書誌種別 |
図書 |
タイトル |
地球温暖化とエネルギー問題 |
サブタイトル |
ポスト京都に向けた国際協調システム |
タイトルヨミ |
チキュウ オンダンカ ト エネルギー モンダイ |
サブタイトルヨミ |
ポスト キョウト ニ ムケタ コクサイ キョウチョウ システム |
人名 |
鄭 雨宗/著
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人名ヨミ |
テイ ウシュウ |
出版者・発行者 |
慶應義塾大学出版会
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出版者・発行者等ヨミ |
ケイオウ ギジュク ダイガク シュッパンカイ |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2008.11 |
ページ数または枚数・巻数 |
14,311p |
大きさ |
22cm |
価格 |
¥5800 |
ISBN |
978-4-7664-1562-9 |
ISBN |
4-7664-1562-9 |
注記 |
文献:p291〜302 |
分類記号 |
519.1
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件名 |
環境行政
/
地球温暖化
/
エネルギー問題
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内容紹介 |
膨大なデータを基に国際的なエネルギー需給構造を分析するとともに、国境税、排出権取引、クリーン開発メカニズムなど環境政策ツールの効果と課題を考察。持続的発展に向けた東アジアの新たな国際協調システムを提言する。 |
著者紹介 |
1969年韓国ソウル生まれ。95年来日。慶應義塾大学大学院商学研究科博士課程修了(博士)。同大学産業研究所研究員。 |
言語区分 |
jpn |
タイトルコード |
1009811133258 |
目次 |
序章 地球温暖化問題のリスクと国際環境協調 |
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1 IPCC第4次報告書と地球温暖化問題/2 問題の所在と本書の目的/3 本書の構成と内容 |
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第1章 京都議定書の評価とポスト京都をめぐる国際議論 |
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1 はじめに/2 気候変動枠組条約(UNFCCC)と京都議定書の採択/3 COP3における交渉構造と京都議定書の評価/4 京都議定書発効とポスト京都議定書への議論/5 おわりに |
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第2章 締約国を中心としたエネルギー需要構造とその特徴 |
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1 はじめに/2 エネルギーからみるEUの地域特性/3 EUのエネルギー政策と域内貿易/4 地域別CO2排出要因とEUの国際的コミットメント/5 EUの目標達成に向けた具体的取り組み/6 おわりに |
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第3章 途上国の環境・エネルギー問題と持続可能な発展シナリオ |
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1 はじめに/2 中国経済の成長とその要因/3 中国の社会的プレッシャーとエネルギー制約問題/4 地球環境問題からの制約条件/5 おわりに |
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第4章 EU提案型戦略的貿易措置と京都議定書の補完性 |
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1 はじめに/2 理論的背景と分析モデル/3 EUと米国(中国)のエネルギー効率の比較と限界費用/4 EUの域外炭素税がもたらす経済と環境への影響/5 おわりに |
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第5章 国境税調整がもたらす国際環境影響効果 |
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Ⅰ はじめに/2 分析の枠組みとデータ/3 EUの貿易動向とその特徴/4 国境税調整と炭素リーケージ/5 おわりに |
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第6章 京都メカニズムとしての排出権取引スキームの実態とその課題 |
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1 はじめに/2 排出権取引制度の役割とCOPでの議論/3 国際排出権取引市場の形成と動向/4 クレジット価格の動向と変動要因/5 国際排出権取引市場への展望/6 おわりに |
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第7章 CDMスキームの理念と運用における多様性 |
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1 はじめに/2 CDMスキームの基本概念/3 CDMプロジェクトの便益とリスク/4 CDM実施における多様性/5 おわりに |
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第8章 ポスト京都に向けた新たなCDMスキームの構築 |
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1 はじめに/2 不確実性下における情報仲介者介入モデル/3 日中韓における多国間CDMスキーム/4 おわりに |
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終章 環境・エネルギー問題への共同体的アプローチ |
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1 アジア型の経済発展と環境制約/2 アジアの複合型環境問題への対応とその限界/3 アジアの持続可能な発展と共同体形成の枠組み |