書誌種別 |
図書 |
タイトル |
タンパク質のX線結晶解析法 |
タイトルヨミ |
タンパクシツ ノ エックスセン ケッショウ カイセキホウ |
人名 |
J.ドレント/著
竹中 章郎/訳
勝部 幸輝/訳
笹田 義夫/訳
若槻 壮市/訳
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人名ヨミ |
J ドレント タケナカ アキオ カツベ ユキテル ササダ ヨシオ ワカツキ ソウイチ |
版次 |
第2版 |
出版者・発行者 |
シュプリンガー・ジャパン
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出版者・発行者等ヨミ |
シュプリンガー ジャパン |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2008.12 |
ページ数または枚数・巻数 |
14,313p |
大きさ |
26cm |
価格 |
¥6500 |
ISBN |
978-4-431-10043-0 |
ISBN |
4-431-10043-0 |
注記 |
原タイトル:Principles of protein X‐ray crystallography 原著第3版の翻訳 |
注記 |
初版:シュプリンガー・フェアラーク東京 1998年刊 |
注記 |
文献:p301〜308 |
分類記号 |
464.2
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件名 |
蛋白質
/
エックス線結晶学
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内容紹介 |
生体高分子の立体構造に関する知見は、今日の生命科学に不可欠である。その中心的手法であるX線結晶解析のテキスト。「X線源と検出器」を更新し、「タンパク質結晶化の実際」を追加した第2版。 |
言語区分 |
jpn |
タイトルコード |
1009811142069 |
目次 |
第1章 タンパク質の結晶化 |
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1.1 はじめに/1.2 タンパク質結晶化の原理/1.3 結晶化の手法/1.4 リゾチームの結晶化/1.5 結晶についての予備的ノート/1.6 X線回折実験の準備/1.7 凍結操作/1.8 ノート/まとめ |
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第2章 X線源と検出器 |
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2.1 はじめに/2.2 X線源/2.3 モノクロメーター/2.4 カメラと検出器/2.5 検出器/2.6 振動カメラ/まとめ |
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第3章 結晶 |
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3.1 はじめに/3.2 対称/3.3 タンパク質結晶で可能な対称/3.4 座標値:一般位置と特殊位置/3.5 非対称単位/3.6 点群/3.7 結晶系/3.8 放射線損傷/3.9 結晶のキャラクタリゼーション/まとめ |
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第4章 結晶によるX線回折の理論 |
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4.1 はじめに/4.2 波とその加え合わせ/4.3 二電子系/4.4 原子による散乱/4.5 単位胞による散乱/4.6 結晶による散乱/4.7 回折条件/4.8 逆格子とEwald作図/4.9 温度因子/4.10 電子密度ρ(xyz)の計算/4.11 F(hkl)とF(hkl)の比較/4.12 回折パターンの対称/4.13 中心格子に対するhkl反射条件/4.14 結晶によって回折される強度/4.15 原子の並ぶ面による反射/4.16 波長の選択,単位胞の大きさ,回折強度の補正/まとめ |
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第5章 反射強度の平均と構造因子データの分布 |
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5.1 はじめに/5.2 平均強度Wilsonプロット/5.3 構造因子Fと構造因子振幅|F|の分布/5.4 双晶/まとめ |
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第6章 構造因子の特殊な形式 |
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6.1 はじめに/6.2 ユニタリ構造因子/6.3 規格化構造因子/まとめ |
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第7章 同形置換法による位相問題の解決法 |
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7.1 はじめに/7.2 パターソン関数/7.3 同形置換法/7.4 X線強度に対する重原子の効果/7.5 対称心をもつ投影から重原子パラメータの決定/7.6 非セントリック反射から求めた重原子パラメータ/7.7 差フーリエ合成/7.8 異常分散/7.9 異常分散パターソン合成/7.10 すべての誘導体に対する共通の原点/7.11 タンパク質の初期位相角を用いての重原子パラメータの精密化/7.12 タンパク質の位相角/7.13 最良フーリエ図の残留誤差/7.14 単一同形置換法/まとめ |
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第8章 位相の改善 |
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8.1 はじめに/8.2 Sim重みとオミットマップ/8.3 溶媒平滑化/8.4 非結晶学的対称と分子平均化/8.5 ヒストグラムマッチング法/8.6 wARPによる重複精密化ダミー原子モデルの重みつき平均化/8.7 デンシティーモディフィケーションに関する再考察/まとめ |
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第9章 タンパク質位相角と絶対配置の決定における異常散乱 |
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9.1 はじめに/9.2 異常散乱によるタンパク質位相角決定/9.3 異常散乱を用いたタンパク質位相角の改善/9.4 絶対配置の決定/9.5 多波長異常分散法(MAD法)と単波長異常分散法(SAD法)/まとめ |
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第10章 分子置換法 |
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10.1 はじめに/10.2 回転関数/10.3 並進関数/まとめ |
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第11章 直接法 |
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11.1 はじめに/11.2 Shake‐and‐Bake/11.3 SHELXD/11.4 最大エントロピーの原理/まとめ |
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第12章 ラウエ回折 |
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12.1 はじめに/12.2 逆空間の利用可能領域/12.3 エネルギー重複/12.4 エネルギー重複した反射強度の分離/12.5 回折斑点の空間重複問題/12.6 波長規格化/まとめ |
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第13章 モデル構造の精密化 |
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13.1 はじめに/13.2 精密化の数学的基礎/13.3 高速フーリエ変換(FFT)法の原理/13.4 特殊な精密化方法/まとめ |
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第14章 位相情報の組合わせ |
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14.1 はじめに/14.2 同形置換法による位相情報/14.3 異常分散効果による位相情報/14.4 部分構造,溶媒平滑化,分子平均化による位相情報/14.5 SAD法による位相情報/まとめ |
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第15章 構造の誤りのチェックと確度の計算 |
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15.1 はじめに/15.2 R因子/15.3 Ramachandranプロット/15.4 立体化学によるチェック/15.5 3D-1Dプロフィール法/15.6 最終構造の座標誤差の定量的推定/まとめ |
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第16章 タンパク質結晶化の実際 |
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16.1 はじめに/16.2 遺伝子クローニングと発現/16.3 タンパク精製/16.4 タンパク質結晶化/まとめ |
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付録1 電子密度マップの計算に用いる数式のまとめ |
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付録2 信頼度因子のまとめ |
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付録3 X線強度の計数誤差 |