書誌種別 |
図書 |
タイトル |
乳酸と運動生理・生化学 |
サブタイトル |
エネルギー代謝の仕組み |
シリーズ名 |
体育・スポーツ・健康科学テキストブックシリーズ |
タイトルヨミ |
ニュウサン ト ウンドウ セイリ セイカガク |
サブタイトルヨミ |
エネルギー タイシャ ノ シクミ |
シリーズ名ヨミ |
タイイク スポーツ ケンコウ カガク テキストブック シリーズ |
人名 |
八田 秀雄/著
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人名ヨミ |
ハッタ ヒデオ |
出版者・発行者 |
市村出版
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出版者・発行者等ヨミ |
イチムラ シュッパン |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2009.2 |
ページ数または枚数・巻数 |
7,155p |
大きさ |
26cm |
価格 |
¥2600 |
ISBN |
978-4-902109-15-3 |
ISBN |
4-902109-15-3 |
注記 |
文献:p144〜152 |
分類記号 |
780.193
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件名 |
運動生理学
/
エネルギー代謝
/
乳酸
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内容紹介 |
運動生理の基本と、糖と脂肪を中心とするエネルギー代謝のしくみについてまとめたテキスト。乳酸が疲労の主原因とする従来の考え方に対し、乳酸は老廃物ではなくエネルギー基質であることを解説する。 |
言語区分 |
jpn |
タイトルコード |
1009811157230 |
目次 |
1章 酸素摂取と二酸化炭索の放出 |
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1.肺胞/2.酸素分圧により酸素がヘモグロビンと弱く結合する/3.動脈血の酸素飽和度は平地では97%/4.酸素飽和度の変化/5.ミオグロビン/6.二酸化炭素/7.息を吐くことも大事/8.高圧高酸素カプセル |
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2章 血液循環と酸素摂取 |
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1.動脈-静脈/2.心拍出量/3.心拍数から運動強度を求める/4.静脈還流/5.心拍出量はどのくらい/6.運動すると血液は筋肉へ多く行く/7.血圧 |
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3章 酸素摂取量 |
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1.酸素を利用するのはミトコンドリア/2.1リットルの酸素からできるエネルギー/3.運動強度の表し方/4.運動強度と酸素摂取量/5.100%を越える強度/6.酸素摂取量の運動開始時の変化/7.酸素の貯めであるクレアチンリン酸を使う/8.運動後の酸素摂取量/9.走行時,歩行時のエネルギー消費量/10.歩く場合のエネルギー消費量/11.階段歩行は有効 |
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4章 骨格筋と心筋の特徴 |
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1.筋肉は可塑性が高い/2.筋肉は筋線維からなる/3.魚で考えてみる/4.遅筋線維と速筋線維の比率はある程度遺伝的に決まっている/5.筋の長さから筋収縮には3種類ある/6.筋だけでなく腱も重要である/7.太いほど力は出るが比例はしない/8.筋肉の肥大と萎縮/9.筋肉痛とトレーニング/10.筋肉が増えると脂肪燃焼?/11.心筋 |
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5章 糖の代謝経路 |
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1.酵素反応が何段階も続いていって分解される/2.リン酸がつくことが大事/3.PDHを経てミトコンドリアのTCA回路へ/4.酸素があっても乳酸ができるわけ/5.乳酸ができるのはNADを供給するため/6.グリコーゲンの代謝/7.グリコーゲンの合成/8.グリコーゲンローディング/9.グルコースの取り込み/10.グルコース輸送担体移動の仕組み/11.肝グリコーゲン/12.筋グリコーゲン合成の方が肝グリコーゲンよりも優先される/13.肝臓では糖を新たに作れる |
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6章 脂質とアミノ酸の代謝経路 |
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1.まず脂肪分解/2.脂肪酸は血液から筋へ/3.ミトコンドリアへの取り込み/4.ベータ酸化からTCA回路へ/5.不飽和脂肪酸/6.中鎖脂肪酸/7.アミノ酸とは何か/8.エネルギー源としての役割は小さい/9.即効性あるタンパク源の可能性/10.アミノ酸は調整役を果たす? |
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7章 糖と脂肪の利用 |
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1.水に溶ける溶けない/2.グリコーゲンでも水が必要になる/3.糖はタンパク質にくっつきやすかったり,血管を損なう/4.脂肪は1kg=7000kcal?/5.呼吸交換比/6.運動強度と呼吸交換比/7.強度と糖と脂肪/8.なぜ糖利用が高まり脂肪利用が低下するのか/9.脂肪の輸送が低下する/10.20分たたなくても脂肪は利用される/11.糖を利用することが脂肪の減量に無駄ではない/12.糖の減食はさける |
