書誌種別 |
図書 |
タイトル |
帝国・身分・学校 |
サブタイトル |
帝制期ロシアにおける教育の社会文化史 |
タイトルヨミ |
テイコク ミブン ガッコウ |
サブタイトルヨミ |
テイセイキ ロシア ニ オケル キョウイク ノ シャカイ ブンカシ |
人名 |
橋本 伸也/著
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人名ヨミ |
ハシモト ノブヤ |
出版者・発行者 |
名古屋大学出版会
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出版者・発行者等ヨミ |
ナゴヤ ダイガク シュッパンカイ |
出版地・発行地 |
名古屋 |
出版・発行年月 |
2010.1 |
ページ数または枚数・巻数 |
7,435,83p |
大きさ |
22cm |
価格 |
¥9000 |
ISBN |
978-4-8158-0627-9 |
ISBN |
4-8158-0627-9 |
分類記号 |
372.38
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件名 |
ロシア-教育
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内容紹介 |
西欧的学知の受容過程を俯瞰し、「教育の身分制原理」とその揺らぎをエリート教育に即して読み解くとともに、辺境地域で展開された教育政策を跡づけ、ロシア帝国固有の教育システムを解明、教育の社会文化史の可能性を問う。 |
言語区分 |
jpn |
タイトルコード |
1009811258057 |
目次 |
序 帝制期ロシアにおける教育の社会文化史 |
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第Ⅰ部 ロシアとヨーロッパ |
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第1章 ロシアの近代化と西欧的知の移入・受容 |
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はじめに/一 近世から近代におけるヨーロッパ的知の変動/二 人文主義とロシア/三 科学アカデミーと大学/おわりに |
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第2章 東スラヴの正教世界と「ラテン文化」受容の問題 |
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一 人文学知と東スラヴ世界/二 キエフ・モヒラ・コレギウムの成立/三 キエフからモスクワへ |
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第3章 ライプニッツとロシア |
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はじめに/一 科学革命の時代と知の世界の変容/二 ヨーロッパとロシア-初期近代から近代へ/三 ライプニッツの「普遍学」構想とロシア/四 ロシアとの接触と科学アカデミー設立提案/おわりに |
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第4章 帝制期ロシアの「御雇外国人」教師 |
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はじめに/一 一八世紀の科学アカデミー/二 モスクワ大学と御雇外国人教師/三 「学問のロシア化」と御雇外国人教師の運命 |
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第Ⅱ部 「教育の身分制原理」とエリート教育 |
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第5章 ロシアの身分制と「教育の身分制原理」 |
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はじめに/一 近代ロシアの身分制/二 帝制期教育と「教育の身分制原理」 |
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第6章 貴族の特権的教育機関の成立と拡大 |
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はじめに/一 貴族の特権的教育機関とエリート教育-軍事教育機関の場合/二 貴族の特権的教育機関とエリート教育-文官養成機関の場合/おわりに |
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第7章 国民教育省管下教育機関における身分制問題 |
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はじめに/一 大学と身分制問題/二 ギムナジアと身分制問題/三 国民教育省管下のその他の中等・高等教育機関/おわりに |
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第8章 エリート形成の転換と学校 |
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はじめに-大改革の時代/一 一九世紀後半-二〇世紀初頭の大学とギムナジア/二 特権的教育機関の再編と自己保存/三 高等専門学校の成長/四 就学構造の転換とその要因/おわりに |
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第9章 エリート中等教育における古典語教育問題 |
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はじめに/一 古典教養の微弱な伝統/二 ウヴァーロフと古典陶冶主義の導入/三 トルストイ教育相と古典陶冶主義/おわりに |
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第10章 ロシア正教会聖職者身分の学校 |
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はじめに/一 ピョートル教会改革と一八世紀の聖職者教育/二 一八〇八年改革と一九世紀前半の身分制問題/三 改革と革命の時代における危機への対応と葛藤/おわりに |
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第Ⅲ部 教育システムの帝国的編成と民族問題 |
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第11章 帝国とネイションと学校 |
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はじめに/一 膨張する帝国と民族教育問題/二 西部諸県の教育構造/三 沿バルト諸県の教育構造/四 帝国東部・南部辺境とムスリム教育/おわりに |
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第12章 ウヴァーロフ教育大臣期の西部諸県教育政策と「ポーランド問題」 |
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はじめに/一 西部諸県の教育的伝統と「ポーランド問題」/二 アレクサンドル一世の学制改革と西部諸県/三 ポーランド民族運動と教育政策の転換/四 ウヴァーロフと西部諸県教育政策/おわりに |
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第13章 沿バルト諸県の初等教育体制と「ロシア化」政策 |
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はじめに/一 一八世紀の民衆教育の展開/二 一九世紀/三 ゲルマン化・ロシア化・民族覚醒/おわりに/補論(1)ロシアのなかのドイツの大学 |
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第14章 対ユダヤ教育政策の展開とユダヤ人の教育経験 |
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はじめに/一 「ユダヤ人問題」の浮上と初期ユダヤ人教育政策/二 ユダヤ人教育政策の展開/三 ユダヤ人社会と学校/補論(2)ロシア帝国極東地域朝鮮人移民の学校 |