書誌種別 |
図書 |
タイトル |
数学はいかにして創られたか |
サブタイトル |
古代から現代にいたる歴史的展望 |
タイトルヨミ |
スウガク ワ イカ ニ シテ ツクラレタカ |
サブタイトルヨミ |
コダイ カラ ゲンダイ ニ イタル レキシテキ テンボウ |
人名 |
Luke Hodgkin/著
阿部 剛久/訳
竹之内 脩/訳
|
人名ヨミ |
Luke Hodgkin アベ タケヒサ タケノウチ オサム |
出版者・発行者 |
共立出版
|
出版者・発行者等ヨミ |
キョウリツ シュッパン |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2010.1 |
ページ数または枚数・巻数 |
8,340p |
大きさ |
26cm |
価格 |
¥5200 |
ISBN |
978-4-320-01908-9 |
ISBN |
4-320-01908-9 |
注記 |
原タイトル:A history of mathematics |
注記 |
文献:p319〜330 |
分類記号 |
410.2
|
件名 |
数学-歴史
|
内容紹介 |
各地域の数学が、それぞれの起源から時代的に進展してきた有様を解説。数学史におけるヨーロッパ中心主義を見直し、数学思想の源流を、原典資料を駆使して広域的に取上げて論じる。 |
著者紹介 |
ロンドンのKing's Collegeで、長年にわたり数学史のコースを教えた。 |
言語区分 |
jpn |
タイトルコード |
1009811264206 |
目次 |
序章 |
|
第1章 バビロニアの数学 |
|
1 始まり/2 原典と選択/3 例についての議論/4 記数法の重要な意味/5 抽象化と無用/6 何がそれ以前にあったか/7 いくつかの結論/付録A 2次の問題の解 |
|
第2章 ギリシアの人びと、および‘原点' |
|
1 プラトンとメノン/2 文献/3 一つの例/4 材料の問題/5 ギリシアの奇跡/6 二つの大変革?/7 同一性のない海に溺れて/8 現代化と再構成/9 比について/付録A メノンから/付録B 正5角形、黄金比、無理数 |
|
第3章 ギリシアの人びと、実用と理論と |
|
1 序論と一つの例/2 アルキメデス/3 ヘロン/4 天文学。特にトレミー/5 文化のないローマ人たち/6 ヒュパティア/付録A ヘロンの『測定』から/付録B トレミーのアルマゲストから |
|
第4章 中国の数学 |
|
1 はじめに/2 文献/3 中国の初期の簡単な歴史/4 九章算術/5 算木-誰がそれを必要とするのか/6 行列(方程)/7 宋王朝、元王朝。秦九韶/8 「伝播」-いつ、そしてどんなふうに?/9 後の時代 |
|
第5章 イスラム圏、無視と発見 |
|
1 はじめに/2 文献への取りかかり/3 二つのテキスト/4 黄金時代/5 代数-その起こり/6 代数-次の発展/7 アル‐サマワルとアル‐カシ/8 宗教のかげ/付録A アル‐フワリズミの代数から/付録B タビット・イブン・クッラ/付録C アル‐カシの『計算者のキー』第4巻第7章から |
|
第6章 科学革命とは何であったか |
|
1 序論/2 文献/3 スコラ哲学者たちとスコラ哲学/4 オレームと級数/5 計算的伝統/6 タルタリアと彼の友人/7 権威について/8 デカルト/9 無限大/10 ガリレオ/付録A/付録B/付録C/付録D |
|
第7章 微分積分学 |
|
1 序論/2 文献/3 優先権論争/4 ケララ関係/5 ニュートン、知られざる仕事/6 ライプニッツの混乱を招く出版/7 プリンキピアとその問題/8 微積分のその後の展開/9 実際の微積分/10 あとがき/付録A ニュートン/付録B ライプニッツ/付録C プリンキピアから |
|
第8章 幾何学と空間 |
|
1 序論/2 最初の問題:公準/3 空間と無限大/4 球面幾何学/5 新しい幾何学/6 ‘時間のずれ'の問題/7 どんな革命か/付録A ユークリッドの命題Ⅰ.16/付録B 球面および双曲型三角法の公式/付録C ヘルムホルツの1876年の論文から |
|
第9章 現代数学とそれへの懸念 |
|
1 序論/2 文献/3 数学の新しい対象/4 危機とは、どんな危機か/5 ヒルベルト/6 トポロジー/7 部外者たち/付録A 切断の定義/付録B 直観主義/付録C ヒルベルトの計画 |
|
第10章 カオス的終末? |
|
1 序論/2 文献/3 第二次世界大戦/4 抽象化と‘ブルバキ'/5 コンピュータ/6 カオス:知ることが少なくなればなるほど、ますます得ることがふえる/7 トポロジーから圏へ/8 物理学/9 フェルマーの最終定理/付録A ブルバキ、「代数学」から:入門/付録B 計算可能数に関するチューリング |