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資料の状態
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No. |
資料番号 |
資料種別 |
請求記号 |
配架場所 |
状態 |
貸出
|
1 |
0009516741 | 図書一般 | 801.6/リン09/ | 書庫 | 貸出可 |
○ |
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書誌情報サマリ
タイトル |
「修辞」という思想
|
人名 |
林 少陽/著
|
人名ヨミ |
リン ショウヨウ |
出版者・発行者 |
白澤社
|
出版年月 |
2009.11 |
書誌詳細
この資料の書誌詳細情報です。
書誌種別 |
図書 |
タイトル |
「修辞」という思想 |
サブタイトル |
章炳麟と漢字圏の言語論的批評理論 |
タイトルヨミ |
シュウジ ト イウ シソウ |
サブタイトルヨミ |
ショウ ヘイリン ト カンジケン ノ ゲンゴロンテキ ヒヒョウ リロン |
人名 |
林 少陽/著
|
人名ヨミ |
リン ショウヨウ |
出版者・発行者 |
白澤社
/
現代書館(発売)
|
出版者・発行者等ヨミ |
ハクタクシャ/ゲンダイ ショカン |
出版地・発行地 |
東京/東京 |
出版・発行年月 |
2009.11 |
ページ数または枚数・巻数 |
381p |
大きさ |
20cm |
価格 |
¥4600 |
ISBN |
978-4-7684-7927-8 |
ISBN |
4-7684-7927-8 |
分類記号 |
801.6
|
件名 |
修辞学
|
件名 |
章 炳麟
|
件名 |
ショウ ヘイリン
|
内容紹介 |
近代中国の思想家・章炳麟の言語理論を詳しく紹介しながら、漢字圏の批評伝統より「辞を修め、其の誠を立つる」という理念を復活させ、日中の近代化が抑圧してきた「文」の脱構築的機能の再生をめざす意欲的論考。 |
著者紹介 |
1963年中国広東省生まれ。吉林大学修士課程修了。99年留学で来日。東京大学総合文化研究科言語情報科学専攻博士課程、東京大学助手などを経て、同大学教養学部特任准教授。学術博士。 |
言語区分 |
jpn |
タイトルコード |
1009811247012 |
目次 |
序論 漢字圏批評理論のために |
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第一節 修辞批評の復権をめざして/第二節 本書のいくつかの用語について |
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第Ⅰ部 漢字圏批評概念としての「文」と「修辞」 |
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序章 「文」の「学」を論ず |
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第一章 「修辞」と「レトリック」 |
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第一節 「レトリック=修辞・修辞学」と日本・中国の「近代」/第二節 「レトリック=修辞」と近代日本語・中国語の文法学/第三節 「修辞」とは何であったか-前近代中国「修辞」解釈史への導入 |
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第二章 日本における批評概念としての「修辞」 |
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第一節 ポストモダン批評と徂徠学/第二節 「修辞」の視点からの徂徠「古文辞学」/第三節 徂徠学における「修辞」概念/第四節 複数の主観が出会う場として |
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第三章 世紀転換期における章炳麟の「文」と「修辞」 |
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第一節 章炳麟のグラマトロジー/第二節 章炳麟の「小学」理論と漢字の比喩概念としての「引申」/第三節 「引申」と「表象」-章炳麟と姉崎正治/第四節 「修辞立其誠」における書記行為と倫理性/第五節 表象の病・美のイデオロギー |
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第四章 「音」と「声」の間に |
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第一節 章炳麟の文学論と排他的白話文のイデオロギーに対する批判/第二節 章炳麟の「音」と劉師培の「音」/第三節 章炳麟の「文」「文学」概念と「史」または政治 |
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第五章 漢字圏批評伝統における「文」と「修辞」 |
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第一節 『易経』解釈などに見る言語情報伝達の三項構造/第二節 劉師培・章炳麟・荻生徂徠-「修辞」をめぐる結論(一)/第三節 「修辞」のエチカ-「修辞」をめぐる結論(二) |
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第Ⅱ部 近代中国の文脈における音声中心主義 |
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第一章 中国の民族主義と言語の近代 |
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第一節 「揺らぎ」としての近代中国の民族主義/第二節 言語情報伝達の変化を分析する視点 |
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第二章 歌謠徴集運動における「声」と「音」 |
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第一節 「国語」、「新詩」と「歌謠運動」/第二節 「新国学」の一環としての二〇年代の歌謠徴集運動-章炳麟の「国故」または「国学」との比較において |
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第三章 文と政治、美と倫理の間に |
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第一節 排他的白話文運動の急先鋒としての中国近代詩と「音」/第二節 三〇年代の『歌謠』週刊-新詩あるいは白話文・国語運動の反省装置として/第三節 声・大衆・イデオロギー-左翼文学の言語思想 |
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第四章 イデオロギー再生産装置としての中国近代詩の言語 |
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第一節 「音」の反省から「声」の実践へ-五〇年代の新民歌運動/第二節 声の饗宴と「文」の不在-文革期の朗誦体詩/第三節 新しい「文」への憧れとイデオロギーへの欲望 |
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第五章 「近代」と「文」の抑圧 |
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第一節 詩にとって「音」とは何か?/第二節 ヘーゲル主義と中国の音声中心主義との関係-デリダと章炳麟 |
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終章 「和而不同」・君子=他者の共和国へ |
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第一節 近代的均質化と公的空間の衰弱・欠如/第二節 「修辞立誠」-美と倫理の概念化及び「文」と歴史性との関係/第三節 章炳麟の「大独必群」-辞を修めて其の誠を立てるという他者の共和国へ |
目次
内容細目
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