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書誌情報サマリ

タイトル

雨新者の詩想

人名 石村 柳三/著
人名ヨミ イシムラ リュウゾウ
出版者・発行者 コールサック社
出版年月 2007.4


書誌詳細

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書誌種別 図書
タイトル 雨新者の詩想
サブタイトル 新しきものを雨らす詩的精神(1977-2006)/石村柳三詩論集
シリーズ名 詩論・芸術論石炭袋新書
シリーズ番号 2
タイトルヨミ ウシンジャ ノ シソウ
サブタイトルヨミ アタラシキ モノ オ フラス シテキ セイシン センキュウヒャクナナジュウナナ ニセンロク/イシムラ リュウゾウ シロンシュウ
シリーズ名ヨミ シロン ゲイジュツロン セキタンブクロ シンショ
シリーズ番号ヨミ 2
人名 石村 柳三/著
人名ヨミ イシムラ リュウゾウ
出版者・発行者 コールサック社
出版者・発行者等ヨミ コールサックシャ
出版地・発行地 東京
出版・発行年月 2007.4
ページ数または枚数・巻数 463p
大きさ 21cm
価格 ¥2000
ISBN 978-4-903393-05-6
ISBN 4-903393-05-6
分類記号 911.5
件名 詩(日本)
言語区分 jpn
タイトルコード 1009811230568



