書誌種別 |
図書 |
タイトル |
ヨーロッパ統合とフランス鉄鋼業 |
タイトルヨミ |
ヨーロッパ トウゴウ ト フランス テッコウギョウ |
人名 |
石山 幸彦/著
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人名ヨミ |
イシヤマ ユキヒコ |
出版者・発行者 |
日本経済評論社
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出版者・発行者等ヨミ |
ニホン ケイザイ ヒョウロンシャ |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2009.11 |
ページ数または枚数・巻数 |
5,319p |
大きさ |
22cm |
価格 |
¥5600 |
ISBN |
978-4-8188-2050-0 |
ISBN |
4-8188-2050-0 |
注記 |
文献:p297〜310 |
分類記号 |
564.09
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件名 |
鉄鋼業-歴史
/
ヨーロッパ石炭鉄鋼共同体
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内容紹介 |
欧州統合は、ヨーロッパ石炭鉄鋼共同体の結成によって、現実のものとなった。そこに組み込まれたフランス鉄鋼業の分析を通して、初期の欧州統合の実態と意義を解明する。 |
著者紹介 |
1961年生まれ。一橋大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。横浜国立大学経済学部教授。 |
言語区分 |
jpn |
タイトルコード |
1009811244553 |
目次 |
序章 フランス政府による経済政策としてのヨーロッパ統合 |
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1 シューマン・プランと戦後フランスの経済政策/2 ヨーロッパ統合と戦後フランス経済に関する研究動向/3 本書の課題と構成 |
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第1章 第1次近代化設備計画と鉄鋼共同市場 |
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はじめに/1 モネ・プランの立案とフランス鉄鋼業/2 モネ・プランの実施とフランス鉄鋼業の近代化/3 ヨーロッパ石炭鉄鋼共同体創設時のフランス鉄鋼業/おわりに |
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第2章 戦後の鉄鋼取引の実態と鉄鋼カルテル再編構想 |
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はじめに/1 戦後フランスにおける鉄鋼販売システム/2 フランス鉄鋼協会のカルテル再編構想/おわりに |
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第3章 シューマン・プランとフランス鉄鋼業 |
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はじめに/1 シューマン・プランの立案とパリ条約/2 鉄鋼協会の反発と政府の対応(1950年7月〜1951年2月)/3 シューマン・プランと鉄鋼アンタント体制(1951年2月〜1952年4月)/おわりに |
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第4章 ヨーロッパ石炭鉄鋼共同体によるカルテル規制 |
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はじめに/1 共同市場開設に向けたフランス政府、鉄鋼業界の対応/2 カルテル規制に関する最高機関の基本方針/3 フランス鉄鋼業界のカルテルに対する審査/おわりに |
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第5章 鉄鋼市況の停滞とフランス鉄鋼業界の対応 |
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はじめに/1 鉄鋼市況の低迷と60条適用問題/2 60条適用問題への対応策の策定/3 フランス鉄鋼業界の対応/おわりに |
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第6章 第2次近代化設備計画と鉄鋼共同市場 |
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はじめに/1 2次プランの策定と鉄鋼業界/2 鉄鋼共同市場における鉄鋼価格公表をめぐる裁判/おわりに |
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第7章 第2次近代化設備計画の進行と鉄鋼不足の再現 |
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はじめに/1 2次プランの開始と鉄鋼不足問題の再現(1954〜55年)/2 物価凍結政策と鉄鋼価格の動向/3 最高機関による鉄鋼価格に関する調査/おわりに |
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第8章 第3次近代化設備計画の作成と鉄鋼共同市場 |
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はじめに/1 2次プランの進行と3次プランの目標設定/2 3次プランにおける鉄鋼業の価格設定と資金調達/3 鉄鋼近代化委員会による3次プラン/4 経済危機の深刻化と鉄鋼価格の引き上げの意義/おわりに |
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終章 ヨーロッパ石炭鉄鋼共同体と鉄鋼共同市場創設の歴史的意義 |
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1 シューマン・プランにおけるモネの試み/2 フランス政府とヨーロッパ石炭鉄鋼共同体/3 ヨーロッパ石炭鉄鋼共同体と戦後フランス鉄鋼業の発展/4 ヨーロッパ統合史における1950年代のヨーロッパ石炭鉄鋼共同体 |