書誌種別 |
図書 |
タイトル |
乳幼児期における自己と「心の理解」の発達 |
タイトルヨミ |
ニュウヨウジキ ニ オケル ジコ ト ココロ ノ リカイ ノ ハッタツ |
人名 |
木下 孝司/著
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人名ヨミ |
キノシタ タカシ |
出版者・発行者 |
ナカニシヤ出版
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出版者・発行者等ヨミ |
ナカニシヤ シュッパン |
出版地・発行地 |
京都 |
出版・発行年月 |
2008.11 |
ページ数または枚数・巻数 |
8,255p |
大きさ |
22cm |
価格 |
¥6500 |
ISBN |
978-4-7795-0293-4 |
ISBN |
4-7795-0293-4 |
注記 |
文献:p231〜245 |
分類記号 |
376.11
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件名 |
乳児
/
幼児
/
発達心理学
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内容紹介 |
「心の理論」は、「わたし」と「あなた」のあいだを本当に描き出せているか? 乳幼児期における「心の理解」の成り立ちや起源を掘り下げ、自己の成立や自他理解のメカニズムを発達的視点から検討する。 |
著者紹介 |
京都大学大学院教育学研究科博士後期課程単位取得退学。博士(教育学)。神戸大学大学院人間発達環境学研究科准教授。 |
言語区分 |
jpn |
タイトルコード |
1009811142500 |
目次 |
序論 「心の理解」をめぐる発達心理学的問題 |
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第1節 はじめに:本研究の目的/第2節 「心の理論」研究の概観/第3節 本研究における問題設定/第4節 本研究の構成 |
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第Ⅰ部 「心の理解」の始まりと自己の発達 |
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第1章 3歳未満児における「心の理解」の起源をめぐる問題状況 |
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第1節 「心の理解」の起源をめぐる理論的対立/第2節 「心の理論」研究がふり遊びをとらえる視点の問題/第3節 コミュニケーション行動の発達における「心の理解」/第4節 コミュニケーションを通じて形成される自他関係と「心の理解」/第5節 「心の理解」の初期発達に関する本研究のアプローチ |
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第2章 1,2歳における自他関係の成立と「心の理解」の始まり |
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第1節 問題/第2節 方法/第3節 結果と考察/第4節 全体考察 |
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第3章 要求伝達場面における伝達手段の調整過程にみる1歳児の自他関係と「心の理解」 |
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第1節 問題/第2節 方法/第3節 結果/第4節 考察 |
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第4章 ミスコミュニケーション状況における2歳児の他者視点に関する理解 |
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第1節 問題/第2節 方法/第3節 結果/第4節 考察 |
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第5章 「心の理解」の始まりに関する研究のまとめと今後の課題 |
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第1節 第Ⅰ部のまとめ/第2節 本研究第Ⅰ部の成果と他のこれまでの研究の関係/第3節 時間的に持続した自己と「心の理解」:本研究第Ⅱ部に向けて |
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第Ⅱ部 幼児期における自己発達と「心の理解」の展開 |
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第6章 幼児期における自己と「心の理解」の発達:時間的に拡張された自己に着目して |
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第1節 幼児期の「心の理論」研究の課題/第2節 時間的に拡張された自己/第3節 時間的拡張自己の発達基盤は何か/第4節 時間的拡張自己と“不在への態度”/第5節 “私”の時間的拡張自己と“あなた”の時間的拡張自己/第6節 本章のまとめ |
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第7章 遅延提示された自己映像に関する幼児の理解:時間的拡張自己と「心の理解」の関連について |
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第1節 問題/第2節 方法/第3節 結果/第4節 考察 |
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第8章 誤った信念課題再検討:他者信念理解の言語化と“サリーはお見通し?”課題に着目して |
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第1節 問題/第2節 実験1/第3節 実験2/第4節 総合考察 |
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第9章 時間的拡張自己の成立と「心の理解」の展開 |
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第1節 第Ⅱ部のまとめ/第2節 時間的拡張自己と「心の理解」の関連/第3節 「心の理解」の展開と深まり |
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第Ⅲ部 全体的考察 |
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終章 乳幼児期の自己と「心の理解」の発達に関する仮説的モデルと今後の検討課題 |
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第1節 乳幼児期における自己と「心の理解」の発達に関する仮説的モデル/第2節 残された課題 |