目次


内容細目

雨新者   詩的感性を流脈する精神   12-15
生死海の風光   種田山頭火と高見順の命終観を通底して   16-23
宮沢賢治の詩精神《われはこれ塔建つるもの》小考   24-27
《デクノボー精神》のエネルギーと宮沢賢治   28-35
詩人さまざま   ささやかな詩人命題論をつつんで   36-50
『リグ・ヴェーダ讃歌』に見る詩想と詩人像   51-65
詩論はみんなドグマ   詩人にとっての内的な所感   66-68
詩人の転化精神   とくに詩人とはの関係において   69-73
現代詩論 詩人の眼と転化について   74-79
明眼の人   『正法眼蔵随聞記』と詩人精神について   80-85
《モノ的人間》の眼と自由   86-87
詩人のエネルギー   私のささやかな詩の捉え方   88-93
師について   94-101
夜汽車   消しえぬ望郷を背負った詩人二人   102-109
私の向日葵への思念   その金色の華の慈しみ   110-113
花について   114
鳴海英吉の内在の声と合掌の祈り   『鳴海英吉全詩集』(鳴海英吉全詩集編集委員会編)   118-121
『鳴海英吉全詩集』を繙いて   特に鳴海英吉の筆名について   122-128
鳴海英吉と不受不施派の研究   宗教史における庶民の信仰と自由心への詩眼をつつんで   129-139
生死回帰の「自然の眼」について   荒川法勝詩集『花は花でも』を流心するもの   140-147
荒川法勝著『長宗我部元親』(PHP文庫)   <天下人>を夢みて戦う戦国武将の宿命の生き様   148-150
春の時間の彼方へ   詩人荒川法勝の《命終の眼》小考   151-162
追悼 荒川法勝私論   魔界を背負いつづけた孤高文学者の叫び   163-169
詩人荒川法勝さんのこと   荒ぶる魂の心音をつつんで   170-176
詩人荒川法勝の墓   求道の声より他に、真の詩道の発光などあろうとも思わない   177-184
荒川法勝遺稿集『詩人』   原質にある自覚的な存在対話の必要性を表出   185-186
歌人二人   187-192
《歌人論》うたうだけ歌えば   加藤東籬の歌人魂に見るもの   193-200
忘れられた歌人櫻井夢村   その歌の叫びと思念について   201-207
わが消しえぬ眼の結節   津軽民謡の風土と文学の風土   208-222
魂を求めつづけた詩人   ささやかな尼崎安四論   223-235
私の好きな詩人(詩)   我の中に我を詩う詩人・石川啄木   236-238
詩人清藤碌郎への手紙   評伝『福士幸次郎』を読んで   239-242
船水清随筆集『寒蟬雑記』   津軽人エスプリの谺がする文章   243-246
わが花心   津軽の歌人中村キネさんに   247-250
原風景を問う詩人-《吉田啄子私論》   詩集『んだど』を読んで   251-256
ねぷた残像   257-258
天上の法楽   259-260
りんごの色   261-262
冬の津軽幻想   津軽三味線と民謡の叫び   263-264
書評雑感   268-274
術語無ければ   森鷗外の批評心寸感   275-280
独念独語   わたしの身近な俳句小感について   281-284
私の相逢の一冊(中村元訳『スッタニパータ』)   わが内心を流れるものを求めて   285-292
詩人小感   高橋新吉の詩心にあるもの   293-299
幻化の人   フランソア・ヴィヨンの言葉   300-302
批評精神寸感   メモランダム風な私の小詩観   303-306
吉本隆明の『仏典』小感   つねに己れを念じながら地を視てそしてゆくのです<大智度論>   307-320
ディオゲネスの眼   321-322
詩への願い   323-325
仏教的感性の詩想に《信》を視る詩人   坂村真民の呼応の聲   326-327
優れた鑑賞と解説について   高橋新吉と村野四郎の詩精神に流露するもの   328-333
焰の詩人への手紙   遠山信男詩集『樹木の酒』を読んで   336-338
遠山信男著『詩の暗誦について』   生命的な磁場の《自己文化》として   338-340
温かで素朴な感情の精神詩   池山吉彬詩集『林棲期』   340-342
池山吉彬詩集『精霊たちの夜』   円熟された知的感性で死者(精霊)に問う声   342
朝倉宏哉詩集『乳粥』を味わう   時間と空間の彼方へ眼を向ける詩想の聲   343-346
生死海の哀歓を背負って   佐野千穂子私論(詩集『ダイビング』『永園』をつつむもの)   347-356
佐野千穂子詩集『ゆきのよの虹』『消えて候』を読む   美を見し眼の感性と本然の女心をつつんで   356-360
水崎野里子詩集『アジアの風』を読んで   詩想とリズムの狭間において   361-363
五喜田正巳『現代・房総の詩人』   現代房総詩人の横顔と詩性を語る俯瞰図   363-364
詩集『浄月院』高崎創   人生をつつんだ《詩と絆》の独語の詩魂   365-366
砺波みつ詩集『花と仕事着』   人間のしんじつの味があふれる感性   367
江波戸敏倫詩集『清流』   自己本然のやさしさの美学をうたう   368
伊藤貞夫詩集『大地を醸す』   大地(自然)と庶民の音色を大切にする詩群   369
星清彦詩集『月夜のうさぎ』   等身大の感性をきらめかせながら   370
詩集『聴花』高安ミツ子   自己生存の聲を《時間》のなかに聴く大切さ   371-372
大野京子詩集『木洩れ陽』   詩の品性に流れる諸行無常の音色   373
杉浦将江詩集『花に流れて』   《花》に秘められた愛の想念とは   374-382
中谷順子著『房総を描いた作家たち』   読ませる文体と力業の筆力   382-383
中谷順子著『続房総を描いた作家たち』   房総と六人の作家の精神的交流を素描   384
松下和夫エッセイ集『そこにあるもの』を繙く   人間のやさしさをもつ精神の根源を問う   385-387
可児不二男詩集『不確かな荒廃』   見失われた記憶への叫び   388-389
雑草の根の混沌としたものを   石井藤雄詩集『雑草のうた』   389-390
飯嶋武太郎詩集『豚声人語』   リアリズムに見る豚声回帰の重さ   390-391
詩集『漁師』庄司進   作者の生き方の匂う詩心   391-392
風のごとき詩人 水崎野里子詩集『俺はハヤト』   アジアの血脈を問う声   392-393
鈴木勝著『関寛斎の人間像』を読んで   393-394
大籠康敬詩集『季節のなかへ』   飛翔生存への《心のフィルム》を求めて   395-396
高安義郎詩集『クラケコッコア』私観   内在の夢にもとめる飛翔心理の叫び   397-401
房総大地に影曳く詩人への手紙   鈴木豊志夫詩集『噂の耳』を読んで   402-408
中谷順子詩集『八葉の鏡』私論   408-412
『海からの手紙』西川敏之詩集   ネガ映像的詩心からの再生の手紙   413-414
近藤文子詩集『天からの音』   神秘をつつむ天音の生命讃歌の詩   415-416
追悼 三隅浩さん   天上の酒盛を想念しつつ   417-418
追悼 大籠康敬さん   419
哀悼 松本信洋さん   人世《生死海》の無常をみる   420-423
哀悼 左部千馬さん   畏敬の詩人への悲しみ   423-424
追悼 鳴海英吉さん   二枚の名刺の思い出   425
浅野晃寸感 時を忘れてわれらは楽しく/時を失ってわれらは悔いる   浅野晃詩集『寒色』「たきぎの時」より   428-431
奥重機詩集『囁く鯨』   赤い血の海に問う人間と鯨への讃歌   431-433
成耆兆詩集/飯嶋武太郎訳『息吹く空』   山河の空に息吹く本源性の愛と聲   434-435
本田和也詩集『烏瓜の家』   原風景に問う自己再生のささやかな詩人の聲   435-437
発酵した言葉の密造者   神木健司詩集『葡萄の果肉』を読んで   438-439
片桐歩詩集『渇いた季節』   自己過去形の精神を絡めた青春性の心情詩   439-441
人間の存在性を時代に問うリアリズムの眼   松本信洋詩集『片割れを持つ者』   441-445
杉山平一著『三好達治風景と音楽』   視点のリズムに美をうたった自由詩人   445-447
二人の詩人に流脈する求心と問いの存在精神   日本現代詩文庫(72)『田中国男詩集』(74)『大井康暢詩集』を読む   448
村田正夫著『戦後詩人論』   社会性の視角から詩観認識と詩人論を語る   449-450
大井康暢詩集『墜ちた映像』   逆説的個の精神の孤独と哀しさを透視する   450-451
随筆集『一色少ない虹』菊田守著   詩人が愛語する<小動物>への素描   451-452
<新>詩論・エッセイ文庫(8)『夕焼けと自転車』菊田守著を読む   目線を低くして話る《自然愛詩人》の名言!   452-454

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