書誌種別 |
図書 |
タイトル |
近世陶磁器の考古学 |
サブタイトル |
出土遺物からみた生産と消費 |
シリーズ名 |
椙山女学園大学研究叢書 |
シリーズ番号 |
35 |
タイトルヨミ |
キンセイ トウジキ ノ コウコガク |
サブタイトルヨミ |
シュツド イブツ カラ ミタ セイサン ト ショウヒ |
シリーズ名ヨミ |
スギヤマ ジョガクエン ダイガク ケンキュウ ソウショ |
シリーズ番号ヨミ |
35 |
人名 |
森本 伊知郎/著
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人名ヨミ |
モリモト イチロウ |
出版者・発行者 |
雄山閣
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出版者・発行者等ヨミ |
ユウザンカク |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2009.2 |
ページ数または枚数・巻数 |
12,354p |
大きさ |
22cm |
価格 |
¥7600 |
ISBN |
978-4-639-02075-2 |
ISBN |
4-639-02075-2 |
注記 |
文献:p301〜338 |
分類記号 |
210.5
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件名 |
遺跡・遺物-日本
/
陶磁器-日本
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内容紹介 |
近世陶磁器の生産・流通・消費について考古学的に研究し、近世の生活・文化を解明する。さらに、暦茶碗や「関口日記」など、文献史料との関係もとり上げる。 |
著者紹介 |
1961年東京都生まれ。慶應義塾大学大学院文学研究科民族学考古学専攻博士課程修了。博士(史学)。慶應義塾大学文学部非常勤講師などを経て、椙山女学園大学文化情報学部准教授。 |
言語区分 |
jpn |
タイトルコード |
1009811161743 |
目次 |
序章 近世陶磁器研究の目的 |
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1.年代推定・生活復元の資料としての陶磁器/2.近世陶磁器の種類と分類/3.本書の構成 |
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第1部 近世陶磁器の研究史 |
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第1章 近世考古学の歩み |
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1.はじめに/2.江戸時代の器物考証/3.明治時代から第二次大戦前まで/4.戦後から1970年代/5.近世考古学の展開と現状 |
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第2章 近世陶磁器の考古学的研究史 |
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1.はじめに/2.近世陶磁器の前史/3.肥前/4.瀬戸・美濃/5.京・信楽/6.江戸遺跡における近世陶磁器の研究 |
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第2部 消費地遺跡における近世陶磁器の研究 |
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第1章 江戸における陶磁器の出土状況と流通 |
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1.はじめに/2.都市遺跡としての江戸/3.陶磁器の出土状況/4.江戸市中の遺跡における陶磁器の産地組成/5.陶磁器流通の背景/6.小括 |
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第2章 出土陶磁器の数量把握の方法 |
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1.はじめに/2.出土遺物の算定に関する研究史/3.代表的な算定方法/4.問題点の所在/5.破片数・重量・個体数の関係/6.平均重量による推定個体数/7.小括 |
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第3章 東海道における近世陶磁器の流通 |
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1.はじめに/2.分析の目的と方法/3.各地の事例/4.小括 |
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第4章 威信財としての近世陶磁器 |
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1.はじめに/2.献上品・贈答品としての陶磁器/3.式正の饗宴・茶会に用いられた器/4.小括 |
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第3部 生産地遺跡の陶磁器 |
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第1章 肥前広東碗の器形・文様の変化に関する考察 |
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1.はじめに/2.広東碗の年代と編年/3.肥前広東碗の器形の変化/4.広東碗の文様の変化/5.消費地出土遺物の検討/6.小括 |
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第2章 容量からみた磁器端反碗の規格性 |
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1.はじめに/2.端反碗の編年と用途/3.端反碗の容量とその分布/4.端反碗の容量と法量の関係/5.小括 |
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第3章 近世磁器を製作した陶工の個人差は識別できるか |
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1.はじめに/2.考古資料の個人識別に関する研究/3.瀬戸磁器の生産形態と磁器端反碗の編年/4.端反碗の器形・文様の分析/5.小括 |
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第4部 近世陶磁器と文字資料 |
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第1章 近世陶磁器の紀年銘資料について |
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1.はじめに/2.近世紀年銘陶磁器の概要/3.銘文の内容/4.小括 |
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第2章 貞享暦を記した陶器碗 |
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1.はじめに/2.遺物の特徴および出土状況/3.暦の内容/4.民間信仰との関連/5.小括 |
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第3章 『関口日記』にみる陶磁器の流通・購入・使用 |
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1.はじめに/2.『関口日記』にみる生活用具の購入・贈答・補修/3.陶磁器類の購入数・購入先/4.遺跡出土陶磁器との比較/5.小括 |
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終章 出土陶磁器からみた近世の時代区分と時期区分 |
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1.はじめに/2.考古学の時代区分/3.日本史における四時代区分(古代・中世・近世・近代)/4.考古学からみた近世の時期区分/5.陶磁器からみた近世の時代区分/6.陶磁器からみた近世の時期区分/7.小括 |