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書誌情報サマリ

タイトル

中世王権と王朝儀礼

人名 遠藤 基郎/著
人名ヨミ エンドウ モトオ
出版者・発行者 東京大学出版会
出版年月 2008.11


書誌詳細

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書誌種別 図書
タイトル 中世王権と王朝儀礼
タイトルヨミ チュウセイ オウケン ト オウチョウ ギレイ
人名 遠藤 基郎/著
人名ヨミ エンドウ モトオ
出版者・発行者 東京大学出版会
出版者・発行者等ヨミ トウキョウ ダイガク シュッパンカイ
出版地・発行地 東京
出版・発行年月 2008.11
ページ数または枚数・巻数 7,413,20p
大きさ 22cm
価格 ¥7600
ISBN 978-4-13-026218-7
ISBN 4-13-026218-7
注記 文献:巻末p9〜20
分類記号 210.09
件名 有職故実日本-歴史-中世
内容紹介 10世紀から14世紀まで、摂関期・院政期・鎌倉時代の貴族政権・公家政権の儀式・行事を論じ、それらを利用する寺院・貴族等の思惑と揺れ動く王権の実像に迫る。
著者紹介 1963年福岡県生まれ。東北大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。学位博士(文学)取得(東北大学)。東京大学史料編纂所准教授。
言語区分 jpn
タイトルコード 1009811131708
目次 序論
第一節 肥大化する国家イメージ/第二節 三つの先行学説/第三節 もうひとつの「中世国家」の語り方/第四節 石井進の権門体制論批判に学ぶ/第五節 本書の課題
第一部 非公家沙汰諸国所課と貴族社会
第一章 摂関家・上皇・皇族による諸国所課
はじめに/第一節 院政期における非公家沙汰諸国所課/第二節 非公家沙汰諸国所課の「成立」/第三節 院権力と非公家沙汰諸国所課/むすび/補説1 興福寺落慶供養をめぐって
第二章 大臣大饗の非公家沙汰諸国所課
はじめに/第一節 大臣大饗の用途/第二節 諸国所課の文書様式/第三節 大臣大饗での諸国所課の性格/むすびにかえて
第三章 五節舞姫献上・春日祭使の経営と諸国所課
はじめに/第一節 五節舞姫献上/第二節 春日祭使の経営/むすび/補節2 伊勢公卿勅使での非公家沙汰諸国所課
第二部 儀礼運営のしくみ
第四章 天皇家王権仏事の運営形態
はじめに/第一節 「公家沙汰」理解の再検討/第二節 仏事運営の基本的構造/第三節 院庁と太政官機構との共同運営/むすび
第五章 御斎会・「准御斎会」の儀礼論
はじめに/第一節 御斎会と法勝寺修正会/第二節 模倣としての「准御斎会」/第三節 「准御斎会」の象徴的意図/むすび
第六章 天皇家御願寺の執行・三綱
はじめに/第一節 天皇家御願寺の組織/第二節 執行の機能/第三節 寺院社会の中の天皇家御願寺/むすびにかえて
第三部 王朝仏事の事件史
第七章 摂関期の天皇家王権仏事
はじめに/第一節 一条天皇期の危機/第二節 大極殿での大規模仏事/第三節 清涼殿最勝講の設置/第四節 四円寺とその仏事/むすび
第八章 院政期の天皇家王権仏事
はじめに/第一節 白河親政・院政期/第二節 鳥羽院政期/第三節 後白河親政期・院政期/第四節 後鳥羽親政・院政期/むすびにかえて
第九章 摂関家仏事の展開
はじめに/第一節 摂関期/第二節 後三条親政期・院政期/むすびにかえて
第一〇章 鎌倉中後期の天皇家王権仏事
はじめに/第一節 後高倉皇統期/第二節 後嵯峨親政・院政/第三節 皇統分裂期/むすび
第一一章 鎌倉後期の天皇家御願寺
はじめに/第一節 六勝寺興行/第二節 天皇家御願寺の構造的問題/第三節 王朝社会御願寺の新しい試み/第四節 後醍醐による転換/むすびにかえて
結論
第一節 四つの支店/第二節 残された課題



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