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書誌情報サマリ

タイトル

中国官印制度研究

人名 片岡 一忠/著
人名ヨミ カタオカ カズタダ
出版者・発行者 東方書店
出版年月 2008.11


書誌詳細

この資料の書誌詳細情報です。

書誌種別 図書
タイトル 中国官印制度研究
タイトルヨミ チュウゴク カンイン セイド ケンキュウ
人名 片岡 一忠/著
人名ヨミ カタオカ カズタダ
出版者・発行者 東方書店
出版者・発行者等ヨミ トウホウ ショテン
出版地・発行地 東京
出版・発行年月 2008.11
ページ数または枚数・巻数 9,501p
大きさ 27cm
価格 ¥12000
ISBN 978-4-497-20805-7
ISBN 4-497-20805-7
注記 史料・研究論著及び官印収録文献一覧:p411〜424
分類記号 322.22
件名 法制史-中国印章
内容紹介 秦朝に成立した官印制度が中国の歴代王朝において如何に運用されたか、また如何に変化してきたかを解明。特に官印制度が集大成された清朝の制度について詳しく研究する。
著者紹介 1946年高知県生まれ。東京教育大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。筑波大学大学院人文社会科学研究科教授。著書に「清朝新疆統治研究」など。
言語区分 jpn
タイトルコード 1009811135470
目次 序章
1 本書の視角:皇帝体制と官印/2 史資料と研究/3 基本的用語
第Ⅰ部 中国歴代王朝の官印制度
第1章 官印制度成立前史:「印は信なり」
1 政治的権威の構築:殷から周へ/2 官印(官璽)の成立:戦国時代
第2章 秦朝の官印制度:中国官印制度の成立
1 皇帝の印:御璽/2 官印制度/3 官印に係わる泰律の規定
第3章 漢朝の官印制度
1 御璽/2 漢朝官印制度の変遷:印と綬/3 官印に係わる漢律の規定/4 官印使用の柔軟な措置/5 冊封の証:周辺民族への官印の授与
第4章 魏晋南北朝の官印
1 魏朝の官印/2 晋朝の官印/3 南朝の官印/4 北朝の官印
第5章 隋朝・唐朝の官印制度
1 隋朝の官印制度/2 唐朝の官印制度
第6章 五代・宋朝の官印:九畳篆印の登場
1 五代十国時代の官印/2 宋朝の官印制度/3 唐から五代へ、そして宋:朱文印型官印制度の確立
第7章 遼・金・西夏の官印制度:民族文印の登場
1 北方民族とその中原支配/2 遼朝の官印制度/3 金朝の官印制度/4 西夏の官印制度
第8章 元朝の官印:多様な官印
1 3種類の官印/2 元朝の統治体制/3 元朝の官印制度/4 官印をめぐる諸問題/5 官印に係わる処罰規定/6 パクパ文印時代の漢文印/7 民族国家の民族文印の意味するもの
第9章 明朝の官印制度:関防印の登場
1 明朝の皇帝集権体制の確立/2 明朝の官印制度/3 遼東の官印/4 官印に係わる処罰規定と官印盗難事件/5 明朝官印制度の特徴
第Ⅱ部 清朝の官印制度
はじめに
第1章 満文印から満漢文合璧印へ
1 満文印と漢文印『制誥之寶』/2 満漢文合璧印/3 官印制度の整備:康煕・雍正期
第2章 清朝官印制度の完成
1 清朝の支配体制と官制・品級/2 乾隆十三年の改編/3 御宝
第3章 清朝官印制度の特徴
1 八旗関係の官印:佐領図記の出現/2 新疆の官印:民族文をふくむ官印/3 清朝と外藩王公/4 清朝と朝貢国/5 中国内地の官印
第4章 官印に係わる諸規定
1 御宝・官印の作製と管理/2 官員の官印受理/3 官印の管理/4 印泥/5 官印に係わる犯罪に対する律文/6 官印の不正使用・偽造をめぐる事件/7 官印の紛失・盗難
第5章 乾隆十三年改編以降の官印制度の変化
1 鈐記:佐貳官の印/2 避諱と官印:避諱の官印への影響/3 「中行加添字様」印の出現
第6章 紫禁城の「漢文」化
1 満文楷書の合璧印の「復活」/2 漢文だけの官印の「復活」/3 御宝の「漢文」化、漢文国璽の作製
終章
1 中国官印制度の変遷:まとめとして/2 官印のその後:中華民国の官印制度
附篇
附篇Ⅰ 朝賀規定からみた清朝と外藩・朝貢国の関係
はじめに/1 朝賀規定にみえる外藩王公と朝貢国貢使の序班/2 外藩とその支配関係:「ハーン体制」(理藩院体制)/3 『大清会典』にみえる朝貢国(属国)の変遷/4 19世紀清朝中国の外藩・朝貢国関係の変化/おわりに
附篇Ⅱ 日清間の条約文書にみえる日清両国の官印
はじめに/1 「日清修好条規」・「天津条約」に押された官印/2 「下関条約」・「遼東半島還付条約」に押された李鴻章の官印/3 日清戦争後の条約・取極書中の日清両国の官印/4 「辛丑和約」に押された清朝の官印/おわりに
附篇Ⅲ 紹介:故宮博物院編『明清帝后寶璽』



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