書誌種別 |
図書 |
タイトル |
愛の心理学 |
タイトルヨミ |
アイ ノ シンリガク |
人名 |
R.J.スタンバーグ/編
K.ヴァイス/編
和田 実/訳
増田 匡裕/訳
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人名ヨミ |
R J スタンバーグ K ヴァイス ワダ ミノル マスダ マサヒロ |
人名ヨミ |
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出版者・発行者 |
北大路書房
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出版者・発行者等ヨミ |
キタオオジ ショボウ |
出版地・発行地 |
京都 |
出版・発行年月 |
2009.10 |
ページ数または枚数・巻数 |
11,349p |
大きさ |
21cm |
価格 |
¥3800 |
ISBN |
978-4-7628-2694-8 |
ISBN |
4-7628-2694-8 |
注記 |
水濡れあり、汚れあり(小口、天) |
注記 |
原タイトル:The new psychology of love |
注記 |
文献:p287〜328 |
分類記号 |
141.62
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件名 |
愛
/
恋愛
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内容紹介 |
生物学・進化論に基づいて愛を論じる生物学的理論、愛という現象を異なったスタイルで分ける愛の分類学、一般人の愛に対する考えを考察する愛の暗黙理論、愛を文化という文脈で考える愛の文化的理論の4つのパートで構成。 |
言語区分 |
jpn |
タイトルコード |
1009811235464 |
目次 |
1章 序論 |
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1 パートⅠ:生物学的理論/2 パートⅡ:愛の分類学/3 パートⅢ:愛の暗黙理論/4 パートⅣ:愛の文化的理論/5 結論 |
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パートⅠ:生物学的理論 |
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2章 愛についてのダイナミックな進化論的な見方 |
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1 本能,心のモジュール,および領域特定性/2 愛は社会領域のどこにはまるのか?/3 結論 |
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3章 ロマンティック関係への行動システム・アプローチ:愛着,世話,および性 |
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1 愛着としての愛/2 愛着,世話,および性行動システムの動作パラメータ/3 世話行動システム/4 性行動システム/5 測定の問題/6 ロマンティック関係内の愛着,世話,および性/7 愛着,世話,および性システム間の相互影響/8 相互依存関係についての行動システム的な見方/9 結論 |
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4章 愛の進化論 |
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1 愛の普遍性/2 愛という心理的デザインの性差/3 危険な情熱/4 愛が終止符を打つとき/5 結論 |
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5章 愛する動因:連れ合い選択への神経メカニズム |
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1 性欲,魅力,愛着:愛のための3つの脳システム/2 ロマンティックな愛のfMRI研究/3 愛する動因/4 ロマンティックな愛の進化:「配偶選択」のための脳ネットワーク/5 ロマンティックな愛拒絶についての生物学/6 抗議:ロマンティックな愛拒絶後の最初の段階/7 あきらめ/絶望:ロマンティックな愛拒絶後の第2段階/8 ロマンティックな愛:脳システムの組み合わせ/9 愛は続くのか?/10 ロマンティックな愛:中毒(耽溺)か?/11 個々人の多様なロマンティックな愛/12 情欲,ロマンス,および愛着:相互作用/13 連続単婚と不貞の生物学的土台/14 変わりやすいがいつまでも続く愛の性質 |
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6章 愛着と絆形成の生物行動モデル |
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1 哺乳類の絆形成行動と絆維持行動/2 哺乳類の絆形成についての生物学/3 人類における初期経験,リスク,および回復力/4 初期の介入が親としての敏感さと子どもの安定型愛着を高める/5 結論 |
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パートⅡ:愛の分類学 |
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7章 ラヴ・スタイル類型論 |
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1 愛をラヴ・スタイルとして定義すること/2 愛の理論としてのラヴ・スタイル/3 ラヴ・スタイルを用いた研究/4 ラヴ・スタイルと他の愛の理論それぞれとの関係/5 ラヴ・スタイルと現実の世界:理論から実践へ |
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8章 「愛」の意味を求めて |
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1 愛の概念を作ることの問題/2 愛というものについてのさまざまな分類論/3 愛(単数形もしくは複数形)についての複数の理論/4 複数の愛についての1つの分類論/5 まとめ |
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9章 愛の複式理論 |
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1 構造の下位理論:愛の三角理論/2 発達の下位理論:物語的観点による愛の理論/3 結語 |
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10章 共同関係的な応答性のやりとりという愛 |
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1 共同関係的な応答性とは何か/2 愛が共同関係的な応答性というかたちで対人関係を特徴づけているかどうか,どうすればわかるのか/3 質の高い愛の関係を特徴づけるのはどのような対人関係過程なのか/4 応答性がそれほどまでに重要なのはなぜか/5 無条件の応答性の重要性/6 どれくらいの応答性が必須なのか:どれくらいの欲求が明らかにされるべきなのか/7 確実性の重要さ/8 自分の共同関係的な階層制に自己を位置づけること/9 さまざまなレヴェルの共同関係的な対人関係の数/10 相手が共同関係的な応答性をもっているであろうと知覚する傾向に個人差があることの重要性/11 共同関係的な応答性を促進するものは何か/12 1人の人物がもつ共同関係的な対人関係のより広いネットワークの性質/13 対人関係や愛を高めるどのような過程が信頼によって生み出されるのか/14 信頼の欠如によって共同関係的な応答性はどれくらい悪くなるのか/15 要約と結語 |
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パートⅢ:愛の暗黙理論 |
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11章 愛の研究へのプロトタイプ・アプローチ |
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1 愛とは何か?/2 愛という概念の文化差および個人差/3 愛についての素人の概念の研究と関連する他のアプローチ/4 プロトタイプに基づいた愛の測定/5 愛のプロトタイプの関係意味/6 プロトタイプ・アプローチの長所と短所 |
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パートⅣ:愛の文化的理論 |
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12章 進化論的および異文化比較的観点からみた愛:ジェンダー,パーソナリティ,および地域環境がロマンティックな関係における情緒的投資に及ぼす影響 |
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1 愛における個人差/2 愛における文化差/3 愛における性差/4 国際セクシャリティ記述研究プロジェクト/5 性,パーソナリティおよび文化と愛との関係に関する結論 |
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13章 熱愛:異文化比較および進化論的な見方 |
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1 熱愛と性的欲望に影響する文化的要因/2 性嫌悪の発達:血縁感知と嫌悪の情動/3 近親相姦回避のメカニズムの構成要素 |
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14章 個人主義,集団主義,および愛の心理学 |
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1 個人主義と愛/2 集団主義と愛/3 文化的文脈と愛の心理学 |
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15章 結び:愛の理論のそれぞれの特質と指互関係 |
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1 さまざまな愛のスタイルの統合/2 文脈,パーソナリティ,および時間の影響/3 目的を達成するためのメカニズム/4 今後の研究 |