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8章 乳酸の産生と無酸素状態 |
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1.乳酸は無酸素状態の反映?/2.酸素がないからではなく,糖分解が進むから乳酸ができる/3.ミトコンドリアより糖分解/4.糖分解のキーポイント/5.酸素供給のように見えるのも実は糖分解/6.ダッシュやスパートで糖分解が高まる/7.糖分解の高進は数秒で起こるが長持ちしない/8.素早いイオンの移動には解糖系/9.糖分解で考える |
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9章 乳酸の酸化 |
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1.エネルギー源としての乳酸,ピルビン酸/2.乳酸脱水素酵素/3.M型でも乳酸酸化にも働ける/4.筋グリコーゲンの乳酸を介した配分/5.動的回復/6.細胞内乳酸シャトル/7.NADHの運搬/8.脳での乳酸シャトル/9.ミトコンドリアの増殖とPGC-1α,MCT1,乳酸 |
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10章 LT(乳酸性作業閾値) |
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1.糖の利用高進=LT/2.LTは酸素が足りないから起こるのではない/3.LTから糖分解と利用が高まる/4.LTから身体の負担が高まる/5.LTの判定/6.OBLA/7.歩行や自転車走行でのLT/8.換気量の急激な上昇開始点/9.LTとVTとは同じメカニズムによらない/10.換気量は回数ではない/11.LTは身体の負担が高まる運動強度として重要 |
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11章 乳酸輸送担体MCT |
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1.乳酸の細胞膜通過/2.MCT1/3.運動以外の観点からMCT1/4.MCT2/5.MCT4/6.他のMCT/7.乳酸/H+共輸送と乳酸の運動中の取り込み/8.MCTの局在 |
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12章 運動時における疲労 |
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1.pH低下の過大評価/2.乳酸だけでは疲労は説明できない/3.乳酸ができないから疲労している/4.疲労を区別する/5.リン酸/6.カリウム,ナトリウム/7.筋グリコーゲン/8.その他の疲労をもたらす要因/9.予選より決勝の方がタイムが悪い/10.運動翌日の疲労/11.交感神経の働き/12.オーバートレーニング/13.運動の快さ/14.日常生活の疲労と運動の疲労とは違う/15.糖を利用できることが疲労を軽減する?/16.乳酸測定は疲労の「原因」でなく「結果」として利用する |
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13章 無酸素運動はありえない |
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1.無酸素運動がありうるのか/2.スプリント中における酸素摂取のこれまでの説明/3.運動後の酸素摂取量を酸素負債としていることが誤り/4.酸素負債という用語は誤り/5.400m中の酸素利用は需要量の半分/6.短距離走は酸素摂取によるエネルギーが一番大きい/7.クレアチンリン酸と「酸素の貯め」/8.貯めの量/9.400m後半では3/4が酸素利用のエネルギー/10.短距離走は速度が一定の割合で低下していく/11.呼気ガス測定では過小評価している可能性/12.3つの系で考える限界/13.スプリントトレーニングをどう考えるか/14.苦しければよいとは限らない |
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14章 持久的トレーニングや発育加齢によるエネルギー代謝の変化 |
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1.血中乳酸濃度が低下する/2.なぜ乳酸産生が減るのか/3.速筋線維に遅筋線維の性質を持たせる/4.最大酸素摂取量とLTの効果/5.持久的トレーニングの三要素/6.早い段階でのトレーニング効果/7.中距離選手の持久的トレーニング/8.球技の持久的トレーニング/9.年齢に応じたトレーニング/10.発育によるエネルギー代謝の変化/11.何歳になってもトレーニング効果はある |
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15章 クエン酸やビタミンB1摂取と乳酸代謝との関係 |
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1.クエン酸で乳酸をなくして疲労回復?/2.クエン酸でクエン酸回路は高まらない/3.緩衝能力に効果の出る可能性はあるが実際には多量に摂れない/4.運動時の疲労と日常での疲労の混同/5.ビタミンB1と疲労/6.ビタミンB1は血中乳酸濃度を変化させない/7.健康情報に冷静な判断を |
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16章 運動の効果 |
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1.運動不足/2.エネルギー消費が増える/3.エネルギ消費増加なら活動を増やすことも/4.脂肪だけでなく糖も利用する/5.運動で体内環境が良くなる,筋肉が増える/6.血液循環が良くなる,血圧が下がる/7.運動で気分が良くなる/8.減食も有効だが,運動ほどの効果は得られない/9.大学生は成長期/10.どんな運動をすればよいのか |