書誌種別 |
図書 |
タイトル |
法と革命 2 ドイツとイギリスの宗教改革が欧米の法制度に与えた影響 |
シリーズ名 |
日本比較法研究所翻訳叢書 |
シリーズ番号 |
58 |
タイトルヨミ |
ホウ ト カクメイ ドイツ ト イギリス ノ シュウキョウ カイカク ガ オウベイ ノ ホウセイド ニ アタエタ エイキョウ |
シリーズ名ヨミ |
ニホン ヒカクホウ ケンキュウジョ ホンヤク ソウショ |
シリーズ番号ヨミ |
58 |
人名 |
ハロルド・ジョセフ・バーマン/著
宮島 直機/訳
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人名ヨミ |
ハロルド ジョセフ バーマン ミヤジマ ナオキ |
出版者・発行者 |
中央大学出版部
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出版者・発行者等ヨミ |
チュウオウ ダイガク シュッパンブ |
出版地・発行地 |
八王子 |
出版・発行年月 |
2010.2 |
ページ数または枚数・巻数 |
12,613p |
大きさ |
21cm |
価格 |
¥7500 |
ISBN |
978-4-8057-0359-5 |
ISBN |
4-8057-0359-5 |
注記 |
原タイトル:Law and revolution.2:The impact of the Protestant Reformations on the Western legal tradition |
分類記号 |
322.3
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分類記号 |
322.34
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件名 |
法制史-西洋
/
キリスト教と政治
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件名 |
法制史-ドイツ
/
宗教改革
/
法制史-イギリス
/
イギリス革命
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内容紹介 |
ルターの宗教改革から始まった16世紀のドイツ革命と、カルバン派による宗教改革に端を発した17世紀のイギリス革命が、カトリック教会圏の法制度のほか、国家・経済・階級のあり方までを変えたその影響について論考する。 |
著者紹介 |
1918〜2007年。コネチカット州生まれ。イエール大学で博士号を取得。スタンフォード大学、ハーバード大学、エモリ大学に勤務。 |
言語区分 |
jpn |
タイトルコード |
1009811273890 |
目次 |
序論 |
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Ⅰ 16世紀のドイツ革命と法制度の改革 |
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第1章 宗教改革(1517-55年) |
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第1節 「帝国Reich」と「領国Land」/第2節 変化の兆し/第3節 ルターと教皇:宗教改革/第4節 改革運動の拡大/第5節 ルターと諸侯:政治改革/第6節 都市が果たした役割/第7節 農民戦争:大衆による革命/第8節 ドイツ革命がヨーロッパに与えた影響/第9節 法制度の改革/第10節 残された課題 |
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第2章 ルター派の法思想 |
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第1節 ルターの法思想/第2節 メランヒトンの法思想/第3節 オルデンドルプの法思想 |
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第3章 新しい法学の登場 |
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第1節 「古典古代研究者=法学者」による問題提起/第2節 「古典古代研究者=法学者」による一般的な「法原則」・「法概念」発見の試み/第3節 法学の体系化:「ルター派の法学者にとってローマ法・教会法が意味したことusus modernus protestantorum」/第4節 メランヒトンの「課題の整理・分析法Topical Method」/第5節 アペル/第6節 ラグス/第7節 新しい法学のその後/第8節 新しい法学の登場が意味したこと |
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第4章 ドイツ革命と刑法 |
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第1節 シュワルツェンベルク・バンベルク刑事裁判令・カロリーナ刑法典/第2節 シュワルツェンベルクの刑法改革とドイツ革命 |
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第5章 ドイツ革命と民法・経済法 |
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第1節 債権法(債務法)/第2節 物権法(所有権法)/第3節 会社組織 |
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第6章 ドイツ革命と社会法 |
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第1節 教会法に取って代わった世俗法/第2節 世俗法の宗教性について |
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Ⅱ 17世紀のイギリス革命と法制度の改革 |
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第7章 イギリス革命1640-89年 |
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第1節 17世紀ヨーロッパの全般的危機/第2節 イギリス「革命」について/第3節 イギリスにおける「宗教改革」/第4節 チューダー朝の統治機構/第5節 革命の予兆/第6節 長期議会・内乱・共和政/第7節 クロムエルとその遺産/第8節 王政復古/第9節 名誉革命 |
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第8章 新しい法思想の登場 |
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第1節 絶対王政の理論:ジェイムズ1世とボダン/第2節 クック卿:国王に忠実な国王の反対派/第3節 セルデンの法思想/第4節 ヘイル卿の功績/第5節 ヘイル卿の法思想/第6節 イギリスにおける歴史法学の登場と17世紀の宗教思想/第7節 イギリスの法思想と17世紀の科学革命 |
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第9章 新しい法学の登場 |
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第1節 新しい「判例主義doctrine of precedent」の登場/第2節 新しい「訴訟方式Forms of Action」の登場/第3節 所有権保護のために利用された「擬制legal fiction」/第4節 主要な3つの債務を処理するために拡大解釈された「訴訟方式」/第5節 新しい民事訴訟手続きと刑事訴訟手続きの登場/第6節 新しい法学の登場/第7節 経験を重視する新しい法学/第8節 新しい法学とイギリス革命 |
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第10章 イギリス革命と刑法 |
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第1節 さまざまな刑事裁判所が共存していた時期(12-17世紀初め)/第2節 コモンロー裁判所の優位が確立(17世紀末-18世紀)/第3節 「土地貴族」の勝利が刑法に与えた影響/第4節 カルバン派の教義と犯罪/第5節 カルバン派の教義が刑法に与えた影響 |
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第11章 イギリス革命と民法・経済法 |
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第1節 土地法/第2節 契約法/第3節 会社法/第4節 経済法 |
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第12章 イギリス革命と社会法 |
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第1節 典礼/第2節 婚姻/第3節 不道徳な行為の禁止/第4節 初等教育:「貧民向けの初等学校charity school」/第5節 救貧活動 |
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結論 |