制の理論 |
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第二章 本書の分析視点 |
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一 日本農村社会学とアメリカ・コミュニティスタディの研究方法論/二 コミュニティスタディ/三 都市と農村/四 ポラソニーとベルクソンにおける課題の日本的展開/五 ベルクソン-宗教的なるものの源泉/六 まとめ |
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三章 方法論としての環境人類学 |
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一 序論-環境と人間の相互関係を対象とする人文・社会科学と人類学/二 環境人類学としての立場/三 環境人類学を考える上での経済人類学 |
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第2部 事例篇 |
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第四章 兵庫県南部の宮座と当屋制の事例 |
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一 調査地域の選び方と区分/二 兵庫県の当屋・当屋制という言葉について/三 加古川・山田川水域の宮座と当屋制/四 中部・姫路市近郊の市川・夢前川水域の当屋制と氏子組織/五 揖保川水域の宮座と当屋制事例 |
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第五章 「灘のけんかまつり」と松原八幡神社の祭祀組織の事例 |
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一 生成する<人の祭り>/二 神社・祭神・祭りの概要/三 祭りの調査報告/四 祭りを担う集団の分析/五 祭りの隆盛にみる地域活性化の前提/六 中世・近世の祭祀組織と村の神人・祝(はふり)たち/七 「灘のけんかまつり」における水の記憶と井郷/八 連中と年齢階梯制および宮座との関係/九 まとめ |
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第3部 考察篇 |
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第六章 宮座・当屋制と仏教儀礼 |
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一 はじめに/二 調査事例にみる宮座・当屋制への寺院の影響/三 神仏習合/四 宮座・当屋制への寺院の影響/五 宮座と寺の檀家所属との関係/六 近江・葛川明王院と村落の宮座/七 芸能座と地域文化/八 まとめ |
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第七章 宮座・当屋制と村落および村落間関係との相互関連性 |
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一 はじめに/二 水社会・日本と近世の村落社会/三 村落自治と宮座・当屋制/四 ため池の水利団体・田主と「田植え祭」の祭主・田主/五 近世の一戸前と村人の資格/六 まとめ |
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第八章 宮座・当屋制と水利・入会山林野への社会的調整機能 |
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一 はじめに/二 宮と水の事例/三 森と川の事例/四 丹波・山国荘の山林業と近江・得珍保の商業の発展と宮座/五 近江西浅井郡菅浦と大浦の相論、新規供御人と惣村の誕生/六 まとめ-森と水をめぐる村民の権利と宮座 |
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終章 当屋制と<開かれつつ閉ざされ><閉ざされつつ開かれる>社会 |
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一 序-本章のねらいと構成/二 「職の体系」について/三 環境をめぐる伝統的慣習法と近代的土地所有法/四 今後の課題-宮座・当屋制とアジア・太平洋地域の祭祀組織との比較/五 <開かれつつ閉ざされる>社会の論理をひらくもの-結語にむけて/六 まとめ |