書誌種別 |
図書 |
タイトル |
憲法とジェンダー |
サブタイトル |
男女共同参画と多文化共生への展望 |
タイトルヨミ |
ケンポウ ト ジェンダー |
サブタイトルヨミ |
ダンジョ キョウドウ サンカク ト タブンカ キョウセイ エノ テンボウ |
人名 |
辻村 みよ子/著
|
人名ヨミ |
ツジムラ ミヨコ |
出版者・発行者 |
有斐閣
|
出版者・発行者等ヨミ |
ユウヒカク |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2009.12 |
ページ数または枚数・巻数 |
12,356p |
大きさ |
22cm |
価格 |
¥5700 |
ISBN |
978-4-641-13069-2 |
ISBN |
4-641-13069-2 |
注記 |
文献:p318〜349 |
分類記号 |
323.01
|
件名 |
憲法
/
男女共同参画
|
内容紹介 |
リプロダクティヴ・ライツ、イスラムのスカーフ問題、クォータ制の合憲性など、「ジェンダーと法」にかかわる諸課題を、ジェンダーに敏感な視点を有する憲法学をめざして比較憲法的・学際的視座から検討する。 |
著者紹介 |
東京都生まれ。一橋大学大学院法学研究科博士課程単位修得。東北大学大学院法学研究科教授。著書に「市民主権の可能性」「比較憲法」「ジェンダーと人権」など。 |
言語区分 |
jpn |
タイトルコード |
1009811254037 |
目次 |
序章 ジェンダー法学の意義と憲法学の課題 |
|
第1節 近代法の本質とジェンダー法学の展開/第2節 ジェンダーと多文化共生の視点/第3節 日本におけるジェンダー法学の展開/第4節 ジェンダー法学・憲法学の課題と展望 |
|
第1章 憲法学とジェンダー |
|
第1節 憲法学におけるジェンダーの視点/第2節 人権論とジェンダー/第3節 主権論・シティズンシップ論とジェンダー/第4節 公私二元論の再編と家族の位置/第5節 平和とジェンダー/第6節 「ジェンダー憲法学」の可能性 |
|
第2章 人権とジェンダー |
|
第1節 問題の所在/第2節 国際人権法における「女性の人権」論の展開/第3節 「女性の人権」論とフェミニズム/第4節 「ジェンダー人権論」の展望/第5節 性差に基礎をおく権利の再構築/第6節 人権規制と性差 |
|
第3章 多文化共生社会における女性の人権問題 |
|
第1節 問題の所在/第2節 スカーフ禁止の論理/第3節 ジェンダーの視点からみたスカーフ論争の争点/第4節 小括 |
|
第4章 各国憲法とジェンダー平等政策 |
|
第1節 先進諸国における男女平等政策の進展/第2節 新興国(アジア・アフリカ諸国)における展開/第3節 日本の男女共同参画社会基本法と男女共同参画政策/第4節 男女共同参画の観念と課題 |
|
第5章 日本国憲法の平等原理とジェンダー |
|
第1節 日本国憲法の人権規定とジェンダー/第2節 憲法14条解釈と「平等」原則の展開/第3節 間接差別をめぐる問題/第4節 憲法の平等原理と公序良俗/第5節 性差別をめぐる現行法制上の問題点 |
|
第6章 ポジティヴ・アクションの類型と課題 |
|
第1節 問題の所在/第2節 ポジティヴ・アクションの観念と類型/第3節 ポジティヴ・アクションの適用領域/第4節 政治参画領域のポジティヴ・アクション/第5節 小括 |
|
第7章 選挙制度とクォータ制 |
|
第1節 問題の所在/第2節 クォータ制の類型/第3節 クォータ制の合憲性/第4節 主権・代表制論とクォータ制/第5節 日本の選挙制度とクォータ制導入の課題/第6節 小括 |
|
第8章 家族・国家とジェンダー |
|
第1節 家族についての比較憲法理論的・ジェンダー法学的研究の必要性/第2節 条約・憲法における家族規定/第3節 フランス憲法下の家族モデル/第4節 日本国憲法下の家族モデル/第5節 家族論の理論的再構築とジェンダー |
|
第9章 平和とジェンダー |
|
第1節 はじめに/第2節 フェミニズムの「難問」/第3節 「人権アプローチ」の有効性/第4節 「人権としての平和」とジェンダー/第5節 今後の研究課題 |
|
補章 「ジェンダー憲法学」教育と学術分野の男女共同参画推進のために |
|
第1節 問題の所在/第2節 ジェンダー研究・教育の意義と課題/第3節 「ジェンダー法学」「ジェンダー憲法学」研究・教育の意義と課題/第4節 学術分野の男女共同参画推進のために |
|
資料編1 関連条文一覧 |
|
資料編2 関連サイト |
|
資料編3 参考文献 |