書誌種別 |
図書 |
タイトル |
生涯学習社会の可能性 |
サブタイトル |
市民参加による現代的課題の講座づくり |
タイトルヨミ |
ショウガイ ガクシュウ シャカイ ノ カノウセイ |
サブタイトルヨミ |
シミン サンカ ニ ヨル ゲンダイテキ カダイ ノ コウザズクリ |
人名 |
赤尾 勝己/著
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人名ヨミ |
アカオ カツミ |
出版者・発行者 |
ミネルヴァ書房
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出版者・発行者等ヨミ |
ミネルヴァ ショボウ |
出版地・発行地 |
京都 |
出版・発行年月 |
2009.10 |
ページ数または枚数・巻数 |
7,373p |
大きさ |
22cm |
価格 |
¥5000 |
ISBN |
978-4-623-05382-7 |
ISBN |
4-623-05382-7 |
注記 |
文献:p342〜360 |
分類記号 |
379
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件名 |
生涯学習
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内容紹介 |
現代的課題に関する市民企画講座づくりの場面での「市民参加のあり方」を参与観察・非参与観察により明らかにするほか、生涯学習関連施設職員と市民が協働して創りあげる市民企画講座プログラムの理論モデルも提示する。 |
著者紹介 |
1957年福岡県生まれ。大阪大学大学院人間科学研究科教育学系博士課程修了。博士(人間科学)。関西大学文学部教育学専修教授。著書に「生涯学習概論」「生涯学習の社会学」など。 |
言語区分 |
jpn |
タイトルコード |
1009811231664 |
目次 |
序章 市民企画講座会議の位置づけ |
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1 公共圏としての市民企画講座会議/2 実践共同体としての市民企画講座会議/3 学習組織としての市民企画講座会議の可能性/4 小括 |
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第Ⅰ部 生涯学習社会における市民企画講座をめぐる社会的背景 |
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第1章 市民社会の変容と現代的課題の生成 |
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1 市民社会の変容と市民参加/2 現代的課題の生成/3 市民参加と生涯学習/4 市民の生涯学習の現状 |
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第2章 生涯学習政策と現代的課題についての学習の振興 |
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1 生涯学習政策の転換/2 現代的課題の生成過程/3 学習プログラムの創造/4 学習者のアイデンティティ変容との関連性 |
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第Ⅱ部 市民企画講座プログラムの形成をめぐる理論的研究 |
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第3章 社会教育における学級・講座プログラム計画理論の動向 |
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1 1950年代の学級・講座プログラム計画理論/2 1970年代以降の学級・講座プログラム計画理論/3 市民参加の是非をめぐる議論/4 市民と職員の関係性について |
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第4章 成人教育プログラム計画理論の動向(1) |
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1 ニーズ充足原理の背景/2 M.ノールズのニーズ評価に関する理論/3 R.カファレラによるニーズ評価の考え方/4 ニーズ評価への批判的視点/5 ニーズ充足原理を超えて |
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第5章 成人教育プログラム計画理論の動向(2) |
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1 成人教育プログラム計画理論の系譜から/2 R.カファレラのプログラム計画理論/3 R.セルベロとA.ウィルソンのプログラム計画理論/4 プログラム計画における権力関係/5 カファレラとセルベロの理論の相補性/6 プログラムの民主的計画をめぐって/7 権力関係の中の市民企画委員 |
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第Ⅲ部 市民企画講座プログラムの形成をめぐるフィールドワーク |
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第6章 人間関係講座プログラムの形成過程 |
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1 豊中市男女共同参画推進センターの沿革/2 市民企画委員会での協議の過程/3 市民企画委員会をめぐる影響要因/4 本事例での課題 |
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第7章 環境問題講座プログラムの形成過程 |
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1 伊丹市立中央公民館の沿革/2 市民自主企画講座会議での協議の過程/3 市民自主企画講座会議をめぐる影響要因/4 本事例での課題 |
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第8章 消費者問題講座プログラムの形成過程 |
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1 豊中市立中央公民館の沿革/2 市民企画委員会議での協議の過程/3 市民企画委員会議をめぐる影響要因/4 本事例での課題 |
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第Ⅳ部 生涯学習社会における市民企画講座プログラムの形成をめぐる現状と課題 |
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第9章 市民企画講座会議をめぐる動向 |
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1 開かれた協議からの離脱化/2 NPO法人の導入による講座企画/3 社会資本の形成と市民企画講座の連関性 |
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第10章 市民企画講座プログラム計画理論の創造に向けて |
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1 成人教育プログラム計画理論の刷新動向/2 市民企画講座を可能にする条件/3 変容可能性に開かれた市民企画講座プログラム/4 プログラムの変容の内実についての価値判断の必要性 |
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終章 市民企画講座プログラム計画に関する理論モデルの提示 |