書誌種別 |
図書 |
タイトル |
共生時代の都市農地管理論 |
サブタイトル |
新たな法制度の提言 |
タイトルヨミ |
キョウセイ ジダイ ノ トシ ノウチ カンリロン |
サブタイトルヨミ |
アラタ ナ ホウセイド ノ テイゲン |
人名 |
星 勉/著
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人名ヨミ |
ホシ ツトム |
出版者・発行者 |
農林統計出版
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出版者・発行者等ヨミ |
ノウリン トウケイ シュッパン |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2009.7 |
ページ数または枚数・巻数 |
10,202p |
大きさ |
22cm |
価格 |
¥3200 |
ISBN |
978-4-89732-172-1 |
ISBN |
4-89732-172-1 |
注記 |
文献:p181〜182 |
分類記号 |
611.2
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件名 |
農地
/
農業経営
/
土地利用
/
入会権
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内容紹介 |
都市農地をテーマに、社会関係資本である新たなコモンセクターの形成を通じて、共生社会実現に向けた可能性を追究し、都市農地管理法の試案を提言する。 |
著者紹介 |
1954年福島県生まれ。東京学芸大学教育学研究科社会教育学専攻(哲学講座)修士課程修了。博士(農学)。(社)JA総合研究所主席研究員。 |
言語区分 |
jpn |
タイトルコード |
1009811212026 |
目次 |
序章 |
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1 本書の目的と課題の設定/2 本書の構成 |
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第Ⅰ部 コモンセクターについて |
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第Ⅰ章 都市農村計画からみたコモンセクターの意義と3つの類型 |
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1 コモンセクターによる土地管理の意義/2 都市農村計画からみたコモンセクターの3つの類型 |
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第Ⅱ章 わが国入会地等における総有の経緯とその実体 |
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1 総有による地域資源管理の特徴/2 明治期以降における伝統的地域資源管理方式の衰退と実態 |
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第Ⅲ章 農村集落にみるコモンセクターの形成とその役割 |
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1 集落の共通財産としての農地/2 岩手県奥州市(旧前沢町)大桜地区営農組合の事例/3 長野県上伊那郡飯島町の事例/4 小括 |
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第Ⅳ章 英国におけるコモンズの歴史と事例分析 |
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1 英国における入会権の中身とその歴史的経緯/2 現地調査事例その1:コモンズの権利確定を図るNPO団体「Open Space Society」/3 現地調査事例その2:ウィンブルドンのコモンズの管理主体「Board of Conservators」/4 小括 |
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第Ⅱ部 都市農地および農住組合について |
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第Ⅴ章 コモンセクターによる都市農地管理の必要性 |
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1 文献や法律等からみた都市農地論の変遷/2 新たな視点:「都市農地の社会化」/3 社会関係資本形成の核となる都市農地コモンズ論とその課題 |
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第Ⅵ章 都市農地の実態と課題 |
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1 都市農地に係る施策の変遷-関係税制の推移/2 都市農地の賦存動向/3 都市近郊の外延化/4 都市農地の小規模化/5 相続発生に伴う農地の継承/6 市街化区域内農地を有する自治体へのアンケート調査結果/7 市街化区域内農地所有者の土地利用意向/8 小括 |
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第Ⅶ章 都市住民参画による都市農地の活用・管理の実態と課題 |
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1 都市住民の都市農地への意向/2 都市住民グループによる都市農地の管理・活用の必要性等/3 都市住民グループによる都市農地の管理・活用の実際/4 小括 |
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第Ⅷ章 農住組合制度の意義と課題 |
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1 農住組合制度の概要/2 農住組合制度発足の経緯と意義/3 農住組合活用の実態/4 農住組合活用に関するJAアンケート調査結果/5 モデル事例/6 新たな農住組合制度に向けた課題の整理と抽出 |
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終章 新たな農住組合制度としての都市農地管理法の提言 |
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1 課題設定からみた都市農地および農住組合制度/2 今後の農住組合制度の方向性/3 (仮称)都市農地管理法制定の提言/4 三つの課題設定と(仮称)都市農地管理法等との整理 |
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補論 《場所》の社会経済学とコモンセクター |
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1 はじめに/2 近代合理化社会成立の意味/3 資本主義市場経済システムと環境問題/4 環境問題解決のためには場所的視座が必要/5 「超越的」主体を体現するコモンセクターへの期待 |