書誌種別 |
図書 |
タイトル |
体制転換の社会学的研究 |
サブタイトル |
中欧の企業と労働 |
タイトルヨミ |
タイセイ テンカン ノ シャカイガクテキ ケンキュウ |
サブタイトルヨミ |
チュウオウ ノ キギョウ ト ロウドウ |
人名 |
石川 晃弘/著
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人名ヨミ |
イシカワ アキヒロ |
出版者・発行者 |
有斐閣
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出版者・発行者等ヨミ |
ユウヒカク |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2009.10 |
ページ数または枚数・巻数 |
11,225p |
大きさ |
22cm |
価格 |
¥4000 |
ISBN |
978-4-641-17361-3 |
ISBN |
4-641-17361-3 |
注記 |
文献:p207〜215 |
分類記号 |
366.5
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件名 |
労使関係
/
労働問題-ヨーロッパ(東部)
/
企業-ヨーロッパ(東部)
/
社会主義企業
/
社会変動
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内容紹介 |
冷戦後の社会主義体制崩壊時に、中欧の社会は冷静な体制変動を経験した。スムースな体制転換はいかにして進められたか。企業と労働に焦点をあて、社会的コスト最小化の仕組みを実証的に分析。その理論的意義を提起する。 |
著者紹介 |
1938年千葉県生まれ。東京大学大学院社会学研究科修士課程修了。中央大学名誉教授、プレショウ大学名誉博士。著書に「東ヨーロッパ」「職場のなかの社会主義」など。 |
言語区分 |
jpn |
タイトルコード |
1009811235262 |
目次 |
序論 研究の課題と対象 |
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1 問題の所在/2 研究の課題/3 対象の範囲/4 分析の素材/5 本書の構成 |
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第Ⅰ部 体制内改革における企業と労働 |
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第1章 社会主義体制下の階級関係と労使関係 |
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1 社会主義社会の階級関係/2 企業内労使関係の原型/3 体制内改革と原型の修正 |
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第2章 ハンガリーにおける経済改革と企業の変容 |
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1 1960年代と70年代の状況/2 1980年代中葉の改革/3 変動下の企業事例/4 企業内意思決定過程への関与者/5 小括 |
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第3章 ポーランドにおける企業の自立化と従業員評議会 |
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1 1950年代後半から80年までの状況/2 1980年代の変化/3 組織改革と経営者のキャリア/4 変動下の企業事例/5 企業内意思決定過程への関与者/6 小括 |
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第4章 チェコスロヴァキアにおける改革の挫折と原型の持続 |
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1 1960年代から70年代への状況/2 1970年代中葉の企業事例/3 1980年代の状況 |
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第5章 従業員意識からみた企業内諸関係 |
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1 分析の課題と素材/2 労働者と経営者の利害距離/3 経営者に対する信頼感/4 労働組合と職場上司の利害代表機能/5 企業帰属意識と組合帰属意識/6 小括 |
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第Ⅱ部 体制転換過程における企業と労働 |
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第6章 企業所有の変化と経営者 |
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1 国有から民有へ/2 所有形態の変化と企業内影響力構造の変容/3 環境の変化と経営の対応/4 労使間摩擦の位祖の推移/5 企業長のリクルートと従業員参加/6 小括 |
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第7章 体制転換後の労働組合 |
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1 労働組合組織の変化/2 組織状況と役員の個人属性/3 組合活動の重要課題/4 組合と経営の関係/5 複数組合間の関係/6 企業内意思決定における組合の影響力/7 小括 |
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第8章 従業員意識の変化からみた企業内諸関係の動態 |
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1 分析の課題と素材/2 利害距離の縮小/3 経営者に対する信頼感の推移/4 労働組合の利害代表機能/5 帰属意識パターンの持続/6 小括 |
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第9章 体制移行過程の企業内労使関係 |
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1 背景/2 労働組合組織の複数化と労組間関係/3 企業合理化過程の労使関係/4 労使関係と労働組合の影響力/5 労使紛争と労使慣行/6 小括 |
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第10章 体制移行過程の企業内労使関係 |
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1 背景/2 企業事例A:電熱器製造企業/3 企業事例B:農業用水圧器製造企業/4 企業事例C:自動車部品製造企業/5 企業事例D:製鉄企業/6 企業事例E:衣服製造企業/7 小括 |
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第11章 体制移行過程の企業内労使関係 |
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1 背景/2 企業事例A:小型モーター製造企業/3 企業事例B:ベアリング製造企業/4 企業事例C:火力発電所/5 企業事例D:鉄鋼企業/6 企業事例E:自動車部品製造企業/7 新しい企業内意思決定機構の形成/8 小括 |
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結論 要約と含意 |
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1 ふたたび本書の主題について/2 事実発見の要約/3 その後の展開/4 理論的含意 |