書誌種別 |
図書 |
タイトル |
子ども虐待 |
サブタイトル |
多職種専門家チームによる取り組み |
シリーズ名 |
淑徳大学総合福祉学部研究叢書 |
シリーズ番号 |
28 |
タイトルヨミ |
コドモ ギャクタイ |
サブタイトルヨミ |
タショクシュ センモンカ チーム ニ ヨル トリクミ |
シリーズ名ヨミ |
シュクトク ダイガク ソウゴウ フクシ ガクブ ケンキュウ ソウショ |
シリーズ番号ヨミ |
28 |
人名 |
松田 博雄/著
|
人名ヨミ |
マツダ ヒロオ |
出版者・発行者 |
学文社
|
出版者・発行者等ヨミ |
ガクブンシャ |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2008.3 |
ページ数または枚数・巻数 |
9,327p |
大きさ |
22cm |
価格 |
¥4000 |
ISBN |
978-4-7620-1797-1 |
ISBN |
4-7620-1797-1 |
注記 |
文献:p302〜318 |
分類記号 |
367.6
|
件名 |
児童虐待
|
内容紹介 |
著者のこれまでの経験をもとに、医療・保健の子ども虐待とその防止、予防に対する考え方、手法、専門性について、医療保健分野以外の人にもわかるように解説する。 |
言語区分 |
jpn |
タイトルコード |
1009811068342 |
目次 |
第1章 虐待とはなにか |
|
第1節 子ども虐待(child abuse and neglect,maltreatment)/第2節 児童虐待防止等に関する法律による定義/第3節 古くて新しいこと/第4節 ファミリーバイオレンス(family violence)/第5節 子ども虐待は,小児の重大な疾患である/第6節 不適切なことば「虐待」/第7節 子どもの立場で/第8節 子ども虐待は,子どもの権利侵害である/第9節 親子心中・無理心中・一家心中/第10節 子育て困難の最重症型が子ども虐待である/第11節 愛着形成が障害されること/第12節 たかが50年,されど20年/第13節 虐待をする,特別な人がいるわけではない/第14節 虐待をする,特別な人がいる/第15節 ドメスティックバイオレンス(DV)の現場にいること,見ること/第16節 「虐待」と認識することで,さまざまな支援につなげることができる/第17節 虐待する親を罰するのではない,虐待する親も支援を必要としている/第18節 構造的虐待・専門職による虐待/第19節 日本の文化に根ざした対策の構築を |
|
第2章 子ども虐待は放置してはいけない・子ども虐待の予後は悪い |
|
第1節 脳の発達と発達の臨界期/第2節 子どもの命に関わることがある/第3節 幼児期・愛着障害と第四の発達障害/第4節 学童期・さまざまな問題行動と非行/第5節 思春期,青年期/第6節 世代間伝播/第7節 虐待体験は,脳に不可逆的な病変を残す/第8節 すくすくコホート研究 |
|
第3章 一般的な処遇・対応 |
|
第1節 医療モデルと情報の取得/第2節 発見/第3節 通告/第4節 処遇の検討・決定/第5節 安全の確保/第6節 在宅指導-再統合と地域での追跡と見守り/第7節 予防 |
|
第4章 子ども虐待の4類型と見極めのポイント |
|
第1節 身体的虐待(physical abuse)/第2節 性的虐待(sexual abuse)/第3節 ネグレクト(neglect)/第4節 心理的・情緒的虐待(psychological emotional abuse)/第5節 傷の見方/第6節 性的虐待の診察法 |
|
第5章 虐待の類型 |
|
第1節 揺さぶられ症候群(SBS)/第2節 代理によるミュンヒハウゼン症候群(MSBP)/第3節 医療ネグレクト(medical neglect)/第4節 事故によらない薬物中毒/第5節 非器質性発育障害(NOFTT)/第6節 障害児と虐待/第7節 ドメスティックバイオレンス(DV)と子ども虐待 |
|
第6章 周産期と子ども虐待 |
|
第1節 極低出生体重児は発達障害,被虐待のハイリスク児である/第2節 胎児への虐待/第3節 胎児と環境/第4節 新生児遺棄・新生児殺/第5節 人工妊娠中絶/第6節 生殖医療・不妊治療と虐待 |
|
第7章 医療機関と子ども虐待 |
|
第1節 医療機関で子ども虐待に取り組む理由/第2節 子ども虐待に病院職員は取り組まなければならない-杏林大学病院の理念を基に-/第3節 地域の中核病院の子ども虐待対応チーム/第4節 クリニック・市中病院での対応/第5節 医師・医療機関が虐待対応に躊躇する理由/第6節 医療機関の中のソーシャルワーカー(MSW)の役割/第7節 診断するということ/第8節 意見書・診断書の書き方/第9節 病病連携・病診連携/第10節 緊急時への対応/第11節 子ども虐待と医療費 |
|
第8章 亡くなった子どもから学ぶ・剖検とdeath review |
|
第1節 心肺停止状態で搬送され,死亡した事例/第2節 死亡例に対する対応/第3節 厚生労働省の死亡例検討/第4節 剖検制度・監察医制度がある地域はごく一部/第5節 臨床法医学(clinical forensic medicine)/第6節 子どもの死亡例の検討(Death Review)/第7節 臓器移植と子ども虐待 |
|
第9章 予防に勝るものはない |
|
第1節 虐待発症のメカニズムと虐待の予防/第2節 保健機関の役割・スクリーニング/第3節 さまざまな育児支援策/第4節 さまざまな保健施策,子育て支援策/第5節 妊娠期からの虐待ハイリスク家族への支援/第6節 妊娠・出産が変わってきている/第7節 母乳が見直されてきている/第8節 新生児訪問とこんにちは赤ちゃん事業/第9節 ノーバディーズパーフェクト(NP:Nobody's Perfect)/第10節 デベロップメンタルケア/第11節 エジンバラ産後うつ病質問票/第12節 乳幼児健診/第13節 中高生のふれあい体験/第14節 性教育と虐待/第15節 チャイルドライン/第16節 電話相談/第17節 オレンジリボンと児童虐待防止推進月間/第18節 子育ち支援/第19節 safe community(WHO) |
|
第10章 要保護児童対策地域協議会と地域ネットワーク |
|
第1節 要保護児童対策地域協議会/第2節 ネットワーク構築には歴史がある・東京都三鷹市の紹介/第3節 ネットワークの適切な機能/第4節 それぞれの機関・組織内の連携/第5節 「見守り」という曖昧なことば |
|
第11章 構造的虐待・支援者が気をつけること |
|
第1節 専門職による虐待/第2節 援助者の精神保健,元気でなければ対応はできない/第3節 一緒にやりましょう |