書誌種別 |
図書 |
タイトル |
日本の景気循環と低利・百年国債の日銀引き受け |
シリーズ名 |
中京大学経済学研究叢書 |
シリーズ番号 |
第18輯 |
タイトルヨミ |
ニホン ノ ケイキ ジュンカン ト テイリ ヒャクネン コクサイ ノ ニチギン ヒキウケ |
シリーズ名ヨミ |
チュウキョウ ダイガク ケイザイガク ケンキュウ ソウショ |
シリーズ番号ヨミ |
18 |
人名 |
岩下 有司/著
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人名ヨミ |
イワシタ ユウシ |
出版者・発行者 |
勁草書房
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出版者・発行者等ヨミ |
ケイソウ ショボウ |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2010.4 |
ページ数または枚数・巻数 |
12,271p |
大きさ |
22cm |
価格 |
¥4400 |
ISBN |
978-4-326-54957-3 |
ISBN |
4-326-54957-3 |
分類記号 |
337.91
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件名 |
景気
/
国債
/
日本銀行
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内容紹介 |
日本のバブルはどうしてあのように巨大化したのか? 1980年代後半のバブル景気の原因を追究するほか、増税と歳出削減による財政再建の可能性を検討する。 |
言語区分 |
jpn |
タイトルコード |
1009811289796 |
目次 |
第1章 戦後循環のパターンと10年周期 |
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一 現代資本主義とジュグラー循環/二 回復軌道と好況軌道,中間後退と周期的後退/三 景気循環のパターン/四 戦後日本の循環パターンと周期/五 パターン分析と周期分析から見た景気予測/六 戦後アメリカの循環パターンと周期/七 好況のピークと底について/補論 アメリカの景気動向 |
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第2章 大競争時代が破綻し,マルクスが再び甦る |
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一 競争に明け暮れる資本主義に未来はあるか/二 矛盾と対立のあとにくる経済と社会/三 バブル経済の教訓と日本独自の困難/四 悪貨が良貨を駆逐する社会は許さない/五 人間中心の社会のためにマルクスが果たす役割 |
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第3章 戦後循環における10年周期論争 |
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はじめに/一 戦後循環におけるジュグラー循環の論証/二 戦後循環とジュグラー循環をめぐって/おわりに |
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第4章 バブル景気と90年代不況 |
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はじめに/一 バブルの形成/二 バブルの崩壊/三 平成不況に関する諸見解/おわりに-循環と構造の問題 |
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第5章 2001年,景気循環から見ると明るい |
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はじめに/一 ジュグラー循環から見た2001年/二 クズネッツ循環から見た2001年/三 長期波動=ンステム・構造変化から見た2001年/四 少しは明るい展望が持てる2001年 |
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第6章 日銀引き受け・百年国債の発行を |
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一 ジュグラー循環,クズネッツ循環,そして構造的危機/二 バブルを発生させた超低金利政策と政官業の癒着/三 恐慌回避へ調整インフレも研究の必要が/四 景気回復と構造改革へ-日銀引き受けで百年国債発行を/五 英国には永久国債,日本にも55年償還の国債が/六 日本が抱える難問を解決する百年国債の実行を |
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第7章 平成不況と国僚の日銀引き受け |
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はじめに/一 90年代不況とジュグラー循環/二 90年代不況とクズネッツ循環/三 バブルの形成/四 バブルの崩壊と金融危機/五 調整インフレ論/六 低利・百年国債の日銀引き受け |
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第8章 財政再建不能論と低利・百年国債の日銀引き受け |
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はじめに/一 財政危機とバブル崩壊/二 財政再建可能・不可能を巡る最近の議論/三 国債暴落と世界恐慌のシナリオ/四 世界恐慌と低利・百年国償の日銀引き受け/五 発想の大転換が必要 |
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第9章 シンポジウム日本経済再建の道を探る |
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第1部 講演/第2部 パネルディスカッション |
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景気の眼 9.11テロ直後のアメリカ景気急回復の謎 |
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第10章 危機に陥った日本とアメリカの経済 |
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一 歴史的前提-冷戦体制とIMF体制/二 日本とアメリカ経済をとらえる軸点としての冷戦体制の崩壊/三 日本の巨大バブル/四 バブルの崩壊-平成不況深刻化の2要因/五 国債暴落と恐慌・ハイパーインフレーションの危機 |
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第11章 今回の景気回復と「中間恐慌」の基本的性格 |
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はじめに/一 早められた景気回復/二 回復後も続いた「独立の金融恐慌」/三 本格的回復のリード役/四 いわゆる「中間恐慌」とは何か/五 デジタル家電とその部品の過剰生産/六 今回の景気後退=「中間恐慌」の性格/七 日本経済の今後の動向/補論 水野和夫氏のIT循環論 |
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第12章 景気の「踊り場」といわゆる中間恐慌について |
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はじめに/一 早められた景気回復/二 最気回復のメカニズム/三 2002年1月に大底を付けた後の回復のリード役/四 いわゆる中間恐慌とは何か/五 デジタル家電とその部品の過剰生産/六 今回の景気の「踊り場」=「中間恐慌」の性格/七 今回の景気の「踊り場」と「円高不況」/八 日本経済の今後の動向/補論 水野和夫氏の新しい景気循環論 |
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景気の眼 早められた繁忙期と景気のピーク |