書誌種別 |
図書 |
タイトル |
上級マクロ経済学 |
タイトルヨミ |
ジョウキュウ マクロ ケイザイガク |
人名 |
デビッド・ローマー/著
堀 雅博/訳
岩成 博夫/訳
南條 隆/訳
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人名ヨミ |
デビッド ローマー ホリ マサヒロ イワナリ ヒロオ ナンジョウ タカシ |
出版者・発行者 |
日本評論社
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出版者・発行者等ヨミ |
ニホン ヒョウロンシャ |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2010.3 |
ページ数または枚数・巻数 |
16,775p |
大きさ |
22cm |
価格 |
¥6600 |
ISBN |
978-4-535-55493-1 |
ISBN |
4-535-55493-1 |
注記 |
原タイトル:Advanced macroeconomics 原著第3版の翻訳 |
注記 |
文献:p701〜746 |
分類記号 |
331
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件名 |
マクロ経済学
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内容紹介 |
学部上級生や大学院生必携のマクロ経済学のテキスト。ソロー成長モデル、新成長理論、消費、投資、失業、インフレーションと金融政策など上級の概論を収録。原著第3版の翻訳。 |
言語区分 |
jpn |
タイトルコード |
1009811283651 |
目次 |
第1章 ソロー成長モデル |
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1.1 経済成長に関する基本的事実/1.2 諸前提/1.3 モデルの動学/1.4 貯蓄率の変化がもたらす影響/1.5 量的なインプリケーション/1.6 ソロー・モデルと成長理論の主要な課題/1.7 実証面での応用/1.8 環境と経済成長/演習問題 |
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第2章 無限期間モデルと世代重複モデル |
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パートA ラムゼイ=キャス=クープマンズ・モデル/2.1 諸前提/2.2 家計と企業の行動/2.3 経済の動学/2.4 厚生/2.5 均斉成長経路/2.6 割引率低下の効果/2.7 政府支出(購入)の効果/パートB ダイアモンド・モデル/2.8 諸前提/2.9 家計の行動/2.10 経済の動学/2.11 動学的非効率性の可能性/2.12 ダイアモンド・モデルにおける政府/演習問題 |
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第3章 新成長理論 |
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パートA 研究開発(R&D)モデル/3.1 枠組みと諸前提/3.2 資本のないモデル/3.3 一般的ケース/3.4 知識の性質とR&Dに対する資源配分の決定要因/3.5 知識蓄積型モデルにおける内生的貯蓄:一例/3.6 知識蓄積型モデルと成長理論の主要課題/3.7 実証面での応用:紀元前100万年以来の人口増加と技術変化/パートB 国家間所得格差/3.8 人的資本の導入によるソロー・モデルの拡張/3.9 実証面での応用:国家間所得格差の説明/3.10 社会的基礎資本/3.11 生産・防衛・略奪のモデル/3.12 成長率の格差/演習問題 |
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第4章 リアル・ビジネス・サイクル理論(実物的景気循環理論) |
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4.1 序論:経済変動に関するいくつかの事実/4.2 変動に関する諸理論/4.3 リアル・ビジネス・サイクルの基本モデル/4.4 家計の行動/4.5 特殊ケースのモデル/4.6 一般の場合におけるモデルの解/4.7 モデルのインプリケーション/4.8 実証面での応用:産出量変動の持続性/4.9 実証面での応用:リアル・ビジネス・サイクル・モデルのカリブレーション/4.10 拡張と限界/演習問題 |
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第5章 経済変動に関する伝統的なケインジアンの理論 |
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5.1 総需要/5.2 開放経済/5.3 賃金と物価の硬直性に関するさまざまな仮定/5.4 産出量とインフレ率のトレードオフ/5.5 実証面での応用:貨幣と産出量/5.6 実証面での応用:実質賃金の循環的な動き/演習問題 |
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第6章 名目値調整の不完全性に関するミクロ経済学的基礎 |
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パートA ルーカスの不完全情報モデル/6.1 完全情報の場合/6.2 不完全情報の場合/6.3 モデルのインプリケーションとその限界/パートB ニュー・ケインジアン経済学/6.4 不完全競争と価格設定のモデル/6.5 小さな摩擦で十分なのか?/6.6 実質値の硬直性/6.7 協調の失敗モデルと実物的非ワルラス理論/パートC 動学的ニュー・ケインジアン・モデルと非同時的価格調整/6.8 動学的ニュー・ケインジアン・モデルの基礎/6.9 事前に決定された価格/6.10 固定価格/6.11 キャプリン=スプルバー・モデル/6.12 実証面での応用/6.13 マンキュー=レイス・モデル/演習問題 |
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第7章 消費 |
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7.1 不確実性が存在しない場合の消費:恒常所得仮説/7.2 不確実性のもとでの消費:消費のランダム・ウォーク仮説/7.3 実証面での応用:ランダム・ウォーク仮説に関する2つの検証/7.4 利子率と貯蓄/7.5 リスクを伴う資産と消費/7.6 恒常所得仮説を超えて/演習問題 |
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第8章 投資 |
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8.1 投資と資本の費用/8.2 調整費用を伴う投資のモデル/8.3 トービンのq/8.4 モデルの解析/8.5 モデルのインプリケーション/8.6 実証面での応用:qと投資/8.7 不確実性が及ぼす影響/8.8 屈折調整費用と固定的調整費用/8.9 金融市場の不完全性/8.10 実証面での応用:キャッシュ・フローと投資/演習問題 |
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第9章 失業 |
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9.1 序論:失業の理論/9.2 効率賃金モデルの基本型/9.3 より一般的なモデル/9.4 シャピロ=スティグリッツ・モデル/9.5 暗黙の契約/9.6 インサイダー・アウトサイダー・モデル/9.7 履歴効果(ヒステレシス)/9.8 サーチとマッチングのモデル/9.9 実証面での応用/演習問題 |
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第10章 インフレーションと金融政策 |
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10.1 インフレーション,貨幣成長,利子率/10.2 金融政策と利子率の期間構造/10.3 低インフレ金融政策の動学的非整合性/10.4 動学的非整合性問題への対応/10.5 政策は何をなしうるか/10.6 利子率ルールと政策遂行/10.7 利子率ルールの分析モデル/10.8 シニョレッジとインフレーション/10.9 インフレーションのコスト/演習問題 |
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第11章 財政赤字と財政政策 |
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11.1 政府の予算制約/11.2 リカードの中立性/11.3 実際におけるリカードの中立性/11.4 課税の平滑化/11.5 財政赤字の政治経済学理論/11.6 戦略的債務蓄積/11.7 安定化の遅れ/11.8 実証面での応用:先進国における政治と財政赤字/11.9 財政赤字のコスト/11.10 債務危機のモデル/演習問題 |