書誌種別 |
図書 |
タイトル |
ミクロ経済学 2 効率化と格差是正 |
シリーズ名 |
プログレッシブ経済学シリーズ |
タイトルヨミ |
ミクロ ケイザイガク コウリツカ ト カクサ ゼセイ |
シリーズ名ヨミ |
プログレッシブ ケイザイガク シリーズ |
人名 |
八田 達夫/著
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人名ヨミ |
ハッタ タツオ |
出版者・発行者 |
東洋経済新報社
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出版者・発行者等ヨミ |
トウヨウ ケイザイ シンポウシャ |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2009.8 |
ページ数または枚数・巻数 |
17,603p |
大きさ |
22cm |
価格 |
¥3800 |
ISBN |
978-4-492-81300-3 |
ISBN |
4-492-81300-3 |
注記 |
リーディング・リスト:p575〜588 |
新聞書評情報 |
日本経済新聞 |
書評掲載日 |
2009/12/27 |
分類記号 |
331
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件名 |
経済学
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内容紹介 |
現実の経済政策問題を評価する方法を解説する、ミクロ経済学の入門テキスト。労働・土地・資本市場を分析し、それを土台に、格差是正政策と効率化政策との関連を展望する。 |
著者紹介 |
1943年東京都生まれ。ジョンズ・ホプキンス大学経済学部博士(Ph.D.)。政策研究大学院大学(GRIPS)学長。著書に「直接税改革」「消費税はやはりいらない」など。 |
言語区分 |
jpn |
タイトルコード |
1009811213903 |
目次 |
12章 フローとストック |
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1 異時点での資産価値の関係/2 所得の流れと資産価値/3 地代と地価:地代水準が毎年一定率で成長する場合/4 現在価値の応用/5 土地の賃貸市場と売買市場の関連/6 マンションの賃貸市場と売買市場の関連/7 売買と賃貸の差/8 利子の決定/キーワードと練習問題/補論1:現在価値の公式/補論2:成長する資産の現在価値 |
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13章 労働 |
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1 労働需要/2 労働供給/3 労働市場均衡/4 賃金所得税の効果/5 労働供給の賃金弾力性/6 最低賃金制の余剰分析/7 まとめ/キーワードと練習問題/補論:右下がりの労働供給曲線 |
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14章 生産要素の総量市場と帰属所得 |
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1 生産要素の取引市場/2 帰属所得と包括所得/3 地代所得税/4 要素所得税/5 土地の固定資産税/6 帰属賃金:課税をめぐる論点/7 生産要素の総量市場/8 生産要素の長期総供給曲線の弾力性/9 総供給曲線による課税分析/10 労働市場と土地市場/11 取引市場と総量市場のさらなる比較/12 まとめ/キーワードと練習問題/補論1:要素需要の分析期間/補論2:垂直な個人労働総供給曲線と右上がりの地域労働総供給曲線 |
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15章 供給者による自家消費 |
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A.機会費用/1 自家消費のある市場における各種余剰/2 農家余剰と「販売収入の機会費用」/3 消費者余剰論/4 家計余剰/B.余剰分析/5 農産物市場における税/6 住宅市場における税/7 帰属家賃:課税をめぐる論点/8 家賃規制/C.総供給税/9 生産物の総量市場/10 住宅の総量市場/11 右上がりの総供給曲線が生み出す死重の損失/12 住宅に対する固定資産税の長期的効果/13 まとめ/キーワードと練習問題/補論1:包括便益における収入と便益/補論2:消費者余剰としての農家余剰/補論3:総供給曲線が右上がりの時の包括便益と農家余剰 |
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16章 混雑 |
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1 平均可変費用/2 平均可変費用と平均費用/3 無料道路の均衡交通量/4 道路走行の社会的限界費用/5 総余剰/6 ピグー料金/7 混雑料金理論の応用/8 無駄な公共投資/9 混雑道路民営化の理論/10 大都市の道路の均衡交通量/11 最適な道路投資基準/キーワードと練習問題/補論1:通行料金に対する交通量需要曲線/補論2:フランク・ナイトの反論再訪 |
