書誌種別 |
図書 |
タイトル |
弁護士のマインド |
サブタイトル |
法曹倫理ノート |
タイトルヨミ |
ベンゴシ ノ マインド |
サブタイトルヨミ |
ホウソウ リンリ ノート |
人名 |
田中 宏/著
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人名ヨミ |
タナカ ヒロシ |
出版者・発行者 |
弘文堂
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出版者・発行者等ヨミ |
コウブンドウ |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2009.10 |
ページ数または枚数・巻数 |
18,413p |
大きさ |
19cm |
価格 |
¥2800 |
ISBN |
978-4-335-35450-2 |
ISBN |
4-335-35450-2 |
分類記号 |
327.14
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件名 |
弁護士
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内容紹介 |
法曹倫理は、法律実務家が日常の業務のなかで遭遇する「義務の衝突」時に、進むべき方向を明るく指し示す海図や灯台だ-。苦しみ、悩み、喜びのなかで培った著者の弁護士体験をベースとした、生きた法曹倫理が学べるテキスト。 |
著者紹介 |
1946年北海道生まれ。北海道大学法学部卒業。弁護士。札幌弁護士会会長、日弁連副会長などを歴任。著書に「悔いの無い遺言」など。 |
言語区分 |
jpn |
タイトルコード |
1009811229858 |
目次 |
第1講 法曹倫理教育の目的と法曹倫理の法源 |
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Ⅰ 法曹倫理教育の目的/Ⅱ 法曹倫理の法源 |
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第2講 弁護士職務の公共性・公益性とプロフェッション論 |
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Ⅰ 弁護士職務の公共(奉仕)性/Ⅱ 弁護士職務の公益性/Ⅲ 弁護士モデル論について |
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第3講 弁護士自治と懲戒 |
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Ⅰ 弁護士の自由と自治について/Ⅱ 弁護士自治の内容/Ⅲ 懲戒事由と懲戒処分/Ⅳ 申立権者と申立ての濫用/Ⅴ 綱紀委員会・懲戒委員会の独立/Ⅵ 近年の懲戒事件の推移等/Ⅶ 自治の例外-綱紀審査会/Ⅷ 市民窓口 |
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第4講 弁護士と依頼者の関係(1) |
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Ⅰ 誠実義務/Ⅱ 誠実義務と職務責任(専門家責任)/Ⅲ 依頼者以外に対する誠実義務 |
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第5講 弁護士と依頼者の関係(2) |
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Ⅰ 賄賂の収受と誠実義務/Ⅱ 法25の趣旨について/Ⅲ 「職務を行うことができない事件」の検討/Ⅳ 職務基本規程28条所定の行為について/Ⅴ 「先着順」と「二君にまみえず」の原則 |
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第6講 弁護士と依頼者の関係(3) |
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Ⅰ 守秘義務はなぜ必要か/Ⅱ 守秘義務の立法例/Ⅲ 守秘義務の主体/Ⅳ 「秘密」とは何か/Ⅴ 守秘義務は、誰に対する権利か/Ⅵ 守秘の権利は放棄できるか/Ⅶ 守秘義務は、誰に対する義務か/Ⅷ 「秘密」の利用の禁止/Ⅸ 守秘義務が解除されるのはどんな場合か/Ⅹ 守秘義務が解除されない組織内弁護士の外部通報/ⅩⅠ 守秘義務と真実義務の相克 |
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第7講 弁護士と依頼者の関係(4) |
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Ⅰ 受任拒絶の自由/Ⅱ 受任をしてはいけない事件/Ⅲ 弁護士人口増によるモラルハザードの懸念/Ⅳ 受任にあたり留意すべき事項/Ⅴ 辞任の倫理 |
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第8講 弁護士と依頼者の関係(5) |
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Ⅰ 弁護士業務の「公」と「私」/Ⅱ 事務所経営と報酬/Ⅲ 謝礼(honorarium)/Ⅳ 報酬の適正さについて/Ⅴ ドイツの弁護士報酬について/Ⅵ 成功報酬制について/Ⅶ 時間制報酬(タイムチャージ)について/Ⅷ みなし報酬について/Ⅸ 報酬をめぐる依頼者との紛争/Ⅹ 国選弁護人の対価受領の禁止/ⅩⅠ おわりに |
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第9講 相手方および相手方弁護士に対する倫理 |
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Ⅰ フェアネスということ/Ⅱ 相談の時点でのフェアネス/Ⅲ 受任後提訴するまでのフェアネス/Ⅳ 訴訟遂行中のフェアネス/Ⅴ 強制執行手続におけるフェアネス/Ⅵ 同僚間の倫理 |
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第10講 刑事弁護における倫理 |
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Ⅰ はじめに/Ⅱ 刑事弁護人の使命/Ⅲ 最善の弁護活動を/Ⅳ 不適切弁護を考える/Ⅴ 弁護人の真実義務/Ⅵ 国選弁護人の倫理/Ⅶ 共犯の同時受任について |
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第11講 裁判官の倫狸 |
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Ⅰ はじめに/Ⅱ 日本の裁判官の特質/Ⅲ 裁判官に必要な資質とは何か/Ⅳ 法規上の裁判官倫理/Ⅴ 裁判官の独立と中立・公正/Ⅵ 裁判官の責任/Ⅶ 裁判官の個人的自由と裁判官の倫理 |
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第12講 検察官の倫理 |
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Ⅰ はじめに/Ⅱ 検察の仕組/Ⅲ 検察の使命と検察権の運用 |