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資料の状態
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No. |
資料番号 |
資料種別 |
請求記号 |
配架場所 |
状態 |
貸出
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1 |
0009852815 | 図書一般 | 940.278/カフ10/ | 書庫 | 貸出可 |
○ |
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書誌情報サマリ
タイトル |
カフカの<中国>と同時代言説
|
人名 |
川島 隆/著
|
人名ヨミ |
カワシマ タカシ |
出版者・発行者 |
彩流社
|
出版年月 |
2010.3 |
書誌詳細
この資料の書誌詳細情報です。
書誌種別 |
図書 |
タイトル |
カフカの<中国>と同時代言説 |
サブタイトル |
黄禍・ユダヤ人・男性同盟 |
タイトルヨミ |
カフカ ノ チュウゴク ト ドウジダイ ゲンセツ |
サブタイトルヨミ |
コウカ ユダヤジン ダンセイ ドウメイ |
人名 |
川島 隆/著
|
人名ヨミ |
カワシマ タカシ |
出版者・発行者 |
彩流社
|
出版者・発行者等ヨミ |
サイリュウシャ |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2010.3 |
ページ数または枚数・巻数 |
235,58p |
大きさ |
20cm |
価格 |
¥2800 |
ISBN |
978-4-7791-1528-8 |
ISBN |
4-7791-1528-8 |
注記 |
カフカ作品:巻末p41〜42 文献:巻末p42〜57 |
分類記号 |
940.278
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件名 |
Kafka Franz
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件名 |
カフカ フランツ
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内容紹介 |
カフカがイメージした「中国/中国人」は、西洋で表象されてきた「ユダヤ人=東洋人」像につながっている。抽象的に読まれがちなカフカを、同時代の言説と照らし合わせ、「現実」との具体的な関わりで読み直す。 |
著者紹介 |
1976年京都府生まれ。京都大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。滋賀大学経済学部特任講師。専門はドイツ文学、メディア学。 |
言語区分 |
jpn |
タイトルコード |
1009811288358 |
目次 |
序章 漢詩を読むカフカ(1) |
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1 袁枚の「寒夜」-ハイルマン詩集より/2 ヨーロッパが見た中国-オリエンタリズムと女性嫌悪/3 カフカは「中国人」だった-研究史の視点/4 ユダヤ人と中国人 |
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第一章 ドイツ語圏の黄禍論に表れた「男性の危機」 |
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1 黄禍の図/2 「情けは無用、皆殺し」-ヴィルヘルム二世の黄禍論/3 オイレンブルク事件-ドイツ宮廷の同性愛スキャンダル/4 カール・クラウスの『万里の長城』/5 混淆の不安-エーレンフェルスの黄禍論と「男性解放」論 |
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第二章 漢詩を読むカフカ(2) |
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1 「藪の中から裸の男たちが…」/2 男だけの世界/3 ハイルマンの中国文化紹介-帝国主義批判と「詩人同盟」の図/4 李白の「江上吟」と「太った男」/5 杜甫の「渼陂行」と「祈る男」 |
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第三章 『流刑地』のオリエンタリズム |
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1 流刑地論争/2 ポストコロニアルなカフカ?/3 アナーキズムと女性嫌悪-思想家ミルボー/4 ミルボーの『責苦の庭』-オリエンタリズムと植民地主義批判/5 「男同士の絆」から「女性の抹消」へ/6 シオニズムの入口で |
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第四章 「こいつは途方もない偽善者だ」 |
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1 マリーエンバートの中国人/2 父の視線-『中国人学者』と『判決』/3 中国服を着た息子/4 ブーバーの「タオの教え」-体験の伝達(不)可能性をめぐって/5 カフカのブーバー受容(1)「老子」対「荘子」 |
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第五章 『万里の長城』とシオニズム(1) |
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1 「民族の輪舞」!/2 シオニズムの隠喩/3 カフカのブーバー受容(2)文化シオニズムの方向転換-宗教性から「労働」へ/4 ブーバーの宗教思想と「バベルの塔」/5 ランダウアーの無政府主義と「分割工事」/6 農耕民と遊牧民 |
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第六章 『万里の長城』とシオニズム(2) |
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1 結婚とシオニズム/2 シオニズム寓話としての『カルダ鉄道』/3 ユダヤ民族ホーム-シオニズムの「核心の問題」/4 荒野の男性同盟/5 『無産労働者団』とパレスチナ移住の夢 |
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第七章 東方からの使者 |
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1 「隣の州の反乱」-ロシア革命の影/2 女人禁制のロシア/3 「現在」に生きる-革命家ゲルツェンの回想録/4 新聞読者カフカ-古いメディア、新しい価値観/5 抹消される「現在」 |
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終章 異郷の女ミレナ |
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1 ミレナとの恋とロシア共産党礼賛(?)/2 共産党員とシオニスト/3 『拒絶』とゲルツェン回想録-「革命思想」の射程/4 『掟の問題』とラッセル論文-新しい「貴族」/5 『徴兵』に描かれた「通婚」の挫折/6 おわりに |
目次
内容細目
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