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17章 長期と最長期 |
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A.長期均衡と最長期均衡/1 長期総費用/2 長期供給曲線/3 最長期市場供給曲線/B.参入規制の生産性阻害効果/4 参入規制が生む長期総余剰の損失/5 産業の生産関数と参入規制/C.一時的均衡から最長期均衡へ/6 短期と長期の限界費用曲線の交点/7 短期均衡から長期均衡への移行/8 企業の調整:一時的均衡から最長期均衡へ/9 市場の調整:一時的均衡から最長期均衡へ/D.最適公共投資基準/10 短期と長期の平均費用曲線/11 公共投資の投資基準:応用/12 総括原価主義の再生/キーワードと練習問題/補論1:短期利潤と固定費用の図示/補論2:短期平均費用の底点と長期平均費用曲線/補論3:モーリングの定理の別証 |
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18章 生産と消費の基礎理論 |
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1 生産理論/2 消費理論/3 応用:独占の非効率性/4 応用:参入制限と市場介入の非効率性/キーワードと練習問題/補論:限界生産物説と限界生産物均等の法則 |
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19章 厚生経済学の基本定理 |
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1 生産の効率性/2 交換の効率性/3 生産量組み合わせ(Product Mix)の効率性/4 厚生経済学の基本定理/5 まとめ/キーワードと練習問題/補論:限界変形率と限界費用の関係 |
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20章 社会的厚生 |
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A.不平等是正政策/1 不平等の原因/2 不平等是正政策の根拠/B.社会的厚生/3 社会的厚生関数/4 社会的厚生の最大化/C.社会的厚生最大化への課程/5 効率化と再分配の分離/6 効率化政策と効用可能性曲線/D.効率化政策の代替政策?/7 代替(1):既得権保護政策/8 代替(2):厚生改善政策/9 代替(3):効率化政策と補償/E.効率化原則の長期的効果/10 長期的なパレート改善:ヒックスの楽観主義/11 長期的な社会的厚生の改善/12 経済成長の是非/F.所得再分配(格差是正)とモラル・ハザード/13 完全平等化の非現実性/14 最適不平等度/15 まとめ/キーワードと練習問題/補論1:効率化原則の長期的効果/補論2:広義のパレート改善は,社会的厚生を改善する/補論3:完全平等の望ましさの古典的証明 |
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21章 効率化政策 |
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A.厚生逐次改善原則/1 厚生逐次改善原則と効率化原則の混合の不可能性/2 効率化原則採用の条件/3 「公共の福祉」vs「個人の権利」/B.既得権保護政策/4 既得権保護政策の実例/5 目的に合った規制/6 まとめ/キーワードと練習問題/補論:個人の失敗と市場介入 |
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22章 格差是正政策 |
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A.格差是正と経済レントへの課税/1 労働所得税とインセンティブ/2 機会の均等化をもたらす累進所得税/3 土地課税とインセンティブ/B.集団再分配/4 再分配政策の分類/5 集団再分配の問題/C.個人再分配/6 累進課税-例:所得税/7 使途自由補助金-例:生活扶助/8 使途指定補助金-例:住宅補助/D.正規・非正規雇用間の格差/9 正規雇用と終身雇用制/10 脱終身雇用制時代の社会インフラ整備/11 失業対策による格差是正/12 まとめ/キーワードと練習問題/補論:不平等の尺度-ジニ係数 |
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終章 効率化政策と格差是正政策の両立 |
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1 効率化原則採用の条件/2 価値観の組み合わせ/3 効率化と平等化の両立の実現可能性/4 効率化はアメリカ型社会の理念か?/5 格差を是正する効率化/6 小泉構造改革の時代/7 不況下における効率化政策と格差是正政策/8 結論/キーワード/補論1:強行規定の根拠-解雇規制を例として/補論2:近年の日本における累進度の低下/補論3:国債が将来世代に残す負担 |