書誌種別 |
図書 |
タイトル |
ジェンダー経済格差 |
サブタイトル |
なぜ格差が生まれるのか、克服の手がかりはどこにあるのか |
タイトルヨミ |
ジェンダー ケイザイ カクサ |
サブタイトルヨミ |
ナゼ カクサ ガ ウマレル ノカ コクフク ノ テガカリ ワ ドコ ニ アル ノカ |
人名 |
川口 章/著
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人名ヨミ |
カワグチ アキラ |
出版者・発行者 |
勁草書房
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出版者・発行者等ヨミ |
ケイソウ ショボウ |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2008.5 |
ページ数または枚数・巻数 |
7,282p |
大きさ |
22cm |
価格 |
¥3100 |
ISBN |
978-4-326-50305-6 |
ISBN |
4-326-50305-6 |
注記 |
文献:p261〜271 |
受賞情報 |
日経・経済図書文化賞 |
受賞の回 |
第51回 |
分類記号 |
366.38
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件名 |
女性労働
/
賃金
/
ワークライフバランス
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内容紹介 |
男性と女性と企業、三者間の協力・対立・駆け引き-。雇用制度と性別分業とビジネス慣行の相互依存構造を明らかにし、革新的企業によるワーク・ライフ・バランス社会実現の可能性を探る。 |
言語区分 |
jpn |
タイトルコード |
1009811079095 |
目次 |
序章 ジェンダー経済格差とは何か:課題と分析方法 |
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1.問題意識/2.国際比較/3.本書のアプローチ/4.本書の構成 |
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第1章 ジェンダー経済格差は男女の適性の違いから生じるのか:教育・就業選択の諸理論 |
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1.課題と構成/2.生物学的性差仮説と社会環境仮説/3.経済合理的選択仮説/4.まとめ |
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第2章 なぜ企業は女性を差別するのか<Ⅰ>:非合理的差別の諸理論 |
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1.課題と構成/2.差別の定義/3.嗜好による差別/4.非合理的差別の類型/5.まとめ |
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第3章 なぜ企業は女性を差別するのか<Ⅱ>:統計的差別の諸理論 |
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1.課題と構成/2.能力格差に基づく賃金差別のモデル/3.離職確率格差に基づく採用差別のモデル/4.政策的インプリケーション/5.まとめ |
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第4章 現実は理論を支持しているのか:差別の実証分析 |
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1.課題と構成/2.先行研究/3.データ/4.非合理的差別の検証/5.統計的差別の実証分析/6.まとめ/補論 記述統計量 |
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第5章 ジェンダー経済格差を生み出すメカニズムは何か |
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1.課題と構成/2.ジェンダー経済格差を生み出す構造/3.「企業における女性差別的雇用制度」と「家庭における性別分業」の相互依存関係/4.「企業における女性差別的雇用制度」と「WLBを無視したビジネス慣行」の相互依存関係/5.「家庭における性別分業」と「WLBのためのインフラの不備」の相互依存関係/6.企業による採用ゲームと国民による投票ゲームの結合/7.まとめ/補論 第3節のモデルの均衡の導出 |
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第6章 なぜ日本の雇用制度のもとでは女性が活躍しにくいのか |
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1.課題と構成/2.内部労働市場/3.日本的雇用制度と性別分業の相互依存関係/4.<企業における女性差別的雇用制度=家庭における性別分業>均衡からの脱却/5.まとめ |
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第7章 結婚や出産によって賃金はどう変わるのか:結婚・出産プレミアムの男女比較 |
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1.課題と構成/2.結婚プレミアム/ペナルティと出産プレミアム/ペナルティの定義/3.先行研究/4.データ/5.推定結果/6.まとめ/補論 記述統計量 |
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第8章 男女が働きやすい職場とは:均等化施策とワーク・ライフ・バランス施策が賃金と就業継続意欲に及ぼす影響 |
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1.課題と構成/2.予想される結果/3.分析方法/4.推定結果/5.まとめ/補論1 「社員が知っている育児支援制度数(個人属性調整済)」の導出方法/補論2 「本人以外の社員が知っている育児支援制度数(個人属性調整済)」の導出方法 |
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第9章 革新的企業では女性が活躍しているのか:コーポレート・ガバナンス/経営改革と女性の活躍 |
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1.課題と構成/2.データ/3.実証モデル/4.ステークホルダーと雇用制度/経営改革/5.推定結果/6.まとめ |
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終章 ワーク・ライフ・バランス社会実現をめざして |
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1.これまでの議論のまとめ/2.政府によるWLB政策/3.情報開示政策 |