書誌種別 |
図書 |
タイトル |
戦前期の地方都市における近代都市計画の動向と展開 |
タイトルヨミ |
センゼンキ ノ チホウ トシ ニ オケル キンダイ トシ ケイカク ノ ドウコウ ト テンカイ |
人名 |
浅野 純一郎/著
|
人名ヨミ |
アサノ ジュンイチロウ |
出版者・発行者 |
中央公論美術出版
|
出版者・発行者等ヨミ |
チュウオウ コウロン ビジュツ シュッパン |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2008.10 |
ページ数または枚数・巻数 |
4,336p 図版53p |
大きさ |
22cm |
価格 |
¥9000 |
ISBN |
978-4-8055-0583-0 |
ISBN |
4-8055-0583-0 |
分類記号 |
518.8
|
件名 |
都市計画-歴史
|
内容紹介 |
大正期までに旧都市計画法が適用された中小都市43市を対象にして、地方都市の初期都市計画の策定事情を紹介。また最初期の都市計画区域指定に着目し、その都市計画技術や計画思想を論じる。 |
著者紹介 |
1968年生まれ。岐阜県出身。豊橋技術科学大学大学院修士課程修了。積水ハウス(株)等を経て、豊橋技術科学大学建設工学系准教授。工学博士(東京大学)。 |
言語区分 |
jpn |
タイトルコード |
1009811135385 |
目次 |
第1章 序論 |
|
1-1.研究の目的/1-2.研究の意義/1-3.対象都市の選定基準とその一覧/1-4.研究のフロー/1-5.近代都市計画史に関わる既往研究のレビュー |
|
第1部 旧都市計画法による地方都市の初期都市計画の特色とその展開 |
|
第2章 旧都市計画法による最初期の都市計画区域指定に見る計画技術・思想とその実際 |
|
2-1.はじめに-研究の背景と目的-/2-2.研究の方法とフロー/2-3.都市計画区域の法的位置付け/2-4.都市計画区域指定の原理/2-5.都市計画区域範囲の具体的画定法/2-6.都市計画区域の決定経過と地元側の反応 |
|
第3章 地方都市の初期都市計画区域指定に見る都市計画技術適用の多様性 |
|
3-1.はじめに/3-2.都市計画区域画定法に見る多様性/3-3.都市計画区域画定に関する地元意見・要望の内容とその深度 |
|
第4章 旧都市計画法による初期街路計画の立案とその特色 |
|
4-1.はじめに-研究の目的と背景-/4-2.研究の方法/4-3.街路計画立案の基準/4-4.街路計画のグレード分析/4-5.街路計画の型式分析/4-6.街路計画における骨格構成法分析 |
|
第5章 地方都市の初期街路計画立案に見る都市計画技術適用の多様性 |
|
5-1.はじめに/5-2.街路計画の立案にみる多様性/5-3.街路計画の具体例 |
|
第2部 長野市における近代都市計画の展開 |
|
第6章 門前町における近代都市計画の展開 |
|
6-1.研究の背景と目的/6-2.研究の方法/6-3.善光寺門前町の地形的背景と幕末期の市街地範囲/6-4.長野町期の市街地形成(明治維新〜明治30年迄)/6-5.市制施行後の市街地形成(明治30年〜大正末迄)/6-6.市区改正の計画内容と実現状況/6-7.昭和初期の市街地形成(昭和2年〜敗戦まで) |
|
第7章 長野都市計画の策定過程 |
|
7-1.はじめに-研究の背景と目的-/7-2.研究の方法/7-3.旧長野市の市街地形成経過と市街地道路整備世論/7-4.市区整理調査による市区改正計画/7-5.近隣町村との合併並びに市電敷設問題と大長野都市計画/7-6.都市計画調査委員会の設置と各種私案/7-7.認可都市計画区域と山田博愛による認可都市計画案 |
|
第8章 山田博愛による最初期の法定都市計画 |
|
8-1.はじめに/8-2.研究の方法/8-3.山田博愛の経歴と人物像/8-4.長野都市計畫の策定経過と山田博愛の計画参加の経緯/8-5.長野都市計畫の内容と計画意図/8-6.地方中小都市の都市計画に対する山田博愛の考え方 |
|
第9章 戦前期に策定された地方都市の都市計画の施行経過とその連続性 |
|
9-1.はじめに-研究の目的と背景-/9-2.研究の方法と調査対象範囲/9-3.1930年認可の長野都市計画/9-4.1930〜1945年間の都市計画動向/9-5.1945〜1964年間の都市計画動向/9-6.1965〜1969年間の都市計画動向/9-7.都市計画の連続性と断絶性 |
|
第10章 長野市中央道路の誕生と沿道の建物更新並びにビスタの変化 |
|
10-1.はじめに-研究の目的と背景-/10-2.研究の方法と調査対象地/10-3.大正末期の中央道路拡幅改修工事/10-4.沿道建物概況と更新経過/10-5.沿道ファサードの変化とビスタの変化 |
|
第3部 結論 |
|
第11章 本研究の知見と今後の課題 |
|
11-1.本研究の知見(第一部)-旧都市計画法による地方都市の初期都市計画の特色とその展開-/11-2.本研究の知見(第二部)-長野市における近代都市計画の展開-/11-3.今後の課題 |