書誌種別 |
図書 |
タイトル |
現代中国企業変革の担い手 |
サブタイトル |
多様化する企業制度とその焦点 |
並列タイトル |
The Leading Figures of Firm Evolution in Modern China:Diversification of Firm Systems and the Core Issues |
タイトルヨミ |
ゲンダイ チュウゴク キギョウ ヘンカク ノ ニナイテ |
サブタイトルヨミ |
タヨウカ スル キギョウ セイド ト ソノ ショウテン |
人名 |
苑 志佳/著
|
人名ヨミ |
エン シカ |
出版者・発行者 |
批評社
|
出版者・発行者等ヨミ |
ヒヒョウシャ |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2009.6 |
ページ数または枚数・巻数 |
287p |
大きさ |
22cm |
価格 |
¥2600 |
ISBN |
978-4-8265-0505-5 |
ISBN |
4-8265-0505-5 |
新聞書評情報 |
日本経済新聞 |
書評掲載日 |
2009/08/02 |
分類記号 |
335.222
|
件名 |
企業-中国
|
内容紹介 |
多種多様な企業形態が相互に関連して存在する現代中国経済。成長産業に象徴される巨大企業の内部構造と、複雑な中国企業の組織形態、制度進化の過程を緻密に検証し、多様なケーススタディを通して、そのメカニズムを解明する。 |
著者紹介 |
1959年中国河北省生まれ。東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。経済学博士。立正大学経済学部教授。著書に「中国に生きる日米生産システム」など。 |
言語区分 |
jpn |
タイトルコード |
1009811201074 |
目次 |
序章 |
|
1.本書の研究課題・目的/2.本書の研究対象・範囲-「企業」と「制度」/3.分析方法論上の難点と制度進化の仮説/4.本書の研究手法/5.本書の構成 |
|
第1部 企業制度原型の形成と変容 |
|
第1章 企業制度の原型 |
|
1.はじめに/2.国有企業制度の形成背景/3.国有企業の制度的諸特徴/4.結び |
|
第2章 中国企業の生産システム |
|
1.はじめに/2.世界工業史における生産システム・モデル/3.中国型生産システムへの視点/4.中国型生産システムの形成・進化/5.おわりに |
|
第2部 在来型企業制度の改革と再編 |
|
第3章 国有企業の生成・進化・変革過程 |
|
1.はじめに/2.華晶電子の企業進化プロセス/3.おわりに |
|
第4章 特定地域の国有企業群の再編と可能性 |
|
1.はじめに/2.東北地域における国有企業の特色/3.東北地域における国有企業の問題の所在/4.東北地域における成功国有企業からの啓示/5.東北地域における国有企業再生の可能性 |
|
第3部 未来型企業制度の誕生と進化 |
|
第5章 国有民営型企業の誕生・改革・進化およびその限界 |
|
1.はじめに/2.国有民営型企業の登場-実達の誕生と幼児期/3.国有民営型企業の成長-実達の少年・青年期/4.国有民営企業の成熟期における問題の発生/5.国有民営型企業制度の再編-実達の試練期/6.「経営者の時代」になるか-実達の主要経営者の役割/7.国有民営型企業の成長要因/8.おわりに-国有民営企業の将来と可能性 |
|
第6章 華人・華僑企業の内実 |
|
1.はじめに/2.中芯国際の概要/3.半導体の鬼才-張汝京/4.中芯国際における企業制度的特色/5.おわりに-華人・華僑企業の成長要因と問題点 |
|
第7章 外資系企業の現地生産・経営 |
|
1.はじめに/2.本章の分析対象/3.研究対象地域の経営特徴の一般像/4.研究対象3社の「人力資源」管理特色/5.おわりに-3社における管理特色の比較 |
|
第8章 民営企業の誕生・進化過程における企業家精神の役割 |
|
1.はじめに/2.中国における企業家と企業家精神/3.中国の自動車産業における「吉利現象」とその意義/4.李書福式の企業家精神と「革新的結合」/5.おわりに-吉利の事例に示された企業制度進化のポイント |
|
第4部 世界に進出する中国企業 |
|
第9章 中国企業の海外進出と国際経営 |
|
1.はじめに/2.中国企業の海外進出の背景・現状・特徴/3.中国企業の海外進出パターン/4.中国企業の競争優位と競争劣位は何か/5.おわりに |
|
第10章 民営企業の国際化課題 |
|
1.はじめに/2.福耀神話:郷鎮企業から自動車用ガラスの旗艦メーカーへの軌跡/3.福耀の国際化の背景・動機/4.国際化の挑戦と挫折/5.おわりに-民営企業国際化の条件・課題・可能性 |
|
終章 中国企業の制度進化の将来 |
|
1.本書の研究目的達成の評価/2.主要企業タイプの制度進化への評価/3.「木」から「森」へ |