書誌種別 |
図書 |
タイトル |
社会政策の社会学 |
サブタイトル |
ネオリベラリズムの彼方へ |
シリーズ名 |
シリーズ・現代の福祉国家 |
シリーズ番号 |
4 |
タイトルヨミ |
シャカイ セイサク ノ シャカイガク |
サブタイトルヨミ |
ネオリベラリズム ノ カナタ エ |
シリーズ名ヨミ |
シリーズ ゲンダイ ノ フクシ コッカ |
シリーズ番号ヨミ |
4 |
人名 |
武川 正吾/著
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人名ヨミ |
タケガワ ショウゴ |
出版者・発行者 |
ミネルヴァ書房
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出版者・発行者等ヨミ |
ミネルヴァ ショボウ |
出版地・発行地 |
京都 |
出版・発行年月 |
2009.9 |
ページ数または枚数・巻数 |
8,448,8p |
大きさ |
22cm |
価格 |
¥5000 |
ISBN |
978-4-623-05313-1 |
ISBN |
4-623-05313-1 |
注記 |
汚れあり(天) |
分類記号 |
364.1
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件名 |
社会政策
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内容紹介 |
社会政策の理論・応用・実証について、社会学の立場から探求してきた研究成果の集大成。新しい社会政策の概念に基づきながら、“社会政策の社会学”を基礎的・総合的に捉える視点を提示する。 |
著者紹介 |
1955年東京都生まれ。東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。同大学院人文社会系研究科教授。著書に「地域福祉の主流化」「福祉社会」「連帯と承認」など。 |
言語区分 |
jpn |
タイトルコード |
1009811223990 |
目次 |
序章 福祉国家の形成と“社会政策の社会学”の成立 |
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一 経済学としての社会政策/二 社会学のなかの社会政策/三 “社会政策の社会学”の生成/四 本書の位置と構成 |
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第Ⅰ部 社会政策の理論 |
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第1章 社会政策・社会行政論の基礎概念 |
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一 必要と資源/二 資源の供給主体/三 資源供給の分析/四 供給組織の抱える問題/五 福祉の社会的分業 |
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第2章 社会政策と社会的価値 |
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一 計画行為としての社会政策/二 社会的価値と社会政策との関係/三 平等価値と社会政策 |
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第3章 社会計画論からみた社会政策 |
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一 社会政策の分析枠組としての社会計画論/二 社会計画論の分析図式/三 平等を中心とした社会政策の理念の展開/四 「計画」的分配としての社会政策/五 「計画」的変革としての社会政策/六 社会計画論の展開のために |
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第Ⅱ部 社会政策の応用 |
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第4章 社会政策における参加 |
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一 二つの参加問題-一九七〇年代と九〇年代/二 理念としての参加/三 政治行政権力と参加/四 専門家権力と参加/五 福祉社会と参加型福祉/六 参加型社会における社会政策 |
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第5章 社会政策としての住宅政策 |
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一 住宅政策と住宅事情/二 住宅政策の歴史的起源/三 住宅政策の根拠/四 生活構造における住宅/五 住宅政策の体系 |
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第6章 戦後日本における地域社会計画の成立と展開 |
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一 市場万能の時代における計画/二 地域社会計画の生成/三 工業化計画の時代-一九六〇年代/四 脱工業化計画の時代-一九七〇年代/五 再産業化計画の時代-一九八〇年代/六 脱・再産業化計画の時代-一九九〇年代/七 地域社会計画の十年周期説 |
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第7章 高齢社会における社会政策 |
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一 高齢社会とは何か/二 高齢社会における社会政策上の課題/三 高齢者の雇用/四 老後の所得保障/五 高齢社会の社会サービス/六 国民負担率を超えて |
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第8章 保健・医療・福祉における総合化の意義とその課題 |
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一 求められる総合化/二 総合化とは何か/三 総合化の意義/四 総合化の遅れた理由/五 いかなる総合化か/六 総合化と多元化と |
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第9章 社会保障制度の体系化のために |
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一 社会保障制度の社会学的前提/二 社会保障とは何か/三 社会保障の体系/四 三つの検討課題/五 いわゆる「国民負担率」をめぐって |
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第Ⅲ部 社会政策の実証 |
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第10章 高齢者向け福祉サービスにおける必要判定基準の作成と必要量の推計 |
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一 課題/二 必要の概念について/三 必要判定基準/四 必要推計の方法と推計結果 |
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第11章 政府の政治的性格と社会保障財源 |
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一 政治は問題ではないか/二 社会保障財源の概観/三 社会保障財源構成比の規定要因/四 政府の政治的性格と財源構成比/五 結論 |
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第12章 福祉国家レジームと社会保障財源 |
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一 問題の設定/二 財源構成の概観と時系列/三 政府の大きさと財源構成/四 福祉国家レジームと財源構成/五 政治変数の財源構成に及ぼす影響/付 財源構成のクラスター分析 |
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第13章 福祉国家を支える価値意識 |
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一 価値と社会政策の媒介原理/二 媒介原理に対する態度/三 媒介原理の規定要因/四 媒介原理と再分配類型/五 要約とまとめ |
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終章 ネオリベラリズムの彼方へ |
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一 第一の転機-福祉国家への離陸/二 “社会政策の社会学”の形成と危機/三 遅れてきたネオリベラリズム/四 第二の転機-ネオリベラリズムの限界/五 “社会政策の社会学”の課